テーマ:TRPGの話(242)
カテゴリ:TRPG
先日、ちょっと機会が出来たので、大学時代の友人達3人PL、私GMで一本目のサンプルシナリオを遊んでみました。 PCは事前に作成して貰い、当日はあまりトラブルこともなく順調に6時間程度でクリアできました。 まぁ、PC二人、侵食率が上がり過ぎて生還判定に失敗しちゃいましたけど。 ………。 いやまぁ、これでも1シーン削ったんですけどね。ミドルのシーン12。 恐怖判定とHP減少だけのシーンだったので削ってもいいかな、と。なので本来のシナリオより、侵食率やHPは余裕の筈なんですが。 これに関して皆、認識は同じで「魔術技能を振り過ぎた」っていうのが大きかったですね。 今回はPC2が魔術特化のキャラクターで、情報収集も戦闘も魔術技能で対応していたのですが、その度にダイス目が走って魔術暴走表を振る羽目になり、ティンダロスの猟犬が出てくるやら、忌まわしき狩人が飛び出してくるやらで、予定外の恐怖判定が次々と起こり、侵食率がガバガバ増加していきました。 結果、中盤の戦闘で消耗していたPC1とPC3の侵食率がマッハになり、最終戦でPC3は生還圏外へ。 PC1はギリギリ帰ってこれそうだったのですが三倍振りでもギリギリ足りず、敢え無くキャラロストと相成りました。 という中々アレな結果に終わりましたが、参加したメンバー的には「まぁ悪くない」というのが共通の印象。 元々、ダブルクロスやクトゥルフで何度も遊んできたメンバーなので前提知識はそれなりにありましたし、十年来の気心の知れたメンバーという事もあって、、雰囲気やシステム的にこれからも皆でやれそうだね、という感想に落ち着いたのは良かったです。 ま、今回は魔術技能や世界観のテストも兼ねていたので、私もその辺りを経験できたのは良かったですね。 魔術技能は世界観にマッチしているので一人は居ると面白いと感じました。 ただ、魔術暴走表によるバランス崩壊の可能性もあり得るので、使う側もある程度、セーブして回数を減らす、あるいは魔術に頼らずエフェクトで出来る仕事も増やす方が結果としては良いのかな、という感じですね。 勿論、魔術暴走表の結果を棚上げにするという手もありますが、それはやりたくないかなって……ファンブルをなかったことにするようなもので、それは勿体ないと思うし、出来レースっぽくなってしまうので嫌なんですよね。 ちなみに、GMを担当した私個人の感想としては、クトゥルフほどホラーではなく、ダブルクロスほどヒーローでもなく、強いて言うなら妖魔夜行や百鬼夜翔に近い、といった感じでした。悪く言えば中途半端ですが、私的にはこれぐらいでもありかな、と。 元々、ダブルクロスでそこまでヒーロー然としたプレイスタイルをしたいと思ったことが無くて、FHチルドレンの殺し屋少女だったり、死体を食らう平安京の妖かしだったり、異形のレネゲイドビーイングを信奉する教団の巫女だったり、そういうキャラクターばっかり考えてたので、寧ろ、こっちの方が馴染んでる感も(苦笑) あと、個人的に面白いな、と思ったのは「ルーツ表」ですね。 オーヴァードとしての特性を何の存在(旧支配者や、奉仕種族)に依存しているかというフレーバー的な設定で、データ的な影響はないのですが、それだけに好きに組み合わせ出来るのが良い。 今回、次のサンプルシナリオ2を前提に、PC1のルーツを「シュブ=ニグラス」にしてもらっていたのですが、例えば私が他のPCとして参加していたら意図的に同じくルーツを「シュブ=ニグラス」にするのも面白そうだな、と。 その上で、シンドロームやキャラの心情をPC1と対照的なものにすることで、お互いのキャラクターの関係性を作れるな、って。 また、今回遊んだサンプルシナリオ1はクトゥルフ関係のお話だったので、ルーツをクトゥルフや深きものにすることで、「クトゥルフ復活を目論む同族を殲滅しようとする裏切者」というダークヒーロー的な立ち位置も描けますし、逆にオーガスト=ダーレスの設定を汲んでハスターをルーツにする風使いでクトゥルフ復活を邪魔する魔術師、とかも出来そうですし。 ちょっと自己満足になっちゃうかもしれませんが、クトゥルフ神話の設定を踏まえたキャラ付けが出来ますし、それによって他のPCやNPCとの関係性を構築できると面白そうだな、と思いました。 という訳で、クロウリングケイオス、中々楽しかったです。 前提としてダブルクロスとクトゥルフ両方の経験(というか知識)が必要になりそうなのがネックですけども…💦 ※4月14日追記 サンプルシナリオ2も遊んでみた 先日、友人にGMをやって頂き、クロウリングケイオスのサンプルシナリオ2で初PLで遊んでみました。 なお、担当キャラはPC2のUGNチルドレンで、イメージ的にはエグザイルとアザトースのクロスブリードのJKって感じ。勿論、触手生やして相手をガブガブするタイプです。 丁度、サンプルシナリオ2のPC1が未覚醒キャラだったので、PC2の私は「SSSS.GRIDMAN」の新条アカネがヒビキ君に接する時の感じを意識して演じてみたり。 ……まぁ、雑魚に攻撃当てられなくて「あれ?この先輩弱くね…」感満載でしたが(==; 前回のサンプルシナリオ1で、PCが二人も生還判定で返ってこれなかったので、今回もどうなるやら……という感じでしたが、蓋を開けてみたら、割と余裕を持ってクリアできました。 ……前回は魔術判定が多過ぎましたね。あと、中盤の戦闘が地味にきつかった。 さて、初のアザトースシンドロームを遊んでみましたが、私的にはベストマッチ。 例えば、<虚無の触腕>は私の演出したかった「(美少女が)体から無数の触手を生やして武器にするエフェクト」以外の何者でもありませんし、<ただれた粘液>や<惨劇の隠蔽>といったエフェクトも演出としてワクワクしちゃいます。 愛用のエグザイルの<伸縮腕>や<ジャイアントグロウス>も好きですけど、必ずしも伸ばしたり大きくなったりする必要はないですし。<異世界の因子>もウロボロスで代用出来ちゃいますし……。 おまけに、<存在の剥奪>という対象からなんらかの’存在’を剥ぎ取る120%エフェクトもあったりして……それ以外の効果がないので、PCで使うのはかなりチャレンジングですけど、演出としては最高ですよね……「貴方の存在を食べてあげる」とかそういうロールプレイが出来ちゃう訳ですよ、ドキドキ。 まぁ実際のセッション中はアワアワしちゃって、そんな格好良く演出できないですけど…^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年12月24日 00時30分38秒
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