誇り高き遊び人魂

2006/09/21(木)23:45

ホルモ~~~~~~~~~~

徒然なるままに・・・(38)

最近すっかり秋らしくなりました。 気温も日射しも・・・そんな中皆さん以下がお過ごしでしょう。 秋といえば色んないわれ方をします。 例えば「食欲の秋」たしかに秋になると美味しくなる食材は沢山あります。 先日実家に帰った時に、私の母が庭で作ったなすを持たせてくれました。 帰って早速「焼きなす」を作りましたよ!! これがまた旨い!!酒は1滴も呑めない私ですが、そのかわり米がススムススム!!(笑) 最近また炭水化物を取る量が増えてる気がします・・・ しかし私の中で秋といえばやはり「読書の秋!」なのです!! (スイマセン年がら年中本は読んでいます・・・) で先日本屋で平積みになっていた本の中から何気なく手に取り読んでみたら妙にハマってしまったのがこちら! 鴨川ホルモ- 万城目 学(まきめ まなぶ)さんという作家さんが書かれた京都を舞台にした青春娯楽小説です。 青春娯楽小説というところが妙に小恥ずかしくもあるのですが・・・ 万城目氏は京都で学生生活を送っていたため舞台の設定は完璧と言えるでしょう。 中身も非常に京都という土地柄を上手く使ったお話になっています。 先程青春娯楽小説なんて非常にあっさりとしたというか大雑把な括りにしてしまいましたが、 実にSFの要素も含まれ、その中には歴史的な要素も含まれるという設定が非常に難解なお話なんですよ。 話しは京都大学に2浪して入学した安倍君という主人公の語りで進められます。 なので基本的には喋り言葉なのですが、この喋り言葉の中にも難しい言葉、普段の会話では出てこないような難しい言葉が出てきたりします。 でもねそれが全然嫌味じゃないし、非常にテンポ感があってスルッと読めてしまう! 難しい言葉が出てきたり難しい漢字が出てくると読むテンポが遅くなってしまったり、また園ゆったりしたテンポと話しが合ってりゃいいけど、そうじゃなかったら読む気が失せてしまう。そんなことってないですか? この鴨川ホルモ- はそんなことがなくホント一気に読めてしまった。 ちなみに皆さんはこの「鴨川ホルモ-」のホルモ-ってなんだと思いますか? もちろん焼肉に行ったら頼む「ホルモン」とは違います!(笑) このホルモ-が物語の重要なキーワードになっています。 気になる方は是非読んでみてください! できれば感想も聞かせてくださいね!!

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