2005/06/12(日)02:34
『アフロディテの首』・森真沙子さん
大正後期から、昭和の初めの出来事から、現代(1995年)へ続く出来事、事件。
作家の芥川龍之介と挿絵画家の毬谷怜二は、ケルトという今のアイルランド地方に住む民族に興味を持つ。
その宗教は、ドルイド。
ドルイドは、霊魂が不滅で死語はあれからこれへと移るといわれている。それによって、死後の恐怖は無視され、勇気が湧いてくる。
だから、ケルト人は勇敢に戦い その時代周囲から恐れられていた。
そして、ドルイドは「首を取って来ては、玄関に飾ったり」
「その脳を食べる」とか・・・
これに、芥川、毬谷は 非常に興味をもつ。
そして、芥川は自殺し、毬谷はロンドンへ行き行方不明に。。。
そして、現代。
ある美術館で『ケルト展』が開かれるが、そこで女性の首無し死体が===!!
カメラマン真木れいこは、ロンドンで行方不明になった友人が最後に送ってくれた、「毬谷怜二の画集」が気になっていて、ケルトに興味が有ったというこの挿絵画家・・・
そこで、この『ケルト展』に行っていた。
ネオ・ドルイドもあるらしい・・・「ケルト同好会」これが、本当のネオ・ドルイド集団か???
現代の事件が、たどっていけば昭和初期の事件へ繋がる。