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そんな事で思いきって事情を話してお願いしてみたんですよ。 業者に電話がかからない事や時間が無いこと。 ついては管理人さんにお金を渡すのでやっておいて欲しいと。 もう、こっちはどうなることやら不安が一杯です。 ろくに喋った事もないわけですから。 さ、どんな返事が返ってくるのだろうか・・・・ 驚いた事に管理人さんは2つ返事でOKしてくれました。 早速管理人室にいれてもらい打合せ。 え?こんな展開になるなんて・・・ 人を見る目がぜんぜんないんですかね? 堀内って。 そして、何度かに分けてゴミは管理人さんの協力で片付きました。 それだけではありません。 私達はすっかり茶飲み友達になってしまったのです。 そこで、いろいろな驚きの事実が発覚したのです。 その管理人さんは元々大企業の重職でヨーロッパを中心に世界各国を巡っていたこと。 その為に奥さんと子供を20年以上ずっと札幌に置いていたこと。 ところが定年を機に家族の元に戻るため、札幌で管理会社に雇われる事になり堀内と出会うことになった。 お給料も10倍以上違ったんだそうな。 堀内が凄いと思ったのは、経歴ではありません。 お金に関係なくベストを尽くす日本男児を感じたからです。 もう、その管理人さんがマンションを良くするためにどれだけ頑張ったかを書き出すと、1週間以上かかると思うのですが代表的なものだけをあげると・・・・ ○これまでは水道工事、修繕工事に永年の付き合いのある業者を使っていたところを理事会に合い見積もりをとるように提案し実務を担当した。 これによって、水道詰まりやタイルの張り替え、塗装等の費用を大幅にコストカットができるようになったのだ。 ○マンションの一部に○○○が検出され、理事会がパニックになり、数百万円の補修費用が必要になったが、理事会に「まずは、濃度の検査を行う事」を提案し一般的に空気中に存在する濃度よりも低い事を確認した。 これによって数万円の検査費用だけで済み数百万円の補修費用を浮かせた。 ○分譲マンションのオーナーの中に管理費を百万円以上滞納している人がいたところ、理事会に裁判で支払いを求める事を提案、未経験の法律を調べて理事会を後方支援し、回収が成功した。 ○管理人さん一人しか座る事ができないほど、物が溢れていた管理人室を整理し、会合が開けるような憩いの場所を作った・・・・ ○毎月管理月報を作成するようになったが管理会社の社長さんやマンションの人達が毎月、これを読むのを楽しみにしている。 まだまだこんなもんではないんですが・・・・ 分譲マンションのオーナーや賃貸人にとって管理費負担って小さくないじゃありませんか? それをこうやって有効に使うだけでなくてマンションを守るためにここまで戦う管理人さん。 給料もおそらく変わらないだろうに。 なんてカッコ良くて頼もしい人だと思いました。 定年後のやる気の無い大人達が多い仕事って勝手に思っていましたが、おやじも凄い。 こんな人がどんどん退職して管理人になっていけば管理人革命、おやじも凄い革命が起るんじゃないかなんてすごくうれしくなってしまいました。 いわく「掃除だけやってても面白くないから何か自分で面白いことを見つけてやらないと。」 管理人さん参りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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