テーマ:艦これ(2759)
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CMの時点では観る予定なかったのですが、「インセプション」のクリストファー・ノーラン監督の作品ということで観て来ました。 第二次世界大戦初期の英仏軍のダンケルクからの撤退作戦について、陸軍兵、空軍パイロット、民間船の親子など複数の場所、複数の視点から描いています。 この複数の場面が交互に描かれる描写が面白いのですが、若干分かりにくくなっている上、背景の説明が少なく、事前知識がないと少しわかりにくいかもしれません。 なので、簡潔ながらちょっと纏めてみました。 (1)舞台は第二次世界大戦初期。フランス北岸の港湾都市ダンケルク 大戦初期、ドイツ軍はフランス・イギリスの連合軍を圧倒。敗走した連合軍はダンケルクに追い詰められます。 イギリスのチャーチル首相は三十万の兵力を全滅させない為、国内から軍艦や民間漁船なども掻き集め、救出に向かわせます。 一方、ドイツ側も空軍によって救出作戦の妨害を試みます。映画はこの撤退作戦が舞台です。 (2)ドイツ空軍とイギリス空軍の前哨戦 救出作戦にはイギリス海軍の駆逐艦や舟艇が登場しますが、作戦の成否を握ったのは互いの航空機でした。 妨害を試みるドイツ空軍は戦闘機メッサーシュミットや爆撃機ハインケルを投入し、執拗に攻撃を加えます ![]() ハインケルは未実装ですが、メッサーシュミットは艦上用に改修した if 仕様の機体が実装されていますね。 これを迎撃し、輸送艦の撃沈を防ごうとするのがイギリス空軍の戦闘機スピットファイアです。 ![]() 制空権を失った水上艦は一方的な攻撃に晒されます。 それゆえ、互いの航空機は制空権を巡って激しくぶつかり合います。 ところで、フランス軍はこの時、何をしていたのでしょうか。 実は同じ北大西洋上のブレスト港に戦艦、空母がいたのですが数ヵ月ほど前に地中海へと移動してしまいました。 その為、このダンケルクからの撤退作戦にはほとんど関与していません。 (3)撤退作戦後の戦況 ドイツ軍の攻勢に耐えられず、フランス政府は降伏。 地中海やアフリカ西岸に残されたフランス艦隊は、ドイツによる接収を恐れたイギリス海軍によって攻撃されます。 ドイツ海軍以上の水上艦を擁していたフランス海軍ですが、これにより多数の艦が撃沈されてしまいました。 ちなみに攻撃参加艦には、あのアークロイヤルもいます。 ![]() 彼女はフランス海軍旗艦「ダンケルク」を空爆しています。 なお、この時に撃沈を免れたフランス艦に、コマちゃんやリシュリーが含まれています。 ![]() ![]() 一方、フランスを破ったドイツ軍はいよいよイギリス本土への攻撃を開始。アシカ作戦の始まりです。 以上、簡単に背景を解説してみました。 細かい所はちょっと間違ってるかもしれませんが、ご容赦を。 見応えのある映画なので、苦手でない方は機会があれば観に行くことお勧めです~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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