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カテゴリ:カワセミ夫のつぶやき
こんばんは。
登り窯の続き。 何年も修行してやっと参加できるようなもの。 過去の記録やノウハウを元に1300℃まで徐々に一定のカーブを描いて上昇させる。 15人が協力しての作業であるが結構な重労働。明日はガタガタだろうな。 真っ赤に焼けた鉄の扉を開け、半端じゃない暑さに交代しながら、赤松の薪を投入して行く。 メガネのプラスチックレンズがダメになると一瞬でわかる。コーティングはもうぼろぼろだからいいさ。 性能の問題かもしれないが、携帯ではまともに撮れない。 カメラマンが撮る画像を見ても難しそう。ISO1600以上がどうとか写真はさっぱり分からない。 時折のぞき窓を開け吹き出す炎に注意して作品の状態を目視確認する。眉毛が無くなる人もいるみたい。 1200℃を超えると燃え盛る炎の中で、作品が真っ白に輝いている。 驚きと深い感動がきざまれた。 定期的に焼け具合を見る見本を取り出し、焼成具合を確認する。 5分置き位の3カ所からの薪投入、酸化還元を繰り返す熱さとの長い闘いがお昼12時にトラブルや事故なく無事終了。 登り窯のことはもとより、人の力のすごさ、玄人の世界など忘れえぬ1日となった。 関係者の方々に深く感謝する。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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