なぜ、こんなに困るんだろう。

　あ～あ、時間もないしどうしようもない。

　結果はのどから手が出るほど欲しいのに。

　その道のりを示す地図はどこにもない。


　「父さんはいつでもそばにいておまえを見守っているよ。」

　この言葉をずっと望んでいたのかもしれない。

　そんな事を、最近、とくによく考える。

　４才の時に、親父が死んだ。

　４才のほりりんには、その事実が理解できなかった。

　なぜ、この日に限ってたくさんの人が集まってくるんだろう・・

　それが葬式だったと理解できたのはそれからずいぶんとあとの事。

　親父のことについて、母親はほとんど語らなかった。

　ただ、「不摂生ないき方をしていたこともある」
　との言葉がなぜか耳に残っている。

　親父をうらんだ。

　「世渡りの下手糞な母親にこんなに苦労させて」と、
　
　あと、「人間死んだら終わり」

　「人生には一部の勝つ人と、その他大勢の負ける人しかいない。」

　とも想うようになった。
　
　そして、ずいぶん刹那的な考え方、生き方をしていたと思う。


　でも、最近大きな事件があった。

　そして、やっぱり親父は死んだけど、親父の魂はいきているんじゃ
　ないかと思うようになった。

　だから、親父は心配しながら見守ってくれているんじゃないかと
　なぜか考えるようになった。

　世の中には、求めても得られないものが多い。

　その１つが、生きがいだし、「愛」という名のものなのかも。


　でも、今日、心に決めたことがある。

　「求めてももらえないんだったら、あげりゃあいいじゃん！」って。

　だから、これからは、

　孤独な人に対して、「あなたはきっと１人じゃない」と言える人間に
　なっていく。


　ちょっと、きもい話かもしれないけど。


　人間の生まれ変わりと魂の話。　


　お客づくりシュークリームに一直線だ～