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四季感慨

2017年07月28日
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カテゴリ:四季感慨
卒寿閑想
筆者は卆寿と6ヶ月を生き延びさせて頂いております。筆者の住んでいる区の調査によると、29年、町丁内で、90才の男性は2名(この中のひとりが筆者となるわけ)で、この上では、91才に3名、92才に2名、93才に3名、94才は0で、95才1名、96才2名であり、90才以上の男性は13名となる。これ以上の存命者はいない。
筆者もこのような調査結果を考えながら、これからも生きて行こうとつれづれに思う次第である。






最終更新日  2017年07月28日 18時21分18秒
2017年07月18日
カテゴリ:四季感慨

4次産業革命が暮らしに身近に起きる時代に
 経済産業省は5月29日、産業構造審議会(経産相の諮問機関)の会合を開き、人工知能(AI)など先端技術の導入が進む2030年代の日本経済の将来像を示す「新産業構造ビジョン」を提示した。無人の自動運転走行車を活用したサービスの実現を目指す「移動」や、高齢化社会に対応した「健康」など四つの戦略分野を指定。優先的に規制改革などを進めるよう提言した。
これに先立ち、政府の成長戦略「日本再興戦略2017」案が立案され、読売新聞によれば、ロボット技術や人工知能などを使って産業の高度化を図る「第4次産業革命」の推進に向け、「移動革命の実現」など戦略5分野に政策や投資を集中させる方針を明記し、小型無人機「ドローン」を活用した荷物配送の実現など、具体的な目標を列挙した
。5月30日に開く未来投資会議(議長・安倍首相)で示し、6月中にも閣議決定する予定だという。第4次産業革命の技術革新をあらゆる産業や社会生活に取り入れることを目指している。
 そのうえで..健康寿命の延伸移動革命の実現サフライチェーシ(供給網)の次世代化快適なインフラ・街づくり金融と情報技術(IT)を融合した金融サービス「フィンテック」-の5分野に「我が国の政策資源を集中的に投入し、未来投資を促進するとした。
 こうした政府の成長戦略で、社会は各分野でここ数年で変化が現実的になることだろう。
 先ず、「移動革命の実現」では、ドローンによる荷物配送を来年から山間鄙などで実施し、「2020年代には人口密度の高い都市でも安全な荷物配送を本格化させる」と明記。―人の運転手が運転するトラックを無人車両が追いかける高速道路での隊列走行についても、「早ければ22年に商業化することを目指す」と目標を明確にしている。
 ドローンや自動走行を組み合わせれば、東西に距離があり、膿島も多い日本国内でも迅速な荷物の配送・受け取りが可能となり、物流コストの大幅減も期待される。深刻化する物流業界での人手不足に対応する狙いもあるとされる。
 このほか、遠隔診療の推進による健康寿命の延伸や、実証実験を行うため期間を限定した上で規制を緩和する新制度の創設、社長などが退任後に相談役や顧闇として社に残る場合に氏名などを開示する制度の創説なども盛り込んでいる。
「日本再興戦略2017」案は、首相の経済政策「アベノミクス」により、企業の利益が史上最高水準を達成するなど成果が出ているものの、長期にわたる生産性の伸び悩みと新たな需要創出の欠如で、日本は「長期停滞」に陥っていると指摘しており、中長期的な成長を実現していくカギとして、「第4次産業革命の技術革新をあらゆる産業や社会生活に取り入れること」を挙げている。その影響がここ数年で特に移動革命の形で、実社会に及ぶに至った。第4次産業革命が暮らしに身近に起きる時代を迎えている。








最終更新日  2017年07月19日 09時30分11秒
2017年06月21日
カテゴリ:四季感慨
4次産業革命が暮らしに身近に起きる時代に

 経済産業省は5月29日、産業構造審議会(経産相の諮問機関)の会合を開き、人工知能(AI)など先端技術の導入が進む2030年代の日本経済の将来像を示す「新産業構造ビジョン」を提示した。無人の自動運転走行車を活用したサービスの実現を目指す「移動」や、高齢化社会に対応した「健康」など四つの戦略分野を指定。優先的に規制改革などを進めるよう提言した。
これに先立ち、政府の成長戦略「日本再興戦略2017」案が立案され、読売新聞によれば、ロボット技術や人工知能などを使って産業の高度化を図る「第4次産業革命」の推進に向け、「移動革命の実現」など戦略5分野に政策や投資を集中させる方針を明記し、小型無人機「ドローン」を活用した荷物配送の実現など、具体的な目標を列挙した。5月30日に開く未来投資会議(議長・安倍首相)で示し、6月中にも閣議決定する予定だという。第4次産業革命の技術革新をあらゆる産業や社会生活に取り入れることを目指している。
 そのうえで..健康寿命の延伸移動革命の実現サフライチェーシ(供給網)の次世代化快適なインフラ・街づくり金融と情報技術(IT)を融合した金融サービス「フィンテック」-の5分野に「我が国の政策資源を集中的に投入し、未来投資を促進するとした。
 こうした政府の成長戦略で、社会は各分野でここ数年で変化が現実的になることだろう。
 先ず、「移動革命の実現」では、ドローンによる荷物配送を来年から山間鄙などで実施し、「2020年代には人口密度の高い都市でも安全な荷物配送を本格化させる」と明記。―人の運転手が運転するトラックを無人車両が追いかける高速道路での隊列走行についても、「早ければ22年に商業化することを目指す」と目標を明確にしている。
 ドローンや自動走行を組み合わせれば、東西に距離があり、膿島も多い日本国内でも迅速な荷物の配送・受け取りが可能となり、物流コストの大幅減も期待される。深刻化する物流業界での人手不足に対応する狙いもあるとされる。
 このほか、遠隔診療の推進による健康寿命の延伸や、実証実験を行うため期間を限定した上で規制を緩和する新制度の創設、社長などが退任後に相談役や顧闇として社に残る場合に氏名などを開示する制度の創説なども盛り込んでいる。
「日本再興戦略2017」案は、首相の経済政策「アベノミクス」により、企業の利益が史上最高水準を達成するなど成果が出ているものの、長期にわたる生産性の伸び悩みと新たな需要創出の欠如で、日本は「長期停滞」に陥っていると指摘しており、中長期的な成長を実現していくカギとして、「第4次産業革命の技術革新をあらゆる産業や社会生活に取り入れること」を挙げている。その影響がここ数年で特に移動革命の形で、実社会に及ぶに至った。第4次産業革命が暮らしに身近に起きる時代を迎えている。

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河内 保二
経済工学リサーチ 主宰
ホームページ
http://kawauchi.la.coocan..jp/index.htm

著書は次の通り(何れも繊維流通研究会刊)
▽ドイツ国家プロジェクト「インダストリー4.0」の理論的源流である著書:
「チェックリストによる 少量・短納期生産 モデル縫製工場 実践ガイド」 (日中語併記)

▽「儲かる縫製工場ガイド」(日中語併記)
▽「これで納得 縫製工場ムダ取りガイド」(日中語併記)
▽「日中服装技術辞典」

取り扱い書店(東京=丸善:丸の内本店、カルチャートキワ)
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最終更新日  2017年06月21日 17時35分27秒
2017年06月09日
カテゴリ:四季感慨
変わる産業と変わる社会の姿
 経済産業省は去る3月20日、日本の産業が目指す姿を示すコンセプトとして「Connected  Industries(つながる産業)」を発表した。ドイツの「Industrie 4.0(インダストリー4.0)」、フランスでの「Industrie du Futur(産業の未来)」などのプロジェクトに当たるもので、今後日本も「Connected Industries」を軸として施策を展開していくということである。
 ドイツやフランスの先行する取り組みとして、IoT(モノのインターネット)とデータの分析および活用技術の進展により、産業の在り方が大きく変化する「第4次産業革命」に世界中から大きな関心が集まっている。第4次産業革命は、第1次の蒸気機関、第2次の電気、第3次のコンピュータの次として、IoTなどを駆使した産業の変化を示すもの。第4次産業革命による変化は技術だけでなく、社会制度や規制、教育などさまざまな領域に及ぶ。そのため、政府が主導し産官学の連携で推進するケースも多い。日本政府は、政府主導の将来の産業コンセプトとして「Connected Industries(つながる産業)」を発表したもので、今後、同コンセプトを軸に各種施策を進めていく。
 こうした産業の変革の一方で、日本では「科学技術基本計画」の中で、社会そのものが新しい技術によって変革する「Society 5.0」を訴えてきた。「Soceity 5.0」とは、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く、新たな社会の実現に向けた取り組みだとし、目指す姿は、サイバー空間(仮想空間)とフィジカル空間(現実社会)が高度に融合した「超スマート社会」とし、この実現に向けた取り組みを進める方針を示した。
 超スマート社会とは「必要なもの・サービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供し、社会のさまざまなニーズにきめこまやかに対応でき、あらゆる人が質の高いサービスを受けられ、年齢、性別、地域、言語といったさまざまな違いを乗り越え、生き生きと快適に暮らすことのできる社会」だとしている。
 今回新たにコンセプトとして打ち出された「Connected Industries」は、「Society  5.0」を背景に、あらためて産業領域での日本の強みと、それを織り込んだ新たな産業の未来像を訴えるものであるという。
 このような将来展望は先見の明とみることもできよう。日本は「先見の明」で世界一位であったと、毎年恒例となった、「世界一の国」ランキングで、発表されている。米誌USニューズ&ワールド・レポートが毎年発表しているランキングで、日本は、総合ランキングで昨年から2つアップして5位となった。なかでも、「先見の明のある国ランキング」では1位となったという。
 筆者の提唱してきた[客業生産]の理念が、将来、生産に留まらず、社会のあり方にも拡大浸透して行くことに強い関心を向けている。






最終更新日  2017年06月12日 18時02分39秒
カテゴリ:四季感慨
今日は3句を詠んだ。

 空豆や 陽光詰めし 実りかな         土筆
 
 リハビリに 脚上げている 卒寿梅雨      土筆

 窓日差し 梅雨の晴れ間や 猫眠る       土筆






最終更新日  2017年06月09日 15時47分03秒
2017年05月27日
カテゴリ:四季感慨
この度、第21回毎日俳句大賞に応募しました。一般の部1句と水の俳句1句です。半月前からいろいろと作句してみました。次に記したのは、応募しなかった俳句です。

◆一般の句

 生き延びる 透析受ける 卆寿梅雨     土筆

 透析を 終えて見入るや 夕牡丹                 土筆
 
   透析に 命延ばして 卒寿初夏       土筆

◆水の句

 風薫る 忍野に湧くや 富士の水      土筆

   梅雨の来て ダムに貯まりし 水青く           土筆

 白波を 立てて水切り 艇の夏       土筆






最終更新日  2017年05月29日 17時31分14秒
2017年05月14日
カテゴリ:四季感慨
工場で人工知能活躍の幕開け

 人工知能の進化が著しい。身近なニュースでは、人工知能将棋ソフトがプロ棋士に勝ち、囲碁ソフトでは井山囲碁七冠に勝ちを収めたという。人工知能ソフトは、ゲームの世界だけでなく、社会に広く活用され始めている。技術での活用の現状について、IBM社の事例を挙げると、今は100社くらいの企業に同社の人工知能ソフト「ワトソン」が次のように活用されていると同社のホームページで知らされる。
●東京海上日動火災保険は、「顧客対応」が変わるとして、「ワトソン」を活用した照会応答システムで、対応時間を大幅に削減。
●イオンリテール株式会社は、「店舗業務」が変わるとして生産性向上を目指し、「ワトソン」が基盤の問い合わせ支援システムを開発。
●三菱商事株式会社は、「ヘルプデスク」が変わるとして「ワトソン」が基盤のFAQシステムを開発。社内のITヘルプデスク業務の効率化を実現。
●清水建設株式会社とIBMは共同で、「街づくり」が変わるとして「ワトソン」を活用した音声ナビゲーション・システムの実証実験を実施。
●パナソニック株式会社は「おもてなし」が変わるとして「ワトソン」とデジタル機能を備えた鏡を活用し、お客様の快適な滞在をサポート。
●ソフトバンク株式会社は、「働き方」が変わるとして「ワトソン」を活用し、社員の素早い提案活動や顧客対応をサポートしている。
●東京大学医科学研究所は、「がん研究」が変わるとしてがん治療研究に「ワトソン」を活用。患者さんごとに的確な治療を提供。
●金沢工業大学は、「教育」が変わるとして「ワトソン」を活用した自己成長支援システムで学生のさらなる成長をサポート。
●The Weather Companyは、「気象データ活用」が変わるとして「ワトソン」を活用した高精度な気象分析で、より優れたビジネス意思決定を支援する。
●高度化するサイバー・セキュリティー対策の強化に、「ワトソン」が活用されている。


  日本IBM 与那嶺社長は次のように語っている。-2017年はAI(人工知能)をはじめとする、ITに対する期待が実行へと本格的に移ると思っています。日本企業の労働倫理や社会貢献に対する態度は世界でも随一です。トップも現場も一体になって、新しい取り組みを進めれば、間違いなくグローバルで活躍するでしょうし、日本の見通しは明るいと思っていますと-。

 アパレル業界でも、3月18日、ユニクロ柳井社長は、商品作りにAIを活用して、抜本改革することを明らかにしたと、報じられた。企画から販売までにかかる時間を10日間に縮め、顧客ニーズを素早く商品に反映する仕組みを導入すると言うことである。柳井社長は「作って服を売る商売から、客が求める服だけを作るビジネスに変える」と強調し、「1週間で作って3日で配送をやる。1~2年内に実現させる」と述べたたという。

 工場で人工知能が活躍する時代が始まっている。






最終更新日  2017年05月14日 09時38分36秒
2017年04月28日
カテゴリ:四季感慨
身近になった人工知能
最近のニュースを賑わしている話題に「人工知能(AI)」がある。特に自動車の自動運転技術における「人工知能」の活用が注目される。この自動運転では、アメリカのグーグルの自動
運転について、NHKニュースウェブは、去年12月、グーグルなど世界のIT企業が集まるアメリカ・シリコンバレーで、日産自動車の自動運転車の開発現場を取材した。開発チームは、高速道路と一般道路を合わせたおよそ20キロのコースを設定し、何度も試験走行を繰り返していた。そして、そこで見たのは自動運転車の性能の高さだという。日産の自動運転は3月初旬にロンドンの公道で実施され、その性能の高さを示し、実用化まであと一息の水準まで来てると報じられ、いよいよ身近に感じられるようになっている。そして日本では軽自動車に自動ブレーキ機能が搭載されるようになってきており、一層身近に感じられる。
こうした自動運転を可能にするのがいわば「人間の目」の役割を果たすカメラやレーダー、赤外線レーザーといった数多くの車載センサーであり、車全体をくまなくカバーするよう12か所に配置されたカメラは周囲に何があるかを認識。レーダーは前方を走る車など比較的遠くを移動する物体を、赤外線のセンサーは至近距離の人や障害物を正確に検知する。これらのセンサーこそが自動運転を可能にしている。このような制御で重要なのは、数多くのセンサーで捉えた画像などの情報を瞬時に解析し、車の動きを制御するソフトウエアの性能である。こうしたソフトウエア開発はもともと、グーグルなどのIT企業が得意とする分野で、自動運転の高度化に不可欠とされる「人工知能」についても、グーグルは2016年3月にその子会社DeepMindが作成した囲碁対戦用AI「アルファ碁」が人間のプロ囲碁棋士に勝利して以降はディープラーニングと呼ばれる手法が注目され、人工知能自体の研究の進展が強く印象づけられた。自動運転技術の開発・普及に向けた政府や企業の知能は加速してきており、無人自動運による移動サービスを2020年に実現するための法整備や実証実験が17年度から本格化すると報じられている。アパレル生産や縫製工場に「人工知能」が活用される日も遠くではない。
この面では、コンピュータソフトで工場管理の「エキスパートシステム」がある。このエキスパートシステムは人工知能研究から生まれたコンピュータシステムで、人間の専門家(エキス
パート)の意思決定能力をエミュレートするものであり、専門家のように知識についての推論によって複雑な問題を解くよう設計されており、通常のプログラミングのようにソフトウェア開発者が設定した手続きに従うわけではない。1970年代に人工知能の研究者によって開発され、1980年代にわたって商業的に適用され、AIソフトウェアとして最初に成功を収めた形態であると、ウィキペディアは述べている。
筆者は1990年代に縫製エキスパートシステムについてプロジェクトの中に加えて研究を進めたが、今日の「人工知能」技術の高度化により縫製工場での活用も現実的テーマとなってきており、当時を振り返って感慨深いものがある。縫製工場での工場内外での自動運転、工場管理面での縫製工場「人工知能」技術が実用化されて、縫製工場の一段の高度化が達成されることを切望している。







最終更新日  2017年04月28日 11時18分36秒
2017年03月02日
カテゴリ:四季感慨
アディダス社が示す第四次産業革命工場とは

 筆者のプログの一つに、「こころぐ」に置いた「経済工学リサーチのウェブログ」があるが、「我が国ものづくりの様変わり…客業生産に向かうか?」と題するプログ(June 07, 2012 in 客業生産論)に対して、
何と海外二十四ケ国から一千百通を越すコメントが寄せられ、このブログが大変好意的に受け容れられ、ブログに対する感謝と賞賛を頂いて、身に余る光栄に感じた次第である。そのコメントの中にドイツのアディダス社からのものが次のように複数寄せられて、大変身近に感じられた。

Terrific posts, Regards.(素晴らしい発表、よろしく)Posted by: アディダス
ジャージ | May 09, 2014 at 07:35 AM

Lovely material, Thanks.(素敵な素材、ありがとう)Posted by: adidas スニーカー
スーパースター | June 26, 2014 at 03:27 AM

Good posts, Appreciate it!(良い投稿、感謝します!)Posted by: adidas パーカー
メンズ | July 03, 2014 at 03:27 PM

Wow plenty of great information(うわー、すばらしい情報)Posted by: アディダス
シューズ | July 04, 2014 at 01:31 PM

そのアディダス社がインダストリー4.0を目指して、「スピードファクトリー」の稼働を開始した。ドイツの国家プロジェクト「インダストリー4.0」がきっかけとなり関心が高まった、IoTを活用したスマートファクトリー化への動きだが、2017年は現実的成果が期待される1年となりそうだという。既に多くの実証成果が発表されているが、2017年は、実導入ベースでの成功事例が生まれることが期待されるということである。この「スピードファクトリー」とはどんなものか。「インダストリー4.0」を理解する上でも役立つことである。アディダス社の発表した内容を見てみると、同社は、 2017
年からロボット技術を採用した最新工場、スピードファクトリーの本格運用を始めるということであり、スピードファクトリーとはロボットや最新技術を導入した全自動運転工場のことで、今回ドイツ・ヘルツォーゲンアウラハの本社から約50キロ離れたアンスバッハに、面積4600平方メートルを超える工場を建設した。運営は戦略パートナーであるエクスラー モーション GMBHが担う。その稼
働により、生産スピードを速める他、配送にかかるエネルギーや接着剤の量を減らし、環境への負担を軽減。最高のパフォーマンスとユニークなデザインを併せ持つスポーツグッズを製造するというものである。ロボットの導入によって人件費が高いドイツでも製造が可能になり、アジア地域で製造した商品を船便で輸送する必要がなくなった。そのため、1年半かかっていた製造プロセスが数週間にまで短縮され、低コストな大量生産の仕組みを維持しながら、ユーザーの要望に応じた個別生産を組み合わせる生産方式は、デジタル情報をやり取りして製造プロセスを高度化する「インダストリー4.0」の事例として注目を集めている。
わが国産業界でも、「インダストリー4.0」の開発には、ドイツと連携して進めているが、中小工場ではなかなか身近には感じられない傾向がある。しかし、アディダス社の事例は、身近な業種の事例として、今後関心を寄せなければならない。







最終更新日  2017年03月03日 14時54分15秒
2017年02月15日
カテゴリ:四季感慨
中国版インダストリー4.0の製造改革の進展
わが国もドイツの国家プロジェクト「インダストリー4.0」と連携して、ものづくりの改革に取り組み始めているが、隣国の中国の製造改革の取り組みが注目を浴びている。それは、中国政府(国務院)が主導する「中国製造2025(メイド・イン・チャイナ2025)」である。2049年の中華人民共和国建国100周年までに「世界の製造大国」としての地位を築くことを目標に掲げたこの取り組みは、「5つの基本方針」と「4つの基本原則」に則って、2049年までにやるべきことを3段階で明記しており、第1段階としては、2025年までに「世界の製造強国入り」を果たす。これが「中国製造2025」に相当する。次に、第2段階として2035年までに中国の製造業レベルを、世界の製造強国陣営の中位に位置させる。そして第3段階として、2045年には「製造強国のトップ」になるというものだと報じられている。そして、5つの基本方針には、イノベーション駆動/構造の最適化/品質優先/環境保全型発展/人材本位が掲げられている。これまで、中国は潤沢な労働力と低い賃金による「労働力労働集約型」の製造体制で、衣料品などの大量生産品の供給を支えてきた。しかし、これまで主力だった衣料品や電気機械などが減少しており、人件費の上昇などで、中国の輸出競争力が低下していることが浮き彫りになった。その結果、中国の輸出額は前年比7・7%減の2兆974億ドル(約239兆円)、輸入額は5・5%減の1兆5874億ドル(約180兆円)と、いずれも大幅に減り、2年連続で前年割れした。中国経済の減速が一段と鮮明になり、世界経済にも大きな影響を与えそうだといわれている。また、中国が外貨準備で保有する米国債などドル建ての債券の価値も、大幅に目減りしており、元安でも輸出は増えておらず、中国にとってはダブルパンチとなっているという。
今後は労働構造の転換を図り、ITやロボット、AI(人工知能)を活用した「技術集約型/知能集約型」の産業にシフトする必要があり、その背景には、経済発展に伴う中国内の人件費の高騰や、「一人っ子政策」による労働人口の減少があるといわれている。中国の現在のレベルは『インダストリー2.0』のレベルであり、労働集約型の大量生産の製造スタイルから脱却できていない。中国政府は、中国製造2025の中で「製造業のイノベーション能力の向上」を戦略任務の1つとして掲げている。具体的には、企業を主体とし、官民学が一体となって「製造業イノベーション体制」の構築を推進したり、産業ごとにイノベーションチェーンを整備し、(財政・金融・人材などの)資源を適材適所に配置したりする。また、イノベーションのコアとなる技術研究を強化し、研究成果の産業化を促進することも戦略に掲げている。実際、2025年までに40カ所の「製造業イノベーションセンター」を設立し、3Dプリンティングやバイオ医薬などの分野の基盤となる技術開発/人材育成に注力するという。これに応じて、ドイツのシーメンスや日本の富士通や日立製作所といった企業も、中国製造2025の支援に乗り出している。
このようにビジネス+IT 誌(昨年11月22日付け電子版)は伝えている。そして、「中国製造2025」では、5つの基本方針の中には品質優先/環境保全型発展/人材本位が挙げられている。筆者が提唱する「客業生産」論では、その生産の経営理念に「CEE-S」として「C-S=顧客満足度向上」「E-S=地球環境満足度向上」「E-S=従業員満足度向上」を挙げている。この理念が中国の製造改革の中に組み込まれていると感じた。品質優先により顧客満足度向上を目指し、環境保全型発展により地球環境満足度向上を実現し、人材本位により従業員満足度向上を達成するように、「客業生産」理念が取り入れられている。筆者の提唱した「客業生産」論は、このようにドイツをはじめ、中国の製造改革にも取り入れられていると考えられ、益々その進展に関心を深めている。








最終更新日  2017年02月15日 11時20分28秒

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