テーマ:日本の伝統と文化 二(42)
カテゴリ:歴史 傳統 文化
謹賀新年 明けまして 平成二十年元旦 旧暦十一月廿三日、天台宗大師講。霜月、雪下りて麦出ずる。 正月と云ふことで、宮内庁「天皇皇后両陛下のお歌(平成十九年から)」より天皇皇后兩陛下が平成十九年にお詠みに成つたお歌を。 御製(天皇陛下のお歌) 大相撲一月場所 外国の リンネ生誕三百年にあたりウプサラを訪ふ 二名法 ラトビア占領博物館 シベリアの 新潟県中越沖地震 被災せし 福岡県西方沖地震より二年半余玄界島を訪ねて なゐにより 天皇陛下の御製について 第一首 本年一月、天皇陛下は皇后陛下とご一緒に国技館にお出ましになり、一月場所十三日目の取り組みを御覧遊ばした。この御製はその折のことをお詠みになったものである。 第二首 本年五月、両陛下はスウェーデン国の招待により、二名法を確立し分類学の祖と仰がれているリンネが教授を務めたウプサラ大学で生誕三百年を祝う催しが行われることから、スウェーデン国王王妃両陛下とウプサラの地をご訪問になった。この御製はその折のことを詠まれた ものである。 第三首 スウェーデン国・エストニア国御訪問の後、両陛下ははじめてラトビア国を御訪問になり、同国の厳しい歴史の一端に触れられた。この御製は、シベリアに抑留されたラトビア人の苦難を中心テーマとするラトビア占領博物館を訪問された際、同地に抑留された日本の軍人にも思いを致されて詠まれたものである。 第四首 本年七月の新潟県中越沖地震は、大きな被害をもたらし、多くの人々が夏の暑い日々を避難所に暮らした。両陛下は被害状況を深くご案じになり、被災地を訪問さ れ、人々を励まされた。この御製は、被災地の人々を案じてこられたお気持ちをお詠みになったものである。 第五首 本年10月、両陛下は2年前の3月に発生した福岡県西方沖地震の被災地を御訪問になり、当時住民が全島避難した玄界島では戻ることのできた島民の一人ひとりを励まされた。この御製は、船で玄界島に到着される両陛下を島の子供達が島鷹太鼓と呼ばれる太鼓でお迎えしようとする様子を詠まれたものである。 第五十八回全国植樹祭(北海道) 苫小牧の 第六十二回国民体育大会(秋田県) 競技場に 第二十七回全国豊かな海づくり大会(滋賀県) 古き湖に 皇后陛下御歌 リンネ生誕三百周年 自らも 玄界島 洋中の 滋賀県「豊かな海づくり大会」 手渡しし 皇后陛下の御歌について 第一首 分類学の父、リンネの生誕三百年にあたり、本年五月、両陛下はスウェーデン、英国両国の要請に応え、まずリンネが研究生活を送ったウプサラを御訪問、大聖堂と大学における式典に臨まれ、次いでリンネの標本の大多数を所持するロンドンのリンネ協会において、陛下は基調講演を行われました。この御歌はご自身分類の研究者であられる陛下の、この時のウプサラ御訪問をお詠みになったものです。 第二首 本年十月、両陛下は二年前の福岡県西方沖地震により 全島民が避難を余儀なくされた玄界島を訪問されました。この御歌は被災後、島を離れ、福岡市内の施設に避難した島民のうち四百人余りが帰島し、島での生活を始めたことに安堵されると共に、島人の今後を思われつつ離島された時のお気持ちを詠まれたものです。 第三首 本年十一月、両陛下は滋賀県を訪問され、内水面地域では始めての開催となる「全国豊かな海づくり大会」に御臨席になりました。この御歌は、琵琶湖の水質を整えるために植えられるよう手渡された葭の苗が若い漁業後継者に抱かれるようにして植栽の予定地である湖岸に運ばれていく様をお詠みになったものです。 平成廿年 一月一日 アンサンブルボッカ「行け行け飛雄馬」を聴きながら 愛子内親王殿下は男系女子なので、民間男子との間に設けられた御子様は「女系」でも「男系」でもない。 男┌女…雑系女子 ├┤ ┌女└男…雑系男子 男 ┌女…雑系女子 │ ├────┤ (神武天皇) 女│女┌女…男系女子=愛子内親王└男…雑系男子 ├┤├┤ 神倭伊波礼毘古命┌男└男└男…男系男子=悠仁親王 ┌女…男系女子 │ │ │ ├────┤ │ │ │┌男…双系男子 女 └男…男系男子 ├────┤ ├┤ │ │ │└女…双系女子 │ │ │ 多多良伊須気余理└女┌女┌女…女系女子 ├┤├┤ 男│男└男…女系男子 │ └男┌女…雑系女子 ├┤ 女└男…雑系男子 従って今次の皇室典範改正問題の論点は「女系天皇を容認するか否か」ではなく「男系天皇を放棄するか否か」である。 コメント・トラックバックは予告無しに削除する場合があります。あらかじめご了承下さい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月05日 11時12分40秒
コメント(0) | コメントを書く
[歴史 傳統 文化] カテゴリの最新記事
|
|