川村けんとの「いい加減にします！」

　旧暦十一月廿二日、下弦の月。霜月しもつき、鹿角おつる。

刑務所の立てこもり、「ピザ」配達で人質解放

　オーストラリア南東部タスマニア島ホバートの刑務所で七日午後、約二十人の受刑者が刑務官らを人質にして立てこもる騒ぎが起こった。受刑者は、食事や待遇の改善を要求。駆け付けた警察などが交渉したところ、十五枚のピザを刑務所内に配達することで話が決着し、人質は全員九日朝までに、無事解放された。けが人はいなかった。
　地元紙などによると、立てこもりが発生したのは、重要犯罪の受刑囚が収監され、警備が厳しいリスドン刑務所。タスマニアの観光地ポートアーサーで平成八年四月、観光客らに向かって銃を乱射し、三十五人を射殺して終身刑を受けたマーティン・ブライアント受刑囚が収監されている。

　騒ぎを起こした受刑者は、刑務所の受付などを占拠し、窓を割ってコンピューターや家具を壊し、受刑者記録を燃やすなど大暴れしたが、けが人は出なかった。
　また、作業内容と更正プログラムの充実や監房混雑の緩和、医療サービスの向上など、二十四項目の改善要求を提示した。
　さらに、七日夜には、ピザ七枚とコカコーラ六本、ガーリックトースト二十枚を要求。食料と医薬品を差し入れなければ、人質となった刑務所長の指を、一本ずつ切り落とすと脅していた。
　しかし、交渉の結果、十五枚のピザを差し入れし、提示された二十四項目を検討することで、話し合いがまとまった。ピザは、人質の刑務官が解放された後に届けられた。ピザに満足した受刑者は九日早朝、最後の人質を解放した。
　（平成十七年五月九日 午後十時十九分 ロイター）

【正字正假名遣ひ】舊暦十一月廿二日、下弦の月。霜月しもつき、鹿角おつる。

刑務所の立てこもり、「ピザ」配達で人質解放

　オーストラリア南東部タスマニア島ホバートの刑務所で七日午後、約二十人の受刑者が刑務官らを人質にして立てこもる騒ぎが起こつた。受刑者は、食事や待遇の改善を要求。驅け附けた警察などが交渉したところ、十五枚のピザを刑務所内に配達する事で話が決着し、人質は全員九日朝までに、無事解放された。けが人はゐなかつた。
　地元紙などによると、立てこもりが發生したのは、重要犯罪の受刑囚が收監され、警備が嚴しいリスドン刑務所。タスマニアの觀光地ポートアーサーで平成八年四月、觀光客らに向かつて銃を亂射し、三十五人を射殺して終身刑を受けたマーティ

ン・ブライアント受刑囚が收監されてゐる。
　騒ぎを起こした受刑者は、刑務所の受附などを占據し、窓を割つてコンピューターや家具を壞し、受刑者記録を燃やすなど大暴れしたが、けが人は出なかつた。
　また、作業内容と更正プログラムの充實や監房混雜の緩和、醫療サービスの向上など、二十四項目の改善要求を提示した。
　更に、七日夜には、ピザ七枚とコカコーラ六本、ガーリックトースト二十枚を要求。食料と醫藥品を差し入れなければ、人質と成つた刑務所長の指を、一本づつ切り落とすと脅してゐた。然し、交渉の結果、十五枚のピザを差し入れし、提示された二十四項目を檢討する事で、話し合ひがまとまつた。ピザは、人質の刑務官が解放された後に屆けられた。ピザに滿足した受刑者は九日早朝、最後の人質を解放した。
　（平成十七年五月九日 午後十時十九分 ロイター）

　愛子内親王殿下は男系女子なので、民間男子との間に設けられた御子様は「女系」でも「男系」でもない。

　従って今次の皇室典範改正問題の論点は「女系天皇を容認するか否か」ではなく「男系天皇を放棄するか否か」である。