石を暖めてカイロにしていた懐かしい話
霜が降りた寒い朝でした。末っ子の登校時、バス停まで歩くのに合わせて時々一緒にウォーキング。携帯の画像だと、古い写真に見えてしまいそう。舗装していない農道を歩いて登校する姿も昭和を思い出すが今朝の画像です。北風吹きぬく~♪ 寒い~♪ 朝も~♪、吉永小百合さんのデビュー曲を思い出しそう。寒くなると思い出す、懐かしい匂いがあります。40年も前の話、アラフィフ以上限定かも・・・しかも田舎で子どもの頃を過ごした人。私が子どもの頃を過ごした鹿児島でも冬は寒く、霜が降りることがあれば、雪も降る。3Kmの道のりを歩いて集団登校していました。親が車で送ることなんて無い(今はちょっと雨が降りゃすぐ車だわ)冬になると、朝から母が庭先で焚き火をして、火の中に川原で拾ってきた丸い石を入れていました。家を出る時に、暖まった石を火バサミで取り出し、新聞紙で包んで渡してくれる。現代みたいに携帯用カイロなんて無い時代の、石のカイロ、それで手を暖めながら学校へ行っていた。暖まった石が新聞紙を焦がし(石が熱過ぎて、ということは無かった)、懐かしい匂いというのは、その新聞紙が焦げる匂い。学校へ着く頃には石は冷えていて、その石をどうしていたかは思い出せない、途中で捨てたか?また持って帰ったか?