北海道ツーリング記 42003年、4回目の北海道ツーリング。この年は、本当はツーリングに行く予定ではなかった。 2003年8月8日。 髪が伸びてうっとうしくなってきたので、美容院に行った。 家に帰ったら、ダンナが 「やっぱり北海道行こか」って。 え?マジすか? 急遽北海道行きが決定~。 まずはモモンガとカメを、私の実家に預けに行く。 実家に行って、ペットを預けてとんぼ返り。 家に戻ったのは深夜12時まわってた。 明日に備えて、寝よう。 で、翌日9日。 荷造りしたはいいけど、台風が来てるんだよな~(^^; てことは、フェリーのキャンセル待ちが出るかもしれない(笑) それ以前にフェリーが出航しなかったら意味無いけど。 フェリーターミナルに電話して問い合わせたところ 今の時点では出航見合わせ中。 いつ出航するか、出航できるかどうかもわからないって。 まぁいいや。 台風直撃の中、舞鶴に向けて出発~♪ 普通、雨の日には靴にシューズカバーをかぶせるんだけど そんなの役に立たない!ってくらいの大雨なので 靴とシューズカバーをカバンに入れて ゴム長靴で行くことにした。 ホームセンターで買った安物だし 邪魔になったら、途中で捨ててもいいかな~って(^^; このゴム長靴、意外にも役に立ったよ。。。 このときの台風は、日本海を通って北海道に上陸。 フェリーの航路とバッチリ重なってました! フェリーターミナルに着いて、キャンセル待ちの受付をしようとしたら ちょうど空きがあったので、すんなりチケットゲット♪ 台風が通過してから出航するんだって。 ・・・いつ出航するかわかんないってことか。 なんにせよ、チケットは取れた。 船に乗り込んでのんびり出航を待つとしよう(^^) 荷物を置いて、とりあえず風呂に入る。 もう汗でベタベタだし。 風呂上り、サッパリしてからチューハイ片手にロビー(?)に行く。 おや?見知った顔があるぞ。 2年前のツーリングのときに知り合ったニンジャに乗ってる兄ちゃんだ。 おー!久しぶりー! とかなんとか言ってるうちに 知り合いの知り合いとか、そのまた知り合いとかがどんどん集まって 10人くらいのグループになってしまった。 どこに行くとか、去年はどこに行ったとか話していると 友人Mが登場。 「なんでおんねん!」とか言われてしまった。 Mが北海道に行くってのは知ってたけど 私は行くつもりなかったから、言ってなかったんだよね~。 そこからさらに人数が増えて、もう大宴会(^^; 宴会は深夜まで続きました・・・。 翌朝、台風が過ぎ去ったらしく、8時に出航。 予定より8時間半も遅れたよ。 ・・・ってことは、到着も遅れるってことよね~。 本当なら午前4時に着くから 初日は丸一日有効に使えるんだけど いつ着くかわからない状態だし、予定も立てたれない。 ちょうど8時間半遅れて着いたとしても、お昼過ぎか~。 台風の影響で、結構揺れた。 乗り物に弱い私はもう、グロッキー状態。 けど、騒ぐのは大好き♪ 甲板への出入りは禁止なのに(強風のため) みんなで出てみよう!って。 出てみたはいいけど、風強い! 前傾姿勢じゃないと飛ばされそう! なんていうか・・・「台風中継のレポーター」みたいな感じ(笑) なんやかんやと遊んで騒いで、一日が過ぎていった。 翌10日、本当なら着いてるはずなのに、まだ着かない。 到着予定時刻は11時だそうだ。 お?少し短縮できてるな。 しばらくすると、バイク連中から情報が入りだす。 道北は台風直撃だの、どこの国道が通行止めだの、あそこの橋が落ちただの。。。 結論。 道北は×。日高方面も×。 じゃ、行くとこって決まってくるやん。 てわけで、今回も道東決定~♪。 11時半、ようやく北海道に上陸。 フェリーターミナルの駐車場に集合して、記念撮影。 また会おうってことで、バイク連中と別れる。 台風の影響で、天気はどんより曇ってるし、寒い! いつ降ってもいいように、荷物にはレインカバーをかけておく。 さて、時間も時間だし、そんなに距離は稼げない。 今日の目的地は夕張。 「ゆうばり丁末風致公園 大草原キャンプ場」でキャンプすることにした。 山の上なので寒い! お風呂は「ユーパロの湯」に行く予定だったけど、「レースイの湯」へ。 帰りにセイコーマートで缶チューハイを買う。 今夜の晩酌~♪ このキャンプ場、だだっぴろくて、気持ちいい。 サイトは芝だし、サイト近くまでバイクの乗り入れが可能。 翌日11日、今日も曇天。 降ったりやんだり。 寒いし、いつ降るかわからないしで、レインコートを着込む。 され、東に向かうのに、どのルートを走ろうか。 といっても、悩むほど道は無い。 R452で芦別へ向かい、そこからR38を南下して富良野へ 富良野で「富良野物産センター」を探したけど、見当たらず。 あっれ~?確かここにあったはず・・・の場所に無い。 閉鎖したのかな?まぁいいや。 R237を北上し深山峠パーキングで小休止。 ダンナが、売店で売ってた「まりも」を欲しがる。 一昨年の鹿の角といい、今年のまりもといい どうしてそうツーリングの邪魔になるものばかり欲しがるの! ・・・でも買っちゃった(^^; R237をさらに北上。 途中、キレイな花畑があったので、またまた小休止。 って、休んでばっかりやん。 休憩はほどほどにして、R237をまたまた北上。 旭川から愛別へは国道を離れ道道140号を走る。 愛別からはR39、R273を走り層雲峡、石北峠を抜け留辺蕊へ。 今日は「留辺蕊つつじ公園キャンプ場」でキャンプ。 ここも芝のサイトでテントを張りやすい。 モチロン、無料♪ 温泉は少し遠いけど、「塩別つるつる温泉」へ。 キャンプ場からは約10km。 寒いし、帰りは絶対冷える!とか思ったけど、全然そんなこと無かった。 ここの温泉はナトリウム泉で、お湯がヌルヌルしてる~。 けど体の芯から温まって、なかなか冷えない。 温泉効果を実感したよ。 翌日12日もぐずついた天気。 レインコートのパンツだけ履く。 ジャケットは防水性あるしね。 R39を東に向かい、美幌からR243へ。 美幌峠へ向かう途中で本降りに。 あー・・・また雨かよ。。。 毎日のように雨降ってます(^^; 前回、美幌峠に来たときは霧で何にも見えなかったけど、今回は・・・ やっぱり霧でした(^^; 峠を下り、屈斜路湖沿いを走る。 まー、気持ちいい直線! 別名「パイロット国道」だって。何じゃそりゃ。 加速したら離陸でもするんかいな。 とりあえず、シフトダウンしてアクセル全開~! レッドゾーン目指してどんどん加速! リミッターかかるころには、結構なスピード出てましたよ。 っていっても、所詮国産。しれてるけどね(^^; 屈斜路湖の次の目的地は・・・ライダーの憧れ(?)開陽台! 北19号を走るのだ! R243から道道885→道道150へ入り 地球が丸く見えるという開陽台展望台へ。 周囲330°の展望は、本当に地球が丸く見える・・・かな。 フェリーのデッキとか、岬とかから水平線を見たほうが 丸く見える気がするけど・・・(^^; さて、次は定番・北19号。 やっぱり撮ったよ。走ってる姿。 ダンナと交代で、ブレないように低速で(笑) さて、今日の目的は果たしたし、キャンプ場は・・・ ここからだとやっぱり、羅臼でしょ! R335に出て、海岸線を北上。 んー、やっぱ海沿いの道は気持ちいいね♪ って言いたいとこだけど・・・寒い。 真夏なのに寒い!!! 今日の宿・国設羅臼野営場へ到着。 少し時間が早めなのか、サイトにはまだまだ余裕がある。 少しでも平らなところにテントを張って (ここは傾斜地が多い) 道の駅知床・らうすへ。 買う気もないのに、近くの売店へ。 美味しそうな海の幸が・・・んー、買おうかな(^^; 筋子を買おうかどうしようか悩んでたら オバちゃんが甘エビもつけてくれるって。 よっしゃー、買います(笑) オバちゃんが 「あんたら、ご飯はあるの?」って言うから 「無いです」って言ったらご飯もくれた。 ついでにわさびも(^^; 舟木商店のオバちゃん、ありがと~♪(宣伝) セイコーマートで缶チューハイ買い込んでキャンプ場へ戻ると 「なんか見た顔がおるそー」の声。 何じゃ!? ああっ!友人Mがそこにいた。 あいつらのペースなら(逆車なので速い) ここには昨日あたりに着いてるはずだとにらんでたんだけど 読み誤ったか(笑) 静かなキャンプのはずが、宴会になってしまう。 とりあえず、温泉へ行く。 当然、「熊の湯」。 Mたちは男3人のグループ。 こっちは夫婦。 温泉では当然、私一人。 隣の男湯からはなにやら楽しそうな声が・・・いいなぁ。 温泉を出て、キャンプ場へ向かう。 さて、ゆっくり晩ごはん・・・なんて食べられるわけが無い。 「焼肉するぞー」と呼び出される。 みんなで食材を持ち寄って、宴会~。 途中、雨が降ってきたので、炊事場に移動して、宴会続行(^^; 深夜まで続きました。。。 翌朝、ダカッダカッダカッと何かが走る足音で目が覚めた。 何時だよ~。まだ5時にもなってないやん。 誰やねん。こんな朝早くから・・・犬でも散歩させてんのか・・・? ・・・ん?犬?いや違うな。 何だ~? テントから顔を出してみると・・・鹿がいた! カ、カメラ・・・! 慌ててカメラを取り出し、テントから出る。 今日は夏休み・盆休みの真っ只中。 キャンプ場はこれでもかといわんばかりにテントが張ってある。 こんなに人が多い所に野生の鹿が出るなんて・・・ラッキー♪ 物音で目が覚めた数人が、私と同じようにカメラを持ってテントから出てきていた。 大人の鹿2頭と小鹿3頭。 人がいるのも気にせずに、草を食べてる。 触れそうな距離まで近づくと、少し逃げるけど、走って逃げたりはしない。 しつこく鹿を追い回し、写真を撮った。 ダンナにも見せてあげようと、起こしたけれど 寝起きの悪いダンナは、テントから少しだけ顔を出して 「あー、ホンマや。鹿や」と言ってまたシュラフに潜り込んでしまった。 そうこうするうち、鹿もどこかへ行ってしまったので 私もテントに戻ってもう一眠り・・・。 少しウトウトしたくらいで目が覚めたので、起きて出発の準備でもするか。 準備を済ませて、朝風呂朝風呂♪ 熊の湯は、朝にお湯を抜いて掃除をするので 朝はお湯の温度が低くなってて入りやすいのだ♪ 温泉でサッパリして、出発~。 ウトロ側へは行かず、来た道を引き返す。 R335を南下しR244、R233、R44を通り根室へ。 北海道最東端・納沙布岬へ行くのだ。 ・・・ライダーって、端っこ大好きよね(^^; 根室半島を反時計回りに周って、納沙布岬へ。 先っちょに着くころには晴れてきた。 久しぶりの太陽♪ でもそのうちまた降り出すんだろうなぁ。。。 岬の食堂でお昼を食べる。 花咲ガニの鉄砲汁、めっちゃ美味しい♪ 美味しいのはいいんだけど・・・店にはなぜかストーブが(^^; いくら今年の夏は寒いからって、ストーブまで必要なのかなぁ。 腹ごしらえもしたし、写真も撮ったし、さぁ出発。 海沿いに走っていると、道路横の牧草地に馬が放牧してあった。 それだけなら特別珍しい景色ではないんだけど・・・ 馬が横倒しになってる! え?もしかして死んでる!? いいや、よく見たら寝てるだけだった(^^; 馬って・・・横倒しになって寝るんだっけ??? 普通、横になって寝ないよね? 根室半島を1周したあとは道道142を走り、霧多布へ向かう。 途中、落石を過ぎたあたりから・・・寒い! 霧が立ち込めて視界が悪いし、とてつもなく寒い! レインコートを着込んでも寒い! ガタガタ震えながら走ったよ。 夏だよ? さっきの店にストーブがあったのがよくわかる。。。 霧多布岬に到着・・・したけどきりが濃くて何も見えない(^^; 霧多布の名前のゆえんは「霧がたっぷり」とかいうネタを聞いたことがあるけど 本当なのかも知れないと思えるくらい霧がたっぷり。 今日は「きりたっぷ岬キャンプ場」でお泊り。 テントを張ってる最中に雨が降り出す。 雨の中でのテントの設営は嫌い。 切り立った丘の上、吹き付ける風、響き渡る霧笛・・・ 何ともいえないシチュエーションです。 温泉は丘を降りてすぐの「ゆうゆ」へ。 バイクで数分なんだけど、霧のせいですぐに冷える(^^; 霧笛を聞きながらの就寝となりました。。。 翌朝は少し晴れた。 けど寒いことに変わりは無い。 炊事場の水道で顔を洗う・・・うっわ!水、冷た! 氷水ちゃうんかと思うくらい冷たい。 本当に夏か!? さてさて、今日はどこまで行けるだろうか。 海沿いに走り、襟裳方面へ向かいたい。 霧多布湿原を抜け、R44で厚岸へ。 道の駅厚岸グルメパークで休憩。 昆布アイスを買う。 味は・・・昆布の味がするかな?しないかな?ってくらい。 駐車場で姫路ナンバーのハーレー軍団と遭遇。 そういえばこの当時、私のバイクはまだ姫路ナンバーのままだった。 ハーレー軍団のおっちゃんと少ししゃべる。 ハーレー軍団が先に出発した。 しばらくしてから私たちも出発。 少し走ると、軍団に追いついてしまった。 軍団は車と同じスピードで走っている。 抜くにも抜けないし、しばらく後について走ってると、ネズミ捕り発見。 ・・・抜かなくて良かった~(^^; 次なる目的地は釧路。 和商市場で、勝手丼を食べるのだ♪ 勝手丼とは・・・ ご飯(私が買ったのは200円くらいだった)を買い 市場内のお店を回りながら具となる魚介類(100円くらいからある)を買い ご飯に乗せて自分流の丼を作るのだ。 これが結構楽しいんだけど 調子に乗って色々買いすぎると高くつくし いつまでもウロウロしてると、ネタが温まってしまい、美味しくなかったり(^^; ライダー・観光客が多い。 勝手丼を食べた後、ついでに市場内で土産(親に送る)を買う。 あちこち見て回って、花咲ガニに決定。 本州ではあまり見かけないしね。 さて、お腹も膨れたし、出発出発。 R38、R336をひたすら進む。 襟裳まで行っちゃうと、キャンプ場がな~・・・。 襟裳の百人浜でもいいんだけど、風強いし、寒そうだし。 で、今日のキャンプ場は少し手前の「広尾キャンプ場」に決定。 ここはオートキャンプメインだなぁ。 有料だし・・・安いけどさ。 サイトは砂利だし、ペグが刺さんねー! ま、いっか。 テントを設営しようとしたら・・・また雨。 今回のツーリング、ホント雨ばっかり。 雨中テント設営・撤収が上手くなったよ(^^; お風呂は近くの公衆浴場へ。 人が少なく、貸しきり状態だった。 お風呂の帰り、やんでた雨がまた降り出した。 もう、雨が降っても気にならなくなってきたよ・・・。 夜も更けたし、そろそろ寝よう・・・と思ったら 近くにテントを張っていたファミリーが 夫婦喧嘩を始めてしまった。 こんなとこにきてまで喧嘩しなくても・・・(^^; 翌15日も雨。 あー・・・毎日レインコート着てるなぁ。 ゴム長靴も、もはや標準装備(笑) さて、襟裳に向けて出発。 ずーっと海沿いを走る。 ひたすら海沿い。 夏なのに、なんだか寒々しい景色だなぁ。 R336をひたすら南下し、庶野からは道道34に入る。 あとはもう1本道。 って、国道もずっと1本道だったけど(^^; 襟裳岬に到着~♪ 最初にここにきたのが99年だから、4年ぶり? 懐かしいな~。 とりあえず岬の先っちょまで行く。 風が強~い! さすが強風で有名なだけはあるね。 岬のさらに先のほう、運がよければゼニガタアザラシが見えるんだけど・・・ んー・・・いるんだかいないんだか。 双眼鏡でもないと見えない。 レストハウスでお昼ご飯。 前に来たとき、ここで食べた「つぶ丼」が美味しかったんだよ~♪ 今回は別のお店で(2~3店ある)つぶ丼を注文。 うん、美味しい。 ぜも前回食べた店(向かって一番右)のほうが美味しいかも。 お昼を食べたあと、売店をウロウロしてたら 「おーい!おーい!」という声。 何だ?と思って声のほうをみたら ニンジャの兄ちゃんがいるではないか。 「おー、なんでこんなとこにおるん?」 って、そりゃツーリングしてるからなんだけどね(^^; 一言二言交わしたあと、私たちが先に出発。 しばらくすると、ニンジャの兄ちゃんたちが追いついてきた。 やっぱリッターマシンは早いわ。 しかもカスタムしまくってるし。 道の駅みついしで休憩。 雨もやんだし、レインコートを脱ぐ。 さっきのニンジャの兄ちゃんたちもいる。 兄ちゃん曰く 「最初はゴム長靴ダッサーとか思ってたけど、今はめっちゃうらやましいわ」って(笑) そりゃねぇ。こんだけ雨ばっかり降ったら・・・。 うとうしいレインコートも脱いだことだし、さて出発。 目的地は支笏湖。 今日のキャンプは支笏湖畔の「ポロピナイキャンプ場」 R235を進み、苫小牧を抜けR276へ。 トドマツ林を抜けると、支笏湖だ。 陽も傾き、なかなかいい景色。 バイクを止め、写真を撮る。 夕日を浴びるジェイドもなかなかものんだわ(笑) さて、のんびりしてるヒマはない。 はやくキャンプ場に行かないと。 さらに湖沿いを走り、キャンプ場に到着。 このキャンプ場は安いけど有料。 一人300円だったかな? サイトは砂・砂利で、車・バイクの乗り入れ可能。 ファミリーはなぜかキャンプ場の奥のほうの広場にテントを張るので 湖畔のサイトは比較的静か。 欠点は、夜になるとゲートが閉まること。 この夜は珍しく(?)雨が降らなかった。 とにかくほとんど雨だったもんだから 雨が降ってないときは少しでも色んなものを乾かさないと。 バイク2台の間にロープを張り、簡易物干し場とする。 荷物を入れていたビニール袋やら、養生シートやらを干す。 タオルなんかも干す。 朝、テントを撤収するときも、フライシートを干せるので便利♪ 翌16日。 さて今日はフェリーターミナルへ向かわないと。 明日17日のフェリーに乗りたいのだ。 予約とってたら、こんなに早くフェリーターミナルへ行かなくてもいいんだけど キャンセル待ちだからね~(^^; てことで、R453を北上。 札幌市街を回避してR5号へ。 あー・・・R5号へ入ると「今回もツーリングも終わりだなぁ」って思う。 北海道に上陸して、まず走るのがR5号。 小樽へ向かうのもR5号。 フェリーターミナルへ向かう途中、青空が見えてきた! おお!今回のツーリングで、青空見たのは初めて! 友人Mも、ニンジャの兄ちゃんも今日の船(10時出航)で帰るって行ってたから 今頃はもう船の中。 一度も青空を見ることがなかったんだな~。 一日伸ばして良かった(^m^) お昼頃、フェリーターミナルへ到着。 いつものように(笑)キャンセル待ちの場所に荷物を置いて プチツーリングに出発。 今回は・・・洞爺湖に決定~。 余市、仁木町、羊蹄山を抜け、洞爺湖へ。 ただ単に、レッドバロンの旗が欲しかっただけ・・・だったりして(^^; ついでに洞爺温泉に入る。 洞爺湖温泉までは行く時間がないんだよな~。。。 温泉でサッパリしたら、暗くならないうちに小樽へ戻りたい・・・けど すでに夕暮れ時だったり。 とにかく小樽へむけて走り出す。 R230を走り、喜茂別からR276へ行けばいいのに、そのままR230を走る。 これがやっぱり失敗。 定山峡で大渋滞(^^; 暗いし細いしですり抜けもままならず。 ようやく渋滞を抜け、道道1号へ。 夜の峠なんて走りにくいったら! 峠を抜け、R5に入り小樽へ向かう。 んー、やっぱりキャンセル待ちの人、多いね~。 でも受付1番2番だし、チケット取れるのはほぼ確実。 安心して眠る。 っていったって、フェリーターミナルの裏口に 銀マット敷いてシュラフに潜り込んでるだけだけど。 野宿に近い??? 午前3時、キャンセル待ちの受付開始。 整理券を受け取り、申し込み用紙に記入して受付を済ませたら ロビーの椅子(3人がけ)に横になり、再び就寝。 若い(つもり)女性が早朝からロビーの椅子で爆睡って、どうよ!?って思ったから ライディングジャケットを頭からかぶって顔を隠す。 ・・・よく考えたら、それのほうがもっとヤバくない!? 9時過ぎ、キャンセル待ちの人たちへの乗船受付が開始。 今回は2等か。。。 2等と言ってもこれは多分、あの部屋だろう(^^; チケットを受け取ったら、乗船口へ。 船に乗り込み、バイクを停め荷物を降ろし、客室へ。 案内された部屋は・・・やっぱり大部屋。 普通、2等客室は荷物を置くためのボックスがあるんだけど この大部屋(正式名称はミーティングルームだったかな?)は ただのだだっ広い部屋。 そこに毛布が置いてあって、ただそれだけ。 荷物は枕元とか足元とか、適当に何とかしてください状態。 ま、あぶれた人の詰め込み部屋やね。 乗れるだけマシだけど。 そういえば。 昔はドライバー室に入れられたりもしたらしい。 最近はどうなのか知らないけど。 荷物を置いて船内をウロウロしていると 行きのフェリーで見かけた顔を発見。 帰りのフェリーも宴会状態でした。 今回のツーリングは雨ばっかりだったけど それはそれで思い出深いものとなった・・・かな。 |