テーマ:旅するシーカヤック(153)
カテゴリ:カヤック
11月16日、金曜日。 昼から休みを取り、新幹線と在来線を乗り継いで笠岡駅へ。 そこから高速船で白石島に渡り、瀬戸内カヤック横断隊に合流した。
*** 今年の横断隊は、香川県の直島を出発して、山口県の祝島へと向かうルート。 当初の予定では、直島を出て笠岡諸島の佐柳島経由でしまなみ、蒲刈、周防大島、祝島の予定。 土日はしまなみ辺りを漕ぐはずなので、あまり休みのとれないこの時期でもあり、一旦今年の参加はあきらめていた。 が、念のため原田さんに電話を入れてみると、佐柳経由が、白石島経由に変更されたとのこと! うん、読み通り。 それなら参加できるかも、ということで、先々週末に白石島を訪れ、肩ならしを兼ねた笠岡諸島ツーリングと原田さんとの再会の宴を堪能し、ご好意に甘えて、シーカヤックと道具一式を預かっていただいた。 一週間連続の休みを取る事が困難なサラリーマンカヤッカーにとっては、途中合流、途中離隊する時のロジスティクスの工夫まで含めて、瀬戸内横断隊なのである。 という訳で、金曜日は会社から最小限の荷物だけを背負い、白石島に向かうことができた。 原田さん、本当にありがとうございました。 *** 高速艇で白石島に到着し、ダイドックに電話を入れると、先ほど白石島に到着したとの事。 早い! 民宿原田の前の浜に行くと、懐かしいメンバーが集まっていた。 挨拶を交わし、初日の行程である、直島から白石島までの様子を聞きながら、預かっていただいていたフネを下し、荷物を整理してパッキングしていく。 準備が終わると、焚き火にあたり、ビールを飲みながらの四方山話。 一年振りに会った仲間たちとの、このゆったりまったりと過ごす一時が、また楽しいのだ。 *** 翌朝は、横断隊の定番である、5時起床、7時出艇。 まだ暗い中、ヘッドランプの明かりを頼りに荷物をパッキングし、朝食を準備し、着替えて、準備完了。 7時前、今日のリーダーを中心にルート案を確認し、記念撮影をして出発! 白石島を出ると、まっすぐ鞆の浦を目指す。 *** 鞆の浦では、仙酔島で『村上水軍商会』のガイドトークを楽しみ、阿伏兎観音経由で横島へ。 横島で昼食を兼ねた休憩を取り、因島への海峡横断。 *** 横島から南下し始めると、途中から向かい風が強くなってきた。 横断隊モードである。 隊列が広がるたびに声を掛け合い、ペースを調整しながら漕いでいたが、向かい風にそのまま向かっていくのは厳しい状況に。 リーダーと隊長が話し合い、右にバウを振り、風を間切って進むルートに変更。 長い長い因島までの海峡横断を無事に終え、少し早めにキャンプすることとなった。 今日の行程は、およそ35km。 *** フネを揚げ、テントを張り、着替えると、ホッとする。 ああ、もう今日は漕がなくてよいのだ! 浜辺に座り、ビールを飲み、話に花を咲かせ、ワインをグビリ。 ああ、最高の一時。 部分参加ではあるが、やっぱり来てよかった! こうして無事に、5年目となる私の横断隊がスタートした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 22, 2007 05:13:47 AM
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