移り行く季節の狭間で想う事

言葉の教室って

うちの市には、一ヶ所だけことばの教室がある。
たまたま、こうちゃんが通っている小学校の校内にあるので助かっている。
先生は4人。受け持ちは市内の幼児から小6までの児童。
はっきりと数はしらないが、100をはるかに超えた人数であるのは確か。

とても人気?があり、希望者が多数。入りたくても順番待ちとか、待機の児童もかなりいると聞く。

どんな指導をするのか?

これも、その子供によりけり・・・らしいけど、
こうちゃんの場合。

幼稚園の時は、プリントをしていた。
迷路、いちごやバナナの数をかぞえる。どちらが多いか?とか、そんな、お勉強中心。その後、親とも話しをしてくれる。

よその子供の話をきいたら(そのこはADHD)ずーーっと先生とおままごとをしたりするらしい。

小学校にあがってからは、同じ校内ということもあるのだろうが、週1回、授業中に言葉の教室の担当の先生が付き添うかたち。さりげなくフォローをしていたということだった。
で、親との話は一切なしのまま一年がすぎる。
音読が苦手なこうちゃんの教科書に読みやすいように線をひいたりしてくれていた。

2年生になってからは、また放課後の個人授業に変わる。
週に1回、1時間。先生と1対1.
内容はプリント中心。絵を見て関係のあるものを選ぶとか、音読の練習。(こうちゃんは「つ」が「ちゅ」になったり、「だ行」と「ラ行」がごっちゃになったりする。
ぶどう→ぶろう
だいすき→らいすき  など)
パソコンなども使っている。

その後、親とも話をしてくれる。
とても手厚い。でも、それは「重い」ということなのか・・・とちょっと気になる。

他の子の話を聞くと、グループ指導の場合もあるらしい。
指導の回数もまちまち。月1だったり、一学期に1回だったり。在籍していても指導は無い場合もあるらしい。
指導を受けていても、「もう大丈夫でしょう」と卒業になる場合もある。

あ、もちろん指導はすべて無料。
「お得よねーーー」といわれることもあるけど、う・・・んそうなのか?

この、ことばの教室のあり方。

これは市町村によってかなりまちまちのようだ。

以前、だんなが転勤の話が出て、G県でのLDの対応を調べたことがあった。
ちょうど、G県に知っている小学校の教師がいたので、直接聞いてみた。
驚いたのは、その先生はまず、「LD」を知らなかった。
ただ、自分は知らないが、障害児担当の先生に聞いてみるとの返事だった。
その後、返事を聞いてみると、「LD」は、判定がとてもむつかしい。こうちゃんみたいに小さい年齢でその判定をだすこと事態こちらでは考えにくい。との返事。
ネットで「親の会」なども調べてみたがG県には「親の会」すらない。
一番近いI県の親の会の代表の人にも連絡をとり、G県にLDの親がいるのか問い合わせると、もちろんいる。とのこと。
ただ、受け入れ態勢がまったく無い状態で、なんらかの配慮を期待するのはむつかしいとのことだった。

私は自分が住んでいるところで、これだけの対応があるのだから、全国同じようなものなのだろうと簡単に考えていたので、これにはかなり驚いた。

奈良県でも、やはり市町村でまちまちだそう。
私の住んでいる市内でも、うちの学校は玄関に「LD対応対策校」とやらの看板がでている。が、別の学校では校長をはじめ、担任の先生に理解がなく、言葉の教室ではいきいきしている子供が学校にはいきたがらない。という場合もあるのだそう。

こんなに、学校や住んでいる地区で対応がちがうなんて・・・・・

そのちょっとした配慮があるかないかで、子供にとっては天と地ほどの差があるというのに・・・

いろいろ、まわりが見えてくると、こうちゃんは恵まれた環境にいるんだなーと感謝せずにはおれない。
また、担任の理解がなくて、いくら親がその関係の本を先生に持っていっても読んでもくれず、「私はお母さんの育て方に問題があるのだと思います」といわれ、子供は不登校になり・・・というお母さんの話などを聞くと、とても胸が痛むし、人事ではない。

私も自分の子供がいわれるまで、LDということばさえ知らなかったので、えらそうにはいえないが・・・・
それでも、多くの人に知ってもらうことはとても、意義があると思っている。周りの人が認識して、ちょっと理解を示してくれたら、それだけで救われる子供がたくさんいるのだ。


あ、そうそう、だんなの転勤の話は今の市の対応がこうちゃんにはとてもいいことがわかって、なんとか、転勤の話を伸ばしてもらっている。


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