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「主権国家の最小限の防衛措置で日本が国益と自衛のため国論をまとめているのに対し周辺国が非難するのは小児病的だ」(金鍾泌自民連総裁) 盧武鉉大統領は6/9 ”鼬の最後っ屁”のような国会演説を行なった後、帰国した。その臭い部分は次のとおり。 『日本は一時期、帝国主義の道を取り、韓国はじめアジア諸国に大きな苦痛を与えた。<中略> 過去の歴史を思い起こす動きが日本から出るたび、韓国を含むアジア諸国民は敏感な反応を見せてきた。 防衛安保体制と平和憲法改正の議論についても、疑いと不安の目で見守っています。 こうした不安と疑いが何も根拠のないものでなく、そして感情だけに基づいたものでないなら、 日本が過去に解決できずにいる宿題をまだすべて解決できずにいるということを意味することでもあります。<中略> 過去はあるがままに直視しなければならない。率直な自己反省によって相手を理解し評価するよう、国民を説得しなければならない。 真実を語ることこそ真の勇気だ。昨年両国は「韓日歴史共同研究委員会」を立ち上げた。望ましい結果を願う。 <中略> (在日韓国人に)地方参政権が付与されれば韓日関係の未来に役に立つことだろう。』 演説内容( http://kaz19100.hp.infoseek.co.jp/siryo/n150610.html )は、 (1)日本の過去をなじり、日本の内政に干渉する部分 40% (2)北朝鮮問題 40% (3)未来志向、日韓関係改善 20% といった構成比率であった。 この演説について、小泉首相は「明るく未来に向かって進もうという意欲が出ていた。非常に未来志向だ」とコメントしていたが、“未来志向”はほんの“ちょっぴり”だった。 むしろ、日本の国内問題である有事法や憲法改正の動きに懸念を表明、さらに在日韓国人に対し地方参政権を付与することを露骨に要求。日本の主権を無視する無礼な演説であったといえよう。 また、“韓日歴史共同研究委員会”について、「望ましい結果を願う」と発言したことも気になる。韓国は“韓日歴史共同研究委員会”によって、歴史を韓国に都合よく歪曲しようとしているのではないだろうか。 韓国の歴代大統領の対日姿勢を振りかえってみると、就任当初には「過去離れ」を主張し日韓関係改善に前向きな発言をする。 しかし、病的に「過去」にこだわる韓国マスコミの対日感情論に足を引っ張られ、関係改善は結局、中途半端に終わるか、むしろ悪化させてきた。 韓国マスコミは“朝日新聞”同様、何がなんでも日本を悪者に仕立てなければ収まらないのである。 盧武鉉大統領は早くもそのパターンに嵌ってしまった。 韓国マスコミは、有事法国会通過、日本の歴史認識に対し、強い姿勢を示さなかったことを「低姿勢外交」「屈辱外交」と批判するだけでなく、 盧武鉉大統領が日本でのテレビ討論で今後、友好を深めるべき国として「日本、中国、米国」と発言したことまで、「米国をさしおいて日本とは何だ」と非難する有様なのだ。 こうした場合、訪問国を最初にあげてリップサービスをするのは外交上“よくある事”なのだが、こと日本に対しては、それすら許さないらしい。 野党幹部にいたっては「韓国外交史における恥辱の一つに記録される“間抜け”外交」と極論していて、日本は敵国扱いである。 まさに韓国は“小児病的”。こうした国とは“病気”が直るまで、まともな付き合いはできないし、しないほうがいい。 盧武鉉大統領は当初「今回の訪日では過去には触れない」「外交は国内世論に左右されてはならない」と言い、未来志向の日韓関係構築を目指したものの、 結局、国内世論を恐れて方針変更、日本での国会演説の内容を直前に二度も手直しして日本批判を強めたにもかかわらず、その甲斐なく韓国マスコミ、政治家から袋だたきにあった。 しかも、日本側からみてもその演説は「無礼千万、二度と来るな」的なものであり、日韓双方に不満を残してしまった。 結局、『信念なき男=盧武鉉大統領』の訪日は失敗であったといえよう。(日本戦略研究所) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2003年06月15日 11時28分02秒
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