ES細胞、完全な捏造 患者DNAと一致せず 南朝鮮
本日は旧暦十二月一日。師走、雪下りて麦出ずる。 独自の文化・文明が未発達のまゝ他国の統治によって近代化が進んだ国は独立後、旧宗主国への憧れを示すのが普通であるが、朝鮮の場合は強烈な劣等感が残ったと思われる。 大日本帝國統治以前の朝鮮は明に国名を決めて貰うなど、支那を宗主と仰いでいたと考えられる。長幼の序を重んじる国柄で、しかも中華思想に染まっているため「支那・朝鮮・日本」という序列が存在すると思いこんでいるから日本に統治された事は歴史上最大の汚名と感じているに違いない。 歴史的に見れば世界中が帝國主義に染まり覇権競争をしていた時代に前時代の体制のまゝで自らの手で自国を守るすべを持たない国が強国の庇護下に入るのは当然の成り行きであり、朝鮮があの時代に独立を保てなかったのは自業自得であると思うべきである。 ただ、日本側から見れば、朝鮮半島に他の列強の勢力が入ってこれなくすればそれで良いのであるから必ずしも併合する必要は無かったという議論はあるであろう。 さて、この日本に対する強烈な劣等感を、北朝鮮は支那に取り込まれる事によって、南朝鮮はあらゆる分野に於て日本を負かす事によって克服しようとしているように思える。 一見、南朝鮮の方が真っ当なやり方のようだが、いかんせん実力が伴わないので、勢い不正に走る事になる。 昭和六十三(一九八八)年のソウル・オリンピック、平成十四(二〇〇二)年のW杯など、スポーツの世界では南朝鮮の不正は周知の事実となっているが、今回の論文捏造で科学技術の分野でも不正を働いていた事が明るみとなった。ES細胞、完全な捏造 患者DNAと一致せず 韓国【ソウル=久保田るり子】韓国ソウル大の黄禹錫ファン・ウソク)教授によるヒトクローン胚はいからの胚性幹細胞(ES細胞)研究についての捏造ねつぞう疑惑を調査している同大調査委員会は二十九日、二回目の中間調査結果を発表し、黄教授が今年五月に米科学誌「サイエンス」に発表した論文で作成したとするES細胞は「全く存在していない」と指摘。論文は完全な捏造であったことが確認されたと結論付けた。 黄教授は論文で「患者の皮膚細胞をもとにヒトクローン胚から十一個のES細胞をつくった」と発表したが、調査委は二十三日、二個のES細胞をもとに十一個分のデータを捏造したと断定した。 今回の発表では、この二個が難病患者の体細胞を利用してヒトクローン胚からつくったES細胞なのかが焦点となったが、DNA分析でいずれも患者のDNAとは一致せず、ヒトクローン胚ではなく、研究に協力していた病院で保管していた受精卵からのES細胞だったことが判明した。 これとは別に黄教授が冷凍保存していた五個についても同病院の受精卵からのES細胞とDNAが一致した。 調査委の盧貞恵ソウル大生命科学部教授は「患者の体細胞のDNAと一致するES細胞を見つけることができず、作成したという証拠もなかった」と断定した。 黄教授はヒトクローン胚からES細胞をつくったが、二個は何者かによってすり替えられたと主張し、検察当局に捜査依頼書を提出しているが、調査委は「事実関係について調査委員会が明らかにする範囲ではない」と述べるにとどまった。 調査委は一月中旬に最終調査結果を発表する予定だ。平成十七年 十二月三十一日 ジミ・ヘンドリクス「車で南へ」を聴きながらコメント・トラックバックは予告無しに削除する場合があります。あらかじめご了承下さい。