〈市内散歩〉裏路地散歩(3)―単焦点35㎜レンズで(2025年1月18日)
11時30分から2ヶ月に一度の眼科診察があって、5分ほどの診察で12時前には自由になった。眼科医院は、街中の裏路地にあるのでそこから裏路地散歩を開始した。仙台駅と東二番丁、南町通と広瀬通に挟まれた区域を歩く予定だ。前回の朝市を含むブロックの北に隣接する区域である。 この区域には一番町から駅まで続く中央通り(クリスロード)という人通りの多いアーケード街があるのでその近くの路地は楽しめそうな感じがする(人通りが多すぎると写真を撮るのが難しいということもあるが)。 東二番丁と広瀬通の交差点の近くにある眼科医院から南の青葉通まで歩き、東側の次の路地を広瀬通まで北行し、途中で交差する路地に入っては戻るということを繰り返して仙台駅まで行き、そこから青葉通と南町通を西へ向かいながらうろうろと歩きまわった。 中心街のこのあたりの路地はほとんどまっすぐに大通りを越えて続いている。大通りの向こうに続く路地を望遠レンズで看板や電柱の距離感を圧縮して写したら面白いだろうと思ったり、狭い路地では広角レンズで撮ったら面白い写真になるだろうと考えたり、そんな場面がけっこうあった。それを我慢して単焦点35㎜レンズでシャッターを切っていると、なんとなくカメラ修行をしているなあという気分にはなるのだ。 とはいえ、何度も何度も同じ場所に行けるわけではないので、ズームレンズや広角レンズも持って歩くのが良いのではないかと悩み始めている。単焦点レンズ1本だけでのカメラ修行の挫折か、意味ある転身になるのか、全く判断できないので、これは保留するしかない(つまり、なりゆき任せということ)。 ほぼ歩き終わって昼食を採ろうと思ったが、昼時でどの店も満杯だった。予定していた中華料理店では路上に列をなして待っている状態だった。それで、少し歩き戻って、先ほどとても狭い路地で見つけた小さな中華料理店に行ってみた。 お客さんもそこそこ入っていたもののすぐに座れて、おいしい五目ラーメンを食べることができた。裏路地の撮影散歩であまりいい写真は撮れなかったが、おいしい五目ラーメンにすぐにありつけたというのは散歩の功徳ということにする。読書や絵画鑑賞のブログかわたれどきの頁繰り(小野寺秀也)日々のささやかなことのブログヌードルランチ、ときどき花と犬、そして猫