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テーマ:最近買った 本・雑誌(6925)
カテゴリ:マンガ
まだ京都で学生をやっていた頃の話。
極稀にだがブックオフの100円棚でも、ひばり書房の怪奇マンガを見かけていた。もちろん、白枠や黒枠ではなく、ひばりヒットコミックスではあったけれど。 某古書店では、ひばりヒットコミックスが一冊100円で大量に置かれていて、日野日出志、白川まり奈、城たけしの『呪われた巨人ファン』、川島のりかずのレアワークス以外の大半が手に入った。 本棚の一番下に隠されるように置かれていたせいなのか、私の購入以外でほとんど品物が動くことはなかった。ひばりヒットコミックス漁りは一年ほどで止めてしまったので、後々購入した上記のレア本以外はそれ以降買うことはなかった。 僅か一年で個人がそこそこの物量を得られたのだから、ひばり書房HC以降をとにもかくにも集めることは、さほど難しいことではないのかもしれません。 しかし、画像を掲載して、解説をつけ、リスト化するとなると、急激に敷居が高くなる。実際、私もいくつかリスト化を試みているものがあるけれど、遅々として進んではいない。 企画力、無謀とも思える企画を実現させる実行力をともなった國澤博司さんにはまたも感服いたします。 同タイトルの番号違い、書き文字・デザインの違い、改題とその全てを並べて紹介し、しかも作家・作品への解説も個別に書かれており、さらに巻末には中ジャケ、裏表紙のギャラリーまであって、『まんだらけトラッシュ 3号』をを上回る労力、時間を費やして制作されています。 もはや完全に目録の領域を超えいて、資料性の高さから貴重なものとなっていますね。 前回と同じく古書店ビビビからの転載。 それにしてもひばりのスポ根ものってこんなにあるんですね。 『マーダーライセンス牙』の元ネタともいえる小池一雄原作の松森正『木曜日のリカ』も欲しかったなぁ。これは現在も発売中なので気になる方はどうぞ。 まだ全て読みきったわけではないので、これからもちょくちょく参考にさせてもらいます。しかし、これだけの資料性の高さ、3号とともに持っておいて損はないと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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