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カテゴリ:政治 政治史 行政
アフリカ諸国に対するイギリスの債権は日本の千分の一である。そのイギリス政府のお先棒を担いでやって来たロックスターが日本に債権を放棄しろ、援助をもっと増やせ、アフリカからの輸入を増やせ、もっと高い値段で買え、と言っている。 イギリスがアフリカへの武器輸出で儲けていることをこのロックスターは知っているのだろうか? ライブ8出演者 ・マライア・キャリー ・エルトン・ジョン ・ポール・マッカートニー ・スティング ・U2 ・ボブ・ゲルドフ ・マドンナ ・ザ・キュアー ・クロスビー,スティルス&ナッシュ ・ブライアン・ウィルソン ・デイヴ・マシューズ・バンド ・スティーヴィー・ワンダー ・ジャミロクワイ ・ユッスー・ンドゥール ・デュラン・デュラン 英国式無銭外交 日本の褌で老獪相撲(続き) 英国も手を打った。今にして思えば、実にスマートなやり口で、その一つが九六年に英国で誕生したNGO「ジュビリー2000」だった。その掲げる看板がいい。「サハラ以南」の極貧諸国が先進国ODAの債務支払いに苦しんでいる。「このさい債権国は債務を帳消しにするべきだ」と。 これに続くのが、昨年末のクレア・ショート英国際開発省長官の演説である。彼女は今のODAの仕組みが歪んでいる、日本などはヒモ付きのODAで援助国を食い物にしている「無慈悲な恐竜だ」とまでいう。そして「どうでしょう。ODAを各国がばらばらに行うのではなく、その資金を公正な機関が預かり、最貧国のためになる形で運用するというのは」。 外務省に言わせれば、彼女のいう日本のヒモ付きローンは一割もない、「ろくにカネも出さずによく言うぜ」と悔しがるが、そういううそを真実らしく、かつ説得力豊かに言いおおせるところが何とも心憎い。 おかげで、というか、事前の打ち合わせ通りというか、クリントン大統領も「エイズ問題は国際協調で」と言い出し、今度の沖縄サミットでは彼女の主張も「ジュビリー2000」の運動もそのまま通りそうな雰囲気なのだ。 そうなれば英国は日本のODAで英連邦最貧国にばんばん病院を作れ、同時に英本国の財政負担も大幅に減らせることになる。 さらに日本の債権帳消しにでもなれば、そういう国々の武器代金滞納もなくなるし、もっと武器を売り込める期待も生まれる。 外交とは、いかに格好よく、いかに自国に都合よくコトを運べるかの戦略だとショート女史はほのめかす。日本語に訳せば「いかに美しく人の褌(ふんどし)で相撲を取れるか」ということである。 高山正之「世界は腹黒い」より イギリスはアフリカへの武器輸出で儲けているのだが、そもそもアフリカが武器を必要とするわけは、部族間の争いがあるからである。 しかし、その部族闘争を生み出したのは他ならぬイギリスを始めとする欧米諸国である。いわゆる「分割統治」という奴だ。 明日からは欧米人がアフリカで犯した大罪の数々を紹介する。 平成十七年 六月二十二日 Sly & the Family Stone "Africa Talks To You" を聴きながら
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