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カテゴリ:健康
【本日2度目の更新】 *体で考え頭で行動する 頭で分かっていても身体が言うことを聞かない時がある。 「今日こそは早起きしてジョギングしようと思ったけど、やっぱりだるいな...」 「眠いんだけど、今眠ると明日の宿題が終わらないままになってしまう...」 「禁煙したんだけど、どうしても我慢できない。たった一本ならいいかな...」 頭よりも先に身体が行動してしまうことも少なくはない。頭で考えたことを身体が理解し反応するまでにはいくらか時間がかかるもの。場合によっては身体が拒絶反応を示すことだってあるだろう。 身体は実際頭よりも正直者である。スポーツの世界では「身体で覚える」と言われるように、頭で理解するよりもまず練習して身体を動かしながら慣れよということだ。 頭も体も若い内に鍛えておかなければならない。単に頭でっかちだけでも困るし、筋肉ムキムキのマッチョマンだけでもいけない。 西野流呼吸法の開祖西野氏によれば、 「頭も体の一部であるゆえに、身体を動かしながら頭を働かせると良い」 という。体を動かさずに頭だけを働かせれば何倍も努力しないといけないのだ。 しかし、身体を細胞レベルで活性化させながら勉強すれば効果は高くなる。頭も細胞でできているので当然のことだ。 いきいきと身体を動かしていると物事は勝手にうまく行くようになる。この勝手にうまく行くというのが大切なのだ。 また、身体がいきいきしていると、たとえうまく行かなくてもそれほど落ち込むことはない。変な話だが、失敗しても楽しくなるもの。 氏の考えでは、身体がいきいきしている状態とは、細胞のコミュニケーションが活発になる時だという。細胞が活発にコミュニケーションを図ることで物事が勝手にうまく行くのだ。細胞がおしゃべりしながら活性化していく訳だ。 細胞は細胞なりの手段で意志の疎通を図りバランスを保っている。60兆もある細胞のひとつひとつがうまくつながりあう時、人間はとてつもない潜在能力を発揮するのだろう。 体調がすぐれず、どこか身体に異状がある時には、体のどこかで細胞がアンバランスな状態を生み出して、細胞間のコミュニケーションがストップしているのだろう。下手をすると細胞のいくつかが破壊されたり死んでしまったりしているのかも知れない。 頭と身体のバランスが健康を作る。頭が先走っても身体が頭を乗り越えてもよろしくない。 いわく、 「健全な肉体に健全な精神が宿る」 "A sound mind in a sound body."
(Photo: 鍛えれば鋼[はがね]の体になれる) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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