川村けんとの「いい加減にします！」

　旧暦十月廿七日。神無月かんなづき、鮭群がる。

　昭和二十二年、國際連合が日本に押し付けたのが「教育基本法」である。「國」「社会」「家族」「宗教」といった現実がスッポリ抜け落ちた空虚な条文がその後日教組などの反日勢力に悪用され、今日のいじめ自殺や学級崩壊など、数々の教育問題を招いた。
　今回の教育基本法改正は「國」「社会」に関して改善された物で、「家族」「宗教」に関して更なる改正が望まれる。

《父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ》教育勅語より

改正教育基本法が成立「公共の精神」強調

　安倍内閣が最重要法案と位置付けていた改正教育基本法が十五日夕の参院本会議で、自民、公明の与党の賛成多数で可決、成立した。「教育の憲法」と呼ばれる教基法の改正は昭和二十二年の制定以来初めて。

抜本的な見直しにより「公共の精神」の重要性を強調、教育の目標に「我が国と郷土を愛する態度を養う」ことなどを掲げた。
　改正教基法は十八条からなり、前文では「伝統を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する」と明記。新たに「生涯学習の理念」「家庭教育」などの条項を盛り込んだほか、政府は教育振興基本計画を定め、国会に報告、公表すると規定した。
　国会審議を通じて「愛国心」をめぐる評価の在り方が大きな焦点となったが、安倍晋三首相は「内面に入り込んで評価することはない」とする一方で、「どういう伝統や文化を持っているかを学習する態度を評価する」とした。
　民主、共産、社民、国民新の野党四党は改正教基法の撤回や廃案を主張。衆院では、野党が委員会での与党単独採決に反発して審議を拒否するなどして抵抗した。民主党が参院へ対案として提出した日本国教育基本法案は廃案となる。

　改正教基法は小泉前内閣が先の通常国会に提出したが、継続審議となっていた。

平成十八年十二月十五日午後八時五十四分 産經新聞

　舊暦十月廿七日。神無月かんなづき、鮭群がる。

　昭和二十二年、國際聯合が日本に押し附けたのが「教育基本法」である。「國」「社會」「家族」「宗教」と云つた現實がスッポリ拔け落ちた空虚な條文が其の後日教組などの反日勢力に惡用され、今日のいぢめ自殺や學級崩潰など、數々の教育問題を招いた。
　今囘の教育基本法改正は「國」「社會」に關して改善された物で、「家族」「宗教」に關して更なる改正が望まれる。

《父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ》教育敕語より

改正教育基本法が成立「公共の精神」強調

　安倍内閣が最重要法案と位置附けてゐた改正教育基本法が十五日夕の參院本會議で、自民、公明の與黨の賛成多數で可決、成立した。「教育の憲法」と呼ばれる教基法の改正は昭和二十二年の制定以來初めて。拔本的な見直しにより「公共の精神」の重要性を強調、教育の目標に「我が國と郷土を愛する態度を養ふ」ことなどを掲げた。
　改正教基法は十八條からなり、前文では「傳統を繼承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する」と明記。新たに「生涯學習の理念」「家庭教育」などの條項を盛り込んだほか、政府は教育振興基本計劃を定め、國會に報告、公表すると規定した。
　國會審議を通じて「愛國心」をめぐる評價の在り方が大きな焦點と成つたが、安倍晉三首相は「内面に入り込んで評價する事はない」とする一方で、

「どう云ふ傳統や文化を持つてゐるかを學習する態度を評價する」とした。
　民主、共産、社民、國民新の野黨四黨は改正教基法の撤囘や廢案を主張。衆院では、野黨が委員會での與黨單獨採決に反撥して審議を拒否するなどして抵抗した。民主黨が參院へ對案として提出した日本國教育基本法案は廢案と成る。
　改正教基法は小泉前内閣が先の通常國會に提出したが、繼續審議と成つてゐた。

平成十八年十二月十五日午後八時五十四分 産經新聞

　愛子内親王殿下は男系女子なので、民間男子との間に設けられた御子様は「女系」でも「男系」でもない。

　従って今次の皇室典範改正問題の論点は「女系天皇を容認するか否か」ではなく「男系天皇を放棄するか否か」である。