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川村けんとの「いい加減にします!」

2005年10月10日
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テーマ:皇室(73)
カテゴリ:歴史 傳統 文化

 今年は紀元二六六五年と言うことになっているが、水増しがあるというのが通説である。実際は二千年前後か。水増しは六十年単位で行われたというから、もしかすると皇紀元年は西暦元年と同じ年だったかもしれない。
 しかし二千年続いた血統というのは、それだけで守るべき価値が生ずる。万物流転、盛者必衰のこの世にあって天皇家の血筋が二千年も続いたというのは、他国の王朝が滅ぼしたり滅ぼされたりの繰り返しであったことと較べて、日本が平和国家であり、日本人が平和的民族であったことの証ではないだろうか。
 先の敗戦によって日本は占領軍が作った「平和憲法」を受諾させられた。戦争を放棄し戦力及び交戦権を否認して平和になったはずだったのだが、今になって皇統断絶問題が起こるとは、何とも皮肉なことである。



 さて本日は、

「Voice」平成十六年九月号
  女性天皇容認論を排す
男系継承を守るため旧宮家から養子を迎えればよい
    八木やぎ秀次ひでつぐ 高崎経済大学助教授

より二回目。
 個人的には染色体の話は後知恵であり、昔の人達が経験的に知っていたとも思わないが、それはそれとして、もし男系が神武天皇の染色体を引き継いでいるというのであれば、是非とも男系という制度は存続させるべきであろう。
 旧宮家が皇族の身分を離れられたのは占領軍の指示による物だという事なので、この際無かった事にして、皇族に復帰されれば宜しいのではないかと思う。



八木秀次 女性天皇容認論を排す
旧宮家から養子を迎えればよい 二

遺伝学の見地から考える

 ここで考えなければならないのは、先人たちはなぜここまでして男系継承にこだわってきたのかということである。すでにいくつかのテレビ番組でもその一端を述べたが、最近、ある方面から示唆を受けて皇位継承の問題を遺伝学の見地から考えてみた。
 よく知られているように、男性の性染色体はXY、女性の性染色体はXXである。これが次の代に継承されていくことになるが、初代の男性の染色体をX1Y1とし、女性のそれをXaXbとした場合に、二人のあいだに生まれた二代目の染色体の組み合わせは、X1Xa、X1Xb、XaY1、XbY1の四通りのパターンである。二代目がまた外部の男女と結婚して、その間に生まれる子供ということで、ずっと系統図を描いていくと、初代の男性の血筋は男系でなければ継承できないことがわかる。




 初代の男性のY染色体(Y1)は、どんなに直系から血が遠くなっても男系の男子には必ず継承されている。逆に女系では同じ男性でも初代のX1染色体を継承している人と、そうでない人が出てくる。長男は継承し、次男は継承していない場合もあり、その逆のケースも考えられる。つまり、女系の男子が皇位を継承した場合には、この人は、もはや初代・神武天皇の染色体を継承していないということになる。
 そもそも天皇の天皇たるゆえんは、神武天皇の血を今日に至るまで受け継いでいるということである。それ以外の要素は付随的なものにすぎない。
 わが国の「万世一系」の天皇とは、何か特別に能力が優れているとか、人格が優れているといった能力原理で成り立っているのではない。もちろん歴代の天皇のなかには能力や人格の面において優れた方がいらっしゃったことも事実だが、それは天皇の本質的な属性ではない。



天皇という存在は完全なる血統原理で成り立っているものであり、この血統原理の本質は初代・神武天皇の血筋を受け継いでいるということにほかならない。
 むろん、昔の人たちはこのような科学的な根拠を知って男系継承をしていたわけではない。しかし、男系でなければ血を継承できないということを経験的に知っていたのではないかと思われるのである。はたしてこのような説明が科学的に正しいのか、あるいは皇統についての説明として適切なのかについては、私はわからない。専門家にご教示いただきたいと思う。
 科学的な根拠はともかく、百二十五代の皇統は一筋に男系で継承されてきたという事実の重みは強調してもしすぎることはあるまい。百二十五代の長きにわたって一貫して男系継承されている皇統を、たかだか現在生きているにすぎない現代人がその浅はかな知恵で簡単に女系に移行させていいものかと思う。



 私は保守主義者を自任しているが、保守主義の中心原理に「時効(プレスクリプション)」というものがある。時間の効力というほどの意味であるが、幾世代を経て継承されてきたものは、その時々の人々の慎重な判断と取捨選択の末に残ってきたものであり、それゆえに正しいものであるということである。
 皇位継承の問題でいえば、百二十五代にわたって、ただの一度の例外もなく、苦労に苦労を重ねながら一貫して男系で継承されたということは、これはもう完全なる「時効」というべきものである。なにも保守主義の立場からの説明をする必要はないが、それだけ百二十五代の積み重ねは重いということである。
 以上のように、これまで皇統は一貫して男系で継承されてきたということを考えるならば、男系継承という線は最後のギリギリまで譲ってはならない。



 私とて、女性天皇に絶対反対ということではない。男系継承という道を探して、万策尽きた場合には女性天皇も女系天皇もやむをえないと思う。しかし、今日の女性天皇容認論は男系継承の道をとことん探った末の結論とは思えない。さらにいえば、男系継承の意義をわかったうえの見解とも思えない。
 要は優先順位の問題であると思う。私の立場からは、男系継承は最後の最後にどうしてもということでなければ譲ってはならない原理である。男系継承の道を徹底的に探って、それで万策尽きれば女性天皇も女系天皇もやむをえない、これが私の立場である。



旧十一宮家の方々の皇籍復帰を

 そうであれば、男系継承を続けていくためには具体的にどうすればいいかという話になる。その際、考えておくべきことは、現存の宮家は男のお子様がいらっしゃらないためにすべて絶えることになるということである。そのような環境のなかで側室制度のない一夫一妻制は、特定の妃殿下に絶対に男のお子様を産んでいただかねばならないというプレッシャーをお掛けすることになる。
 皇太子妃殿下のご病気の原因も根本的にはそこにあると思われるが、それを回避するためには、やはり人為的に宮家の数を増やすことが必要になってくる。一夫一妻制の宮家の数を増やすことによって、男系の男子のご出産が可能である環境をつくっていくということである。そうすれば、特定の妃殿下にお世継ぎご出産のプレッシャーが掛かることはなくなるだろう。




 では宮家の数を増やすにはどうすればよいか。論者のなかには女性宮家を創設してはどうかという意見もある。しかし、女性宮家は女性天皇と同様、女系であり、そこにお生まれになった男子が皇位を継承されることになれば、その方は女系の天皇になってしまう。このような例は過去になく、その意味では女性宮家の創設も男系継承という皇位継承の原理を壊してしまう。
 そうなると結局、昭和二十二年(一九四七)十月にGHQの指導によって皇籍離脱を余儀なくされた旧十一宮家の系統の方々に、皇籍に戻っていただく以外に方法はない。
 旧十一宮家は傍系ではあるが、男系であり、神武天皇以来の血筋を引いている家系である。しかもそこにはかなりの数の男子がいらっしゃる。



具体的にはこの方々をどうするのかということになってくるが、一つの案は「皇室典範」第九条の「皇族は、養子をすることができない」という規定を改正して皇族が養子を迎えることができるようにする。
 もちろん、養子の対象は旧十一宮家の皇統に属する男系男子である。たとえばこの方々が、高松宮家や常陸宮家など男子の継承者が存在せず、いずれ廃絶することが確実な宮家の養子となるかたちで皇籍に復帰される。こうすることで宮家が存続する。別の見方をすれば宮家が一部復活することになる。そしてこの方々が紀宮殿下をはじめ現在の内親王や女王と結婚され、そこに男のお子様がお生まれになれば、そのお子様が皇位継承資格者となる。
 もう一つは『週刊現代』七月三日号で旧宮家に属する方が提案されているように、旧十一宮家に属する男系の男子が現在の内親王や女王と結婚された場合は皇籍に復帰できるようにする方法である。



なおこれは女性宮家の創設ではない。男系の宮家が復活ないし創設され、そこに内親王や女王が嫁がれ、妃殿下となられるということである。
 皇女の嫁ぎ先として宮家が新設されることは過去にも例がある。そして、このことによって男系の男子がお生まれになる環境づくりをしていく。そういう宮家が複数あればどこかで必ず男子はお生まれになるはずで、この方々が皇位を継がれるのであれば、過去にも同じようなケースは幾度もあり問題もない。
 このように旧十一宮家を活用したかたちで、男系宮家を存続ないし復活させる方法がある。要するに男系継承を維持していく方法はまだまだあるということであり、皇統が女系に移る女性天皇を容認するよりも、そちらのほうに多くの知恵を絞るべきだと思う。



 論者のなかには、皇族が増えるのは国家財政上問題があると指摘する人もいる。しかし森暢平氏の『天皇家の財布』(新潮新書、二〇〇三年)によれば、宮家は昨年度の予算で当主の基本定額が三〇五〇万円、妃殿下は半額の一五二五万円、といった具合にわずかの予算で運営されている。大幅に宮家の数が増えるのではなく、現在の七宮家程度で宮家の数が保たれるのであれば、まったく問題ないのではないか。


平成十七年 十月十日
 平山美代子、高山得子、松本俊枝
「皇太子さまお生まれになった」を聴きながら






最終更新日  2006年12月26日 11時57分01秒
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