ドリームガールズ
見た日2007年4月1日ここんところ邦画づいていたのでひさしぶりに洋画をみようと本格的なミュージカル映画のドリームガールズを見た。いやあ鳥肌モノ作品に感激した。1ストーリーの基になったのは、実際に絶大な人気を誇ったダイアナ・ロスとザ・スプリームス(シュープリームス)の成功秘話らしい。歌姫ビヨンセ・ノウルズがダイアナ・ロスにあたるディーナに扮している。何より目を惹くのが、新人ジェニファー・ハドソンのド迫力の歌声。実力を持ちながらも、成功するためにグループからはじき出されてしまうエフィー役で、映画デビュー作ながら、痛いほどの孤独を体現してみせている。成功の光を浴びながら、こちらも孤独のただ中に置かれることになるディーナの苦しみを、ビヨンセが抑えた演技でにじませたのも、対照的でいい。エディ・マーフィもなかなかいい味を出していた。 全体的にいいテンポとあきのこないストーリーで「シカゴ」と比べてもはるかにこちらの作品のほうが良くできているなと感じた。点数はひさしぶりのミュージカル映画に感動して90点! ちょっと高すぎたかな(笑)