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【イセエビ受難】
フェリー横転で最盛期のイセエビ漁休漁…三重 2009年11月16日(月)15:28 三重県御浜町沖のフェリー「ありあけ」(7910トン)横転事故で、流出している油がエンジンへ送る前に一時的に約20キロ・リットルを貯留する「常用タンク」から漏れているとみられることが15日、尾鷲海上保安部などの調査でわかった。 重油は約500キロ・リットル積まれていたが、大部分は船底の燃料タンクに残っている模様だ。一方、漏れた油が周辺の定置網に付着するなど、漁業に大きな被害が出ている。 同保安部や第4管区海上保安本部によると、この日は第3管区海上保安本部の特殊救難隊5人と潜水士2人が船内に入り、流出個所などを調べた。油は「ファンネル」と呼ばれる煙突部分から流れ出していることを確認。ファンネルが常用タンクのあるエンジンルームにつながっていることや、流出量などから常用タンクからの漏出とみられる。 現場付近には最盛期を迎えたイセエビ漁の漁場もあるが、流出した油のために休漁を余儀なくされている。県などによると、現場から北約5・6キロと北東約3キロ、南約5キロの地点に、大型定置網が設置されている。15日に網を揚げた熊野漁協の間部誠さん(57)によると、タイやイカなど約500キロの魚に重油が付き、焼却処分せざるを得なくなり、「水揚げをやめて様子を見るしかない」と表情を曇らせている。熊野市の水産卸会社「水谷水産」の水谷修専務(47)は「定置網の休漁で魚の仕入れ量が7割減になった。イセエビの値上がりを心配する消費者からの問い合わせも多い」と話していた。 また、運輸安全委員会は15日、尾鷲市の病院に入院している松元浩人船長と1等航海士から聴取したうえ、船体の現状などを確認し、現地調査を終了した。 ニュースソースはこちら (…続きを読む) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.11.21 21:12:14
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