テーマ:経済(42)
カテゴリ:經濟
旧暦十一月廿一日。霜月、鹿角おつる。 昨平成十八年五月に、経済同友会が小泉首相の靖国神社参拝自粛を求めた「今後の日中関係への提言」を採択した。 さすがに経済同友会の中でも、こんな反対意見もあったようだ。 《靖国問題で小泉純一郎首相が戦っているのに中国につけ込まれるだけではないか。同友会が舵を切ったと思われたら大変だ。靖国には触れないのが適策ではないか。 この最後の意見に関しては、北城恪太郎代表幹事(日本IBM会長)は、「提言は『小泉』と書いているのでなく、後継首相の問題もあることも含め書いてある」と述べた。 《出席者の一人は「靖国参拝をしない候補を後押しする効果を狙ったといわれても仕方ない」とみる。提言に唐突感を抱く幹事もおり、大浦溥氏(アドバンテスト相談役)は「歴史の検証が不十分なままで、最初から結論ありきの提言だったのでは」と語る。》[一] 日本を代表する企業の経営者の中には、「商売と政治は別だ」という程度のことすらわきまえない人間がいたのである。 《「小泉首相は適切に判断して行動している。経団連は過去に(靖国神社に関する見解を)とりまとめたこともないし、これからも予定はない。それは政治の仕事だ」と述べて距離を置く姿勢を示した。その上で、「靖国参拝が中国との経済関係で障害になっていることはない」と断言した。》[二] ここで御手洗会長は、靖国参拝に関する意見を述べることは、経済団体としての仕事ではない、との原則を明確に述べている。 二人とも大企業の経営者で、その経営能力は非凡なものだろうが、人間としての深みにおいては、大変な違いがありそうだ。願わくば、良貨が悪貨を駆逐して、見識ある人が財界を指導して欲しいものだ。 ■参考■ 一、産経新聞、「同友会『靖国自粛を』 総裁選念頭に提言 北城代表幹事、採決で示唆」、平成十八年六月八日、東京朝刊、一頁 国際派日本人の情報ファイル 平成十九年 十二月卅日 上高田少年合唱団「ビッグX」を聴きながら 愛子内親王殿下は男系女子なので、民間男子との間に設けられた御子様は「女系」でも「男系」でもない。 男┌女…雑系女子 ├┤ ┌女└男…雑系男子 男 ┌女…雑系女子 │ ├────┤ (神武天皇) 女│女┌女…男系女子=愛子内親王└男…雑系男子 ├┤├┤ 神倭伊波礼毘古命┌男└男└男…男系男子=悠仁親王 ┌女…男系女子 │ │ │ ├────┤ │ │ │┌男…双系男子 女 └男…男系男子 ├────┤ ├┤ │ │ │└女…双系女子 │ │ │ 多多良伊須気余理└女┌女┌女…女系女子 ├┤├┤ 男│男└男…女系男子 │ └男┌女…雑系女子 ├┤ 女└男…雑系男子 従って今次の皇室典範改正問題の論点は「女系天皇を容認するか否か」ではなく「男系天皇を放棄するか否か」である。 コメント・トラックバックは予告無しに削除する場合があります。あらかじめご了承下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年12月30日 19時33分33秒
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