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日本・アンチテキパキ党

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2007.05.24
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カテゴリ:ブルーシード


LDセットじゃー! 楽天様がついにブルーシードのLDセットを仕入れられたぞー!!
……って既に在庫なしだがorz
他にも色々と青種関連DVDを探してみたが、いずれも在庫なし。画像があるやつすらろくになしという有様。


というわけでかなり久々のブルーシードレビュー。
せっかくカツレビューを完結させたというのに、5年以上前からの懸案事項であるこちらをやらないわけには参りません。
今回は第19話「陽炎 旅立ち 愛、離れない!」
少々方向性の変わってきたブルーシードサブタイトルだがあえて突っ込む。どこの演歌か。


ある夜突如、オーロラに飲み込まれ外界と遮断されていく街のシーンから今回は始まる。
音もなく、静かな光と猫たちの影とともに飲み込まれていく街の姿はまさにエヴァのさきがけという感じだった。声もなくただ恐怖に震えるしかない少年の姿は、ヘタなグロシーンより痛々しい。
放送当時、時期が時期だけに今回犠牲になった「小暮市」が「神戸市」に聞こえて仕方がなかった。
スサノオの覚醒なのか。翌朝国土管理室が出動するが、「首都消失」そのまんまなオーロラはレーザー、対戦車ミサイル、電車etcetcあらゆる物体の侵入を阻み、さすがの小梅も手の出しようがない。八重樫はオーロラが陰陽道でいう八陣遁甲だということまでは突き止めたものの、あとさっぱり役立たず。



要するに今回は、紅葉と草薙と楓が密室でニュータイプ&エヴァ&ARIAケットシーごっこな話。
楓の幼女姿と小学生姿とブレザー姿と色々拝めて楓ファンにはたまらん話。
そして草薙ファンにはもっとたまらん話。冒頭でいきなりスサノオに犯され悶えてるし(服もいつも通りハダケ、夜の街中で変態姿をさらした挙句噴水に突っ込む。草薙護にしか出来ないサービスシーンであるOK
しかも噴水が階段状になっててわざわざその一番上あたりに突っ込んで段を転がり落ちるなどいちいち芸が細かい。つくづく思う、魂が股間になくて良かったな……
同時に紅葉も魂を熱がっておりますが何故こっちはハダケない?)
あと、楓をストーカーする草薙に負けじとばかりに草薙をストーカーしてオーロラに入る紅葉ファンにもたまらん話。
つまり、筋金入りのヤエ梅萌えな自分にしてみれば最もいらない部類の話なわけですが、改めて今見てみると幼稚園児な楓の背後からハァハァと汗だくで目ェ剥いて近寄る草薙氏が笑えてしょうがない。


楓を追って、魂の力でオーロラの中に入る草薙。カミーユを感じるファ、シロッコを感じるサラの如く敏感に彼を感じ取り、紅葉もまた国土管理室の制止もきかずオーロラの中へ。
オーロラの中でドラマは進み、純然たるナチュラルどもでありオールドタイプである国土管理室は当然突入出来ないので、この先はずっとヤエ梅ほぼ無関係に話が進行することに。よってレビュー終了。




というわけにもいかんのでさっさと話を進めてみる。
街に人間の姿はどこにもなく、かわりに目に魂を宿した草薙氏の同類、もとい黒猫が大量におりまして紅葉を脅かします。
しかし前回前々回、ヒロインの座と出番を竹内と桜に奪われた紅葉はここぞとばかりに、必死で草薙を呼びまくり住人探しなんぞほったらかしで走り回る。同じことをカツ・コバヤシがやった日にはそれこそ死ね死ね大喝采だろうというウザまっしぐらな行為。可愛ければいいのか。OKなのか。
つーか自分で勝手に突入してって「もうやだぁ」はないよ(^^;)


「小さいころから分かってた。貴方がいつも私をストーカー見守ってくれてるって」
草薙の前に現れたのはかつての楓の幻。楓の幻影は小学生、ブレザー姿、幼稚園児と自在に変化し草薙を惑わす。そして……
「私と貴方は、言葉を交わしたことはなかったけど、心はいつも一つだった」
な、なんとぉ!? 生まれた頃からずっと監視しておいて口きいたことがない!?びっくりびっくりびっくり
楓と草薙は幼き頃からそれこそ今の紅葉と草薙のようにパ○ツ見た見ないだのの微笑ましきやりとりを……などという幼馴染萌えな方々の妄想は見事に粉砕される結果となりました。
この楓の一言で自害した草薙×楓派はどれほどいたことやら。カカカカ楓様、幻想で妄想を崩壊させてどうするか! 
そして草薙氏がまごうことなき生粋の真性ストーカー男であることもここで改めて確認できましてございます。しかも楓に言われるままに、ブレザー姿の楓を抱きとめるわ幼稚園児姿の楓を誘拐しようとするわやりたい放題。
そんなハレンチ宇宙人は許せネェ!とばかりに楓は突然化け猫に変化。紅葉の叫びもむなしく、哀れ草薙はストーカー誘拐魔の汚名を返上することなく猫の爪の餌食になってしまう!
ってか毎回毎回なんなんだこのやられようは!! ジェリドと大して変わらないじゃないかよ! ネコ娘のほうがまだ役に立つよ!!
……と思ってたら珍しく反撃に出る。めくるめく楓との妄想タイムを邪魔された怒りを爆発させ、草薙は猫の頭部を一撃。絶叫と共に無数の猫となって散っていく化け猫。勝利の草薙。会心の草薙。ニヤリの草薙。倒れる草薙……って、え?
あー皆さんお待ちかね、草薙氏の包帯姿ですよー(ヤケ)


いつもならこのような素晴らしき負け癖男草薙氏を助けるのが国土管理室なわけですが、今回は人間では手が出せない状態ゆえ、ヤエ梅はじめ国土の面々は外で足踏みまくり。
「どうするんですか!」とわめきまくる八重樫に対し、小梅は冷静だ。いつもなら八重樫が小梅をなだめて(そして小梅に殴られて)いるはずなのだが、今回はその構図が逆転している。前回も前回で、小梅が妙に八重樫を頼るような言動していたし。やはりアレか、17話の温泉ファーストキスがきっかけか(自分設定語り禁止)
今回みたいな文字通りヤエ梅カヤの外な話でも、何気なくヤエ梅の関係が描写されてる点がいいな。もっとも、ヤエ梅をひたすら一点見つめしている私のような人間でなきゃ分からん描写ではあるが。


そしてオーロラの中では、紅葉が草薙をぱにょぱにょ……もとい、手当てしておりました。
結構感動的なやりとりだったのでちょっと再現してみます♪


サラ「バカ! どうしてグワダンまで来ちゃったのよっ」
カツ「感じたんだ。サラがいるって」
サラ「だからって、のこのこ来たの?」
カツ「だって…」
サラ「だっても何もないわ!」
カツ「分かってるよ……」
サラ「ここから出られる保証だってないのよ」
カツ「ごめん。だけど……だけど僕、どうしようもなくて。サラが、サラがもう戻ってこないような気がして。邪魔になるかもって思ったけど、何も出来ないかもって思ったけど」
サラ「カツ…」
カツ「いつだって無茶するから、いつだって心配しなくちゃいけないんだ! Gディフェンサーに乗ってる時だって、ヘンケン艦長に修正されてる時だって、どんな時だってその顔が頭から離れなくて!」
サラ「カツ……!」
カツ「どうしようも、どうしようもなくて!」


ほんの出来心で、紅葉と草薙の会話を紅葉→カツ、草薙→サラで試してみましたうっしっし
ここで感極まった草薙は紅葉を抱きしめるわけだが、サラは当然「それを言うのは男じゃないわ」なのだろうなぁ……
それはともかく、ヘタにキスに走らず、紅葉の言葉と涙ごと不器用に抱きしめるってあたりが実にイイな。


「待っててくれるか。全ての決着をつけたら、俺は必ず戻ってくる。お前のまえにな」
昨今の優柔不断な男キャラどもにも見習って頂きたいカッコイイ台詞です。でもカッコイイけど草薙さんそれ、微妙に死亡フラグですよ!


しかし猫荒神に追われた草薙はまたも楓の幻を見る。惑わされネェって言ってたそばからしっかりさっきより惑わされている有言不実行の男草薙護。
「これが貴方の本当の心じゃない」とさらにエヴァエヴァしい展開が広がる。舞台装置出てくるし。くどいようですがエヴァよりこっちが先です。正確にはエヴァの1年前。
そして自分の幻にすら負けかかる草薙。いくらピンチになっても今回ヤエ梅は助けてくれんぜ、さぁどうする?
無限の幻影地獄の中、草薙は結局楓を振り払えず、幻と理解しつつも楓を護ってしまう。
「貴方の心が、それを望んでいないもの」
こういう心の中の禅問答めいたものはエヴァ以前にもいくらでもあったと思うし、キャラの心情を重点的に表現したい話では最適な演出方法だと思うのだが、エヴァが出てきてから却ってこのテの演出がやりづらくなってしまったのは皮肉だ。
しかもその後出てきた(本物の)楓が明かした計画はまさに人類補完計画だし。


いなくなった街の住民たちはみな、魂となり木の根に植えつけられていた。もう孤独に苦しむことも、つらい日々を送ることもない。そして笑うことも騒ぐことも。
モノホンの楓がその場を去る際、街へ向けた視線の意味は。
すでに国木田楓であることを捨てた彼女だが、未だに草薙への思いは燻っているのか。


「俺は今でも、奇稲田を守っているさ」
貴方には私だけ私だけ私だけがすべてと、わざとかどうかは知らないがくどいほど紅葉を無視しまくり紅葉以上に草薙に甘える(幻の)楓。ガンダムの方のSEEDなら間違いなくビッチ扱い決定です。
そんな楓を、草薙は遂に自ら引き離す。そして「失せやがれ幻め!」


ダークヒーロー草薙護、ストーカー・誘拐(未遂)の上胴体バラバラ殺人鬼と化す。
最後で見事罪状を増やし、汚名挽回いたしました。さすがジェリド。



オーロラは晴れたが、住民は決して戻らない。そして夕陽に照らされる街の跡には巨大なゼンマイが現れていた。
遂にスサノオがその牙を剥きだしにした。紅葉も今までのようにアイドルコンテストだのパ○ツ告白だの恋の願掛けで荒神退治ごっこだの血税でカッパ見物温泉観光旅行だの、ノーテンキはやっていられない。
「待ってるね、草薙さん。もう迷ったりしない。だから……早く帰ってきて」
健気な台詞はイイのだが、それも微妙な草薙死亡フラグです紅葉さん。
それにしてもラストでブランコに乗る紅葉の表情、ごくごく普通の萌え悩み顔にしか見えないのだが、とあるムック本では「クシナダの血が15歳の少女にこんなハードな表情を強いるのか」などと書かれていた。
あれでハードだなどと言っていたら、最近の数々のアニメは女の子たちにどんだけハードな表情をさせていることになるんだ竹書房。


八重樫が紅葉から男らしく手を引き、国木田が親友を撃ち、桜が母を封じた前回までの流れに乗っ取り、今回見事草薙護は楓と決別を果たした。
楓の目的がはっきりした今回以降、ブルーシードの物語はパ○ツ告白なぞどこへやらの急展開へまっしぐらとなる。


というわけで、20話レビューはもうちょい早いペースでやりたいですスマイル





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Last updated  2007.05.24 22:29:57
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