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今日も他人事

アバールハサン帝

・アバールハサン

諡号は金剛帝。テルー地方の守備を担当するデザートガード出身。

歴代の伝承皇帝の中でも一、二を争う勇猛さの持ち主であり、同時に極めて誇り高い男でもあった。

他の皇帝が剣術や体術を得意としたのに対し、「帝国の鉄槌」として名高い大剣クロスクレイモアを愛用し、信じがたいほどの腕力で敵を粉砕する荒々しい戦い方を好んだ。

彼の武勇と豪胆さを示すエピソードとしてもっとも有名なのが海の主討伐事件である。

ヴィクトール運河に架けられていたレオンブリッジが巨大な魔物によって破壊されたことについて調査を進めていたバレンヌ帝国は、テルー地方に広がるワイリンガ湖に住むという巨大な白鯨が原因であることを特定した。

力の象徴でもあるレオンブリッジが損なわれたことは帝国の威信に関わることであり、アバールハサンは近衛騎士団を率いてワイリンガ湖へと赴いた。

原因と目される巨大な白鯨は「海の主」と地元民からは畏れられており、危害を加えれば祟りが降りかかると信じられていたが、アバールハサンは一笑に伏し、激しい死闘の末に海の主を討ち取ったのである。

こうしてレオンブリッジを再建したアバールハサンが次に赴いたのは地震活動が活発化していたコムルーン島の調査であった。

サラマンダー達から火山の力が地脈深く蓄えられ、大噴火を引き起こそうとしていることを知ったアバールハサンは島の住民達を避難させ、大噴火を阻止すべく火山へと向かった。

しかし、時既に遅く、火山は大噴火を引き起こし、コムルーン島は溶岩に覆われ、町は壊滅し、多くのサラマンダーが犠牲となった。

その後、浮上した島の最深部で失われていた冥界の秘術を狙う魔道士と交戦。

これを撃破するも、魔道士の策略に乗せられていたことが分かったことで、自ら皇帝を退き、自刃した。


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