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瀬戸内シーカヤック日記

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April 2, 2006
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カテゴリ:休日
雨の日曜日は、周防大島へのドライブ。 目的は、かねてから行きたいと思っていた、周防大島文化交流センター。
ここは、施設の名前にこそ冠されていないが、大島で生まれ育った宮本常一氏の写真ネガ、調査資料、蔵書など貴重な資料が保管されているほか、パネル展示が行われている。
今の企画展示は、『日本の離島』。 これは、行くしかないでしょう!

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という訳で、妻と二人で一路大島へと向かった。
悪天候のためか道もすいており、開館すぐの時間に到着。 受付で料金を払い、展示室に向かう。

45分と言う長い映像資料は後回しにして、パネル展示から見学を始めた。
まず最初のケースには、宮本常一が旅の伴にしていたカメラやかばん、ペン、シェーバー、愛読書など。 愛読書は万葉集と風土記。 水筒、小型の折りたたみナイフ、ソーイングセット。
この展示物を見るだけで、(いうまでもないことだが)旅のプロであることがわかる。

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昭和30年代を中心とした写真(戦前の貴重な写真は、空襲で焼けてしまったのだそうだ)で構成された、いろいろな離島での生活がひしひしと伝わってくるパネルを見て回る。 あー、確かに自分が子供の頃はこんな時代だったよなー。 昭和だ。

最後に映像資料を見る。 宮本常一の生涯を、45分にまとめたものだ。 良くできている。 氏が、『あるく、みる、きく』なら、私たちは『こぐ、のむ、はなす』か?
尺取り虫方式の瀬戸内横断では、自分にとって初めての遠征ということもあり、漕ぐ事、瀬戸内を横断する事が主目的となってしまい、残念ながらあまり人と話す機会が多かったとは言えない。
余裕ができ、地元の人との出会いを楽しめたのは、西行きは防府を過ぎてから、東行きは家島に近づいてからであった。

昨年から『北前船の足跡を追う』と勝手に称して始めた下関からの日本海北上編では、港湊に引っかかり、地元のおじいさんやおばあさんとの出会いと語らいが、貴重な旅の記憶となっている。 今年は、特に意識して、ゆっくりゆっくりと、日本海の港湊に引っかかりながら、のんびりあせらず漕ぎ上がって行こうと思っている。

資料室をでて、一般書店では扱っていないと言う本を購入し、周防大島文化交流センターを後にした。

***

その後は、近くに有るサンシャインサザンセトでお風呂に入る。 昼時のせいか、人も少なくゆっくりと体を休める事ができた。 ここのお風呂は、2年前の瀬戸内横断隊の途中、この近くの浜にキャンプした時、みんなで入りにきたことがあり、思い出の風呂。

***

一休みして、こんどは道の駅サザンセトとうわへ。 ここで、大島名物と言う『いわし定食』と、今日のおすすめという『さより定食』で昼食。 刺身、天ぷら、フライ、どれもウマい。

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外では、揚げたてあつあつのジャコ天を売っている。 普通のジャコ天が100円、タコ入りが110円。 あつあつにかぶりつくと最高に美味い。 あー、ビールが欲しい! あまりの美味さに、家で待つ子供達にも土産として追加購入。

***

宮本常一、温泉、ジャコ天。 そしてドライブの道沿いの桜。 楽しい一日であった。






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Last updated  April 2, 2006 06:52:58 PM
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