Homeward

2006/08/31(木)23:21

気密検査 2回目

家-建築日記(62)

今日、2回目の気密測定を行ないました。今回は、基本的に、テープでの目張りは、建物外部の24時間換気の吸気口と排気口だけの測定です。 ただし、建物外壁から小屋裏収納に引き入れている数本の空配管(PF管)が、まだコーキングで埋めていないので、この部分については、テープ貼りしようと思い、したつもりでした。でも考え直すと、失敗していました(本当は建物外部でPF管の口を塞ぎたかったのですが、ハシゴは危ないため、やむを得ず小屋裏収納部分でテープ貼り。でも、PF管が石膏ボード壁の中に埋もれていて、どれが外部からのだか良く分からず、ボード穴全体をテープ貼りしてしまったのですが、そこから別のPF管を屋内にスター配管しているので、実はツーツーだった・・トホホ)  気密測定今回は、圧をかけてみて、どこから空気が入ってくるか、探ってみることにしました。手をかざして探してみると、パイプファン、パッシブの給気口、それと、LAN・電話用の空のコンセント部分です。このうち、パイプファンとパッシブの給気口は、24時間換気があるので、普通付けませんが、ある目的のために、我が家では特別に付けたものです。また、途中で分かったのですが、東急ホームでいうところの「気密コンセント」(オプション)は、単にプレートと壁の間にゴムパッキンが入るだけの簡易的な「気密コンセントプレート」なんです。コンセントボックスをすっぽり覆い気密シートと気密をしっかりとる「気密コンセントカバー(ボックス)」ではありません。ですから、コンセントプレートに空穴があると、気密がとれなくなってしまう弱点があるんです。まず1回目は、何もしない状態で測定。  1回目おっと、前回よりも良い値、何と、0.4cm2/m2!程度とのこと。壁のクロスが貼られたりして、気密が良くなったのでしょうか。次に試しに外壁に面するコンセントの空端子部分だけ、このように目張りして、2回目を測定。  空端子目張り  2回目今度は、0.36cm2/m2程度と改善。あまり変化しないと思っていたのですが、若干良くなりました。 ウィークポイントを無くすと、まだ良くなるんです。つまり、建物そのものの実力は、もう少しあるようです。建物外壁から引き入れている空配管の処置も不十分で、この値ですので、グラスウール断熱としては、かなり良い気密性能が得られたと言って良さそうです。

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る