日本・アンチテキパキ党

2006/08/19(土)16:45

私の結婚したいマイナーキャラ大全・File4

私の結婚したいマイナーキャラ大全(6)

今回のキャラは、トンデケマン神童はやと以上にトンデケなマイナーキャラ紹介だと自分でも思う。 こういうキャラに萌えていた過去があるからこそ、マイナーだけどアウル萌えでーす♪などとほざく腐女子を見ると鼻で笑い飛ばしたくなってしまう。貴様あれだけグッズやらCDドラマやら出ているガンダムパイロットのどこがマイナーだと。 武藤 由自(ゲッターロボ號) 最近ようやくDVD発売となった「ゲッターロボ號」。 ゲッターシリーズの中でもひときわ地味な存在として、ヘタすると黒歴史として葬り去られかねない当作品であるが(実際、前半で主題歌(=デビュー曲)「21世紀少年」を歌った貴水博之はこれをほぼ黒歴史化) このキャラはそんな中でも特に地味キャラ。 ゲッターのパイロットでも、それを倒す凶悪な悪役でもない。 主人公號たちの後輩で、地球を護る正義の秘密基地・ネイサーのオペレーターの眼鏡っ子である。 顔はこんな感じ。 顔と役柄だけ見ればサイ・アーガイルに似てると言えなくもないが、最大の問題点はやはり、キャ○テン翼の某来生君以上のオバハンパーマであろう。 断言してもいいが、彼の髪型がストレートかサイと同じサッパリ系かであれば、あと1000倍ぐらいはゲッターロボ號の女性ファンは増えたのではなかろうか。せめてカツのようなボサボサ天パでもいい。上のイラストでは何とかごまかしたが。 何故このような地味キャラに注目するに至ったかというと、早い話、中の人が金丸淳一氏(=風見ハヤト)だったから。 要するに、図で示すとこうなる。 1.「トンデケマン」神童はやとに萌えまくる ↓ 2.「ハヤト」「スタジオライブ」つながりで「サイバー」の風見ハヤトをチェック。 はやとに似てるといえなくもない容姿だったので毎週それなりに萌えて見ていたが、2ヶ月経過後 ↓ 3.中の人つながりで武藤由自に到着。たまたま由自暴走回だった為に萌えまくる で、何故2から3への変わり身が早いかというと、 ・風見ハヤトがメジャーになりすぎたから ・ハヤトが予想以上のDQNだったから(特に大友さんが事故った時にアスラーダぶっ壊そうとしたのはマジドン引き。き×らか作画だし……) ・つーか毎週毎週ハヤトの顔変わりすぎだったから。吉松作画は神だったんだが いや、一生懸命必死でハヤトに萌えようとした時期もありましたよ。 どうにかしてマイナー萌え地獄から抜け出そうとして。グッズとかCDとか同人とか大量に生産されているキャラに萌えて幸せな思いをしたくて、無理やりにでもハヤトに萌えようとしていたあの頃。 しかしですね、萌えってのは無理やり作り出せるものではないのでありまして…… サイ萌えの私が今からアスランに萌えようったって絶対無理なように、 いつのまにやら由自命になっていた私がハヤトに戻ろうとしても無理なわけです。 話を戻すと、要するにエヴァで言うところの日向マコト。種で言うならサイ。ブルーシードで言うなら八重樫。ハガレンで言うならフュリー軍曹。リヴァイアスで言うなら相葉昴治。 ……のはずであるが、ごくたまにカツ・コバヤシ並みに無鉄砲な面も見せ、無断出撃などをしては周囲に迷惑をかける。 自分もゲッターに乗って號たちの力になりたいという、それこそ一歩間違えばカツな思考による行動なのだが、普段はあくまで小動物を愛する心優しい優等生なので誤解なきよう。 しかし今でも鮮烈に印象に残っているのが、彼のカツ属性が思っきり発動してしまった第33話「対決! ゲッターVS由自」。 敵にさらわれ洗脳され、それまで一生懸命隠しておいたはずのカツ属性を無理やりに引きずり出されてしまった由自は、號たちの敵として現れることに。 ダークサイド全開となった彼は、攻撃できない號たちに容赦なく襲いかかる。 よくあるパターンの話であるが、その時の由自の形相たるや、カワイイとかハァハァとか由自きゅん萌え萌えとかそんなチャチイ単語を世界の果てに放り投げハイメガぶちかます凄まじいことになっていた。 量産エヴァに陵辱される瞬間の(「殺してやる×100」)アスカなんぞ軽く超える鬼相、と表現するのが最も的確か。 予告で見ただけで、私は3日ほど高熱にうなされるハメになった。 しかし勿論、本編はさらに強烈。 予告では塗られていなかった由自の白目部分が真っ赤に塗られ、さらにそんな妖怪が「ゲッターロボは僕のモノだぁぁぁ」と絶叫しつつ襲いかかってくるという凄まじき状況を呈す。やめろ、君はもうアスラーダに乗ってるじゃないか! よく事態が飲み込めない方は、サイが「ストライクは俺のモノだ!」とか叫びつつデストロイに乗ってキラとアスランに襲いかかるという、夢のような図を想像してくださればOK。 さらにサイの顔に、劇場版エヴァのアスカの、最も恐い顔を当てはめてみてください。 それでもまだ全然追っつけないほどの恐怖映像が、夕方のお茶の間に展開されていた。 え、シンの恐い顔? ダメダメ、あんな可愛い萌え顔じゃ話にならん。 この時彼にトラウマを植えつけられたであろう全国のお子様は、今どのような大人になっているのか不安でしょうがない。 これがっ……全身の血液が逆流するという感覚かっ………orz←その時の私 しかしそんな由自君、ペットのモモンガ(名前=モモタロー)により手を齧られ、あっさり目を覚ます。 で、間一髪で助かる。TブーS土曜の夕方6時なら間違いなく死んでいる展開のはずなのに、たった1話で助かる。 助かった瞬間ピースサインまでしてみせる始末。私の寿命3年分返せコノヤロー。 この話は、当時のアニメディアの読者投稿欄でも話題になった。普段はサイバーやらファイバードやらワタルづくしで、ゲッターなど米粒ほども取り上げられなかったのだが。 当時のアニメディアは中の人つながりか、ゲッターをごくたまに小さく取り上げる時は結構キーキャラとして由自を取り上げていた気がする。おかげで私も由自を知ったわけだが。 でも、くどいようだがあくまで普段は賢い優等生のオペレーター。 物語後半で、GアームライザーなるGディフェンサーと間違えそうなMAが出てきた時は、これから由自はこれで次から次へと無断出撃かましまくるのかと期待危惧したもんだが、Gアームライザーに乗ったのは1度だけ(普段は誰も乗らない。非常時のみ) それも、高重力下でピンチに陥った號たちを救うためで、無断でもなんでもない。しっかり成長したものと思われる。 そして終盤。 「突撃! 4人の戦士」なるサブタイトルもあることからてっきり、由自が號らと共に敵地でラストバトルなのかと思われた。 しかし彼は、国連に制圧されたネイサー本部で、兵士たちの目から隠れて必死で號たちとの連絡役を務めることに。きっちりオペレーターとしての業務をこなした。 当時は何故由自が乗り込まんのだと激怒したものだが、本部を護りオペレータとしての任務をまっとうしたことは、彼の精神的成長をきちんと示したといえる。 その代償に、当然ラストバトルにおける出番はゼロだったわけだが。 ゲッターVS由自以前だったら絶対無理やり乗り込んでいたな。そしてレミの代わりに爆死していた、と。 ※レミ=號たちのサポート役としてラストバトルに赴いた少女。 中盤あたりでゲストキャラとして登場。幼い頃から敵に捕らわれ、敵地で育ってきた経験から、ラストバトルの案内役として決戦場に赴く。 そのさなか、敵幹部の一人ラセツと心を通わせるが、直後に敵の攻撃に巻き込まれ死亡。これは作画が良かったこともあり、作品中最高の神回として伝説となっている。 ちなみにこの回、由自の出番はゼロでした。 もう一つ言うと、DVD第4巻の表紙も由自じゃなくてレミ(多分。てか、誰だか分からんぞアレは……由自でもナルキスでもないことは確かだが) 蛇足になるが、由自がコンピュータを扱う手さばきが素晴らしく見事で、それまで完全文系人間だった自分が「あーやってコンピュータつかっておおきなおしごとやってみたーい♪ キーボードをあんなにカッコよくたたいてみたーい♪」などとアホなことを考えてしまった為に、その後必死こいて数学勉強するハメになったのは絶対秘密。 現在、10%ほどその夢は叶っているといえなくもないが……キーボード叩きまくって入力作業orz 由自萌えとしてオススメは 第2巻 第15話「子供達を救出せよ!」。由自無断出撃回。私が見始めたのはこれより1話前。 それ以前は見ていないので由自が何故ネイサーにいるのか、私は未だに把握していない。 第3巻 第21話「ネイサー基地壊滅作戦」。大停電に陥った基地を救うため由自走り回り。 第4巻 第33話「対決!ゲッターVS由自」 第5巻 第41話「重力の罠からの脱出」。加賀美浩氏作監の回は最高だ。必死こいてアームライザー操縦して高重力下で號を呼ぶ由自はマジ燃える。バーベル持ち上げようとして上がらない非力っぷりも萌え。 第47話「国連決議・降伏せよ!」由自萌え的にはこれが最終回。 本日何故こんな長いブログになっているかというと、 おとといの分を一刻も早く以下略。

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