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カテゴリ:ブルーシード
このコードギアス全盛のご時世を全く無視しての青種レビューはまだまだ続く。
同じ種ということでテーマをSEEDにしようかと思ったがさすがにやめた。 Z次回レビューはとりあえず進捗率60%ほどですスミマセン。 竹内激萌えオッサン激燃えの二言を言いたいが為にあったようなBS16・17話であったが、今回18話はまたガラリと趣を変えた、陰陽師桜の話である。 例によって楽天にDVD在庫がないようなのでこれで代用。 左が桜で左下が小梅。 8話にて、紅葉のライバルとして突如出現した桜。 だが積極的に出番を奪おうとするも、ことごとく紅葉にかるーく「やめてよね。本気を出したら桜さんが(人気で)私にかなうわけないでしょ」などと伸されるハメに。 巨乳、眼鏡、金髪、そばかす、ドケチ、ちゃんぽん英語、巫女、これだけの属性を持ちながら何故、彼女は紅葉に勝てなかったのだろう? 青種世界七不思議の一つだ。 やはり、様々な萌え属性を全部乗せしては自爆してしまうということなのだろうか。紅葉のように「ドジっ子」属性一つに特化した方が強力だということか。やたらと関係ない方向で資格取るよりも、一つでも専門分野で大得意がある方が強いからなぁorz いや、もしかしたらあと猫耳とメイド服を完備すればひょっとすると(以下略) ちなみに巫女&ぐるぐる眼鏡姿はこんな↓感じ。(c)竹書房 しかし8話では荒神退治もアイドルデビューも紅葉に邪魔され、11話じゃラスト木に吊られたまんま、14話でようやく国土管理室に合流するものの、15話じゃ荒神ごと工事現場を崩壊させる。よくよく分析してみるとかなりひどかった桜の扱い。 というわけで、ここ18話に至るまで彼女に関して深く語られることはなかった。キャラグッズやCDのラインナップ見る限り紅葉、草薙についで人気があったと思われる彼女だが、本編での扱いはことごとく紅葉やら草薙やら国土やらに食われまくり。 ま、ヤエ梅の出番がそれだけ増えたから私は大満足だが(鬼) んで、ようやく桜ファン待望の桜メインがこの18話。 いつも紅葉以上の能天気さを誇る彼女だが、実はハードな過去があった。桜の母親は15年前、諏訪湖で荒神「ノヅチ」を葬る為に桜の目の前で命を落としていたのだ。その宿敵・ノヅチがスサノオの影響で復活。桜は国土も学校も辞めて単身、ノヅチ退治に向かう。母の残した「七星五霊符」を武器に。 しかしノヅチの体内では、桜の母がノヅチと融合していた! 母は桜に、自分ごとノヅチを封印するよう命ずる。果たして桜はノヅチを倒すことが出来るのか? という話。 告白パ○ツがどーの願掛けがどーの弁当がどーのと浮つきまくりのどこぞの国家公務員どもの耳の穴かっぽじって聞かせてやりたいイイ話である。ことに、業務中にエロゲやるわパ○ツ占いソフト作るわ人の足引っ張りまくるわ人を勝手にアイドルコンテストに出場させるわ、挙句の果てには荒神退治で願掛けしやがるわなどなど無茶苦茶していたあの、成金オタクハッカー坊ちゃま八重樫君に。 しかし、宿敵を前にしてちゃっちゃと学校辞めるわ国土も辞めるわ、桜の行動はいつも素早いなぁ……とか思っていたら、 いきなり桜、命より大切なはずの七星五霊符を落とす。 やはり肝心な処でドジるあたりが、どれほど頑張れど紅葉に勝てぬ理由か(泣) しかも天敵紅葉に、お別れに自分のアイドル写真あげてその時に落とすとは……マミーも未熟よね♪ってお前だよおおおお!!!(大泣) いつもここ一番でドジる桜だが、いつもはご愛嬌ということで許せるが今回は常時シリアスなので、このドジっ子っぷりが妙にちぐはぐな印象を受ける。 そして今回最大のネックが作画。8話や15話の桜しか知らないと、今回後半の桜とか見るに、最早どちら様で?状態。MUSASHIの夢姫とまでは言わないが、今回の桜を髪を濡らした小梅だとか言われても、私は疑わなかっただろう……汗 胸とか太ももとか肉づきの描写は結構よろしいだけに、顔が余計気になる。 しかも後半の桜は巫女姿でもボディコン姿でもアイドルコスでもなく、バイクスーツのつなぎ。しかも色が青とピンク。詳細は下写真をどうぞ。せめて赤と黒とかには出来なかったのか……orz そりゃシリアスな中で、いきなり巫女に変化するシーン挟んだら興ざめだろうしアイドルコスやボディコンで宿敵と戦うわけにもいかんのだろうが。いや、しかし、せっかく桜メインなのだから巫女&眼鏡姿をなぁ……ぐちぐちぐちぐち 七星五霊符を持って桜を訪ねる国土管理室ご一行。但しヤエ梅に松平さんはお留守。ちなみにこの時、 ヤエ梅揃って雑魚寝(*゚∀゚)キター!! ちなみに八重樫は床で、小梅はソファで。 もうこのシーン一つで妄想の10や20は軽く出来てしまう。あのまま小梅がソファから落っこちて八重樫の上に乗っかって、いやいやこの状態になる前にどんなやりとりがあったのやら、そもそも松平さんは普通に机で寝てるのに何故八重樫と小梅は床で、これは相当接近してきたと見てよろしいのではないでしょうかどうですか皆さ そんなくだらん妄想はともかく、とりあえずきちんと寝袋にくるまり眼鏡を外してる八重樫はなかなか可愛い。に対して、小梅はパ○ツ丸出しです。ちなみに黒。 いやいや小梅ちゃん風邪引いちゃうよ杉下氏から山賊呼ばわりだよ~……って いいのか? 小梅ならいいのか!? 紅葉はダメで小梅ならOKな理由を200字以内で記せテレ東!!! それともアレは黒のレオタードだとでも?! いやいやお腹がわずかに見えてたしアレは確実に例のブツだろう!! ともかく、姿を消した桜を探す国土ご一行。しかし彼女のマンションを捜索していたら突如、ノヅチに襲われてしまう。そこに草薙、そして桜も到着するが、紅葉と桜がノヅチに飲まれるハメに! 崩壊する桜のマンション。結構家賃は高いだろうに住民はえらい迷惑です。ヘタしたらワールドトレードセンターな状況の中、ちゃっかり竹内をお姫様抱っこして脱出する我らが国木田室長は素晴らしい。 ノヅチの中で、桜は幼き日の夢を見る。母の思い出。母がノヅチに飲まれた瞬間。血の羽のように桜の眼前に落ちた七星五霊符。周囲から能力を疎まれ、誰も頼ることが出来ずに孤立していく桜。しかしそんな桜の能力を見出したのは、何と怪しい英語を喋る碇ゲンドウ!! ゲンドウはそのまま桜をアメリカに拉致り、こうしてエヴァ弐号機パイロットは誕生したのだ!! 「そのノーリョクは、きっとヒトビトの役にたーつ。ワーシントンで、そのパウワァを伸ばしてみないかー?」 ……冗談はともかく、立木氏の演技はゲンドウ知ってると腰砕けモノ。 外では国土も到着するが、ノヅチに暴れられては中の二人が危ないということで小梅は何も出来ない。そして通信中の八重樫を振り返って叫ぶ 「八重樫、頼りはお前だけなんだぜ!」 キキキキキキタタタタタキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!が100個ほど脳内を駆け巡った瞬間でありました。 いやもう、原作のローソク云々発言知ってるとホント感慨深い小梅の発言でありますよ。18話はさっきの雑魚寝シーンとこの「頼りは」発言で、ヤエ梅至上主義としては大満腹です。 しかも小梅の声が、微妙に本気で八重樫を頼りにしている感じなのが素晴らしい。何も出来ずにごっついイライラしていても良さそうなのに……ここは八重樫に任せるが得策という判断が瞬時に出来るようになったあたり、隠れた小梅の成長がうかがえる。 当の八重樫は紅葉との通信でそれどこじゃなかったがorz 八重樫と通信を交わす紅葉、しかしその間にも異変があったらしく彼女は悲鳴を上げる。紅葉の悲鳴を聞いた草薙はいつも通り全く見事なまでに何も考えず、自らノヅチの中へ。 ノヅチの中では巻き込まれた車やらトラックやら青い時やら紅葉のスカートやら、いろんなブツが溶け出しておりました。紅葉のパ○ツが全く見えないのはいつものこととして、桜のスーツが何故殆ど無傷なのかが不思議でなりません。胸は多少はだけていたけどさ。 桜は式神を使って奮戦するも、絶体絶命まで追い込まれる。草薙も強引に入ってきますが全くの役立たず。車の上で抱き合う紅葉と桜が若干百合入ってたのはともかく(ちなみにOVAじゃさらに百合)、草薙さん……何しにきやがったアンタ。ノヅチますます暴れ狂うし。 そこへ現れたのは、ノヅチと融合を果たし、変わり果てた桜の母だった。紅葉と同様、胸に魂を埋め込まれ下半身がノヅチと繋がってしまった母を見て、桜はたじろぐ。スサノオの影響でノズチの力を抑えきれなくなったと母は桜に告げる。そして母は言う──自分ごとノヅチを封じろと。 あまりの結末に、桜は愕然。自分は母を救う為に修業を続けてきたというのに──「好きなんでしょ、お母さんのこと!」とついさっき桜を励ましたばかりの紅葉も茫然。 その間にもノヅチはさらに暴れ、橋を崩壊させヘリを落とし、母はさらに苦しむ。葛藤の桜。 だが、母は桜を一喝する。「未熟者!」そして一瞬だけ、母親の優しい表情に戻る──それを見た桜はついに決断。 見かねた草薙は「俺が封じる」と言い出すが、桜は「これは私の仕事」とキッパリ。 母の意志は桜へと受け継がれ、桜は七星五霊符を母の魂へ撃つ。 脚本が原作者の高田裕三氏だけのことはあり、思い入れたっぷりに桜が描かれたホンだなぁとしみじみ思う。音楽もストーリーと響きあい、桜に感情移入した人間は間違いなく泣く。 それだけに、クライマックスの作画の悪さには別の意味で泣ける。特に桜がオフダ放つ瞬間。 しかし母ごとノヅチを封印した後、十秒であっけらかんと再登場する桜。 エヴァ以降のキャラなら精神崩壊の一つや二つ当たり前な状況であるが、そこは桜の修業の賜物なのであろう。今まで通り元気にアイドル&陰陽師稼業へと驀進するのでありました。 近年だと似たような「母殺し」の物語はやはり「鋼の錬金術師」であろうが、エドとアルが50話近くもかけてようやくスロウスを倒したのに比べ、わずか1話でやりきった桜はスゴイというべきか。こういう、肉親や師匠の屍を乗り越えて敵を倒すってな話は素直に涙腺を刺激する。 16話では国木田が親友を撃ち、18話では桜が母を撃った。そしてその次の19話はついに、草薙が楓と対峙する──少なくとも戦術面ではちっとも成長しない草薙は果たして、楓を撃つことが出来るのか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.12.18 22:08:41
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