1日の日記
平成25年工業統計速報が経済産業省大臣官房調査統計グループにより平成26年9月29日公表された。要旨は次の通りである。
本要旨は、平成25年12月31日現在で実施した工業統計調査結果(4人以上の事業所)のうち、従業者10人以上の事業所についてとりまとめたものである。
<全体の動向>
・事業所数は2年ぶりに減少、従業者数は2年ぶりに減少。
・製造品出荷額等は2年連続の増加、付加価値額は3年ぶりに増加。
・有形固定資産投資総額は2年ぶりに減少。
<産業別の動向>
・事業所数は食料品、繊維、輸送機械など23産業が減少、なめし革・同製品・毛皮が増加。
・従業者数は情報通信機械、電子部品・デバイス、繊維など16産業が減少、輸送機械、食料品、家具・装備品など7産業が増加。
・製造品出荷額等は輸送用機械、化学、石油・石炭製品など11産業が増加、はん用機械、電子部品・デバイス、生産用機械など13産業が減少。
・付加価値額は輸送用機械、鉄鋼、電子部品・デバイスなど12産業が増加、飲料・たばこ、生産用機械、はん用機械など12産業が減少。
<都道府県別の動向>
・事業所数は39都道府県が減少、8県が増加。従業者数は29都道府県が減少、17府県が増加。
・製造品出荷額等は24道県が増加、22都府県が減少。付加価値額は26道府県が増加、21都府県が減少。
なお、従業者4人以上の事業所について、筆者が追記した。
従業者4人以上の事業所についてでは、都道府県のすべてで減少し、前年比全国平均で▲ 4.1 の減少であった。
従業者4人以上の事業所について
繊維工業の事業所数は14,020で、前年比▲ 6.6の減少
繊維工業の従業員数は275,156人で、前年比▲ 3.8 の減少
繊維工業の製造品出荷額は3兆7,295億77百万円で、前年比▲ 4.9 の減少
繊維工業の付加価値額は1兆4,594億25百万円で、前年比▲ 6.2の減少であった。