水底の満月ブログVer.「月の散歩道」

2008/03/05(水)01:39

語り継がれるもの。

なんでもないこと(65)

2日連続ピンポイントで雨に降られている高原です。 昨日は舞浜で降っていたのに地元では降っていませんでした。 今日も出先でかなり激しく降っていたのに、地元ではそんなでもありませんでした。 どちらも寄り道せずまっすぐ帰っていれば避けられたわけです。 でも、やっぱり寄りたいわけです。 だからってピンポイントで降らなくても……。 昨日。 ひな祭りでしたね。 桃の節句。 だからといって特別なイベントがあるわけでもないのですけど。 せめてイラストあげたいかも、と思っていなかったわけでも無いわけですが…。 うーん。 困ったものだと思いながら会社に向かっていた道すがら。 歌を歌いながら歩いてくる幼稚園児とすれ違いました。 「あかりをつけましょ♪」 …あぁ、ひなまつりですもんね。 と、そのまま歩いていこうとしたら。 ……。 ………ややや。 子供だから許されるその歌詞はっ。 むか~し小学校で流行った替え歌じゃないですか! 別に誰かが真剣に教えたわけでもないでしょう。 たとえば、小学校でそれを聞いたお兄ちゃんが家で歌っていて、それを覚えて歌っている…というのもあるかもしれませんね。 そんなふうに、いつのまにかなんとなく歌い継がれていくのでしょうか。 時として、彼らはそれをあたかも自分たちの中で流行っている替え歌のように振る舞いますが。 実は昔も同じものが流行っていたりしたんですよね。 いつのまにか下の世代に受け渡されている、といえば。 いわゆる都市伝説と呼ばれるものも入るのではないでしょうか。 たとえば、人面犬とか、口裂女とか。 おかげで出会ったことはないのですが、話はよく聞いたものです。 人面魚は時折テレビで見かける事もありますが、人面犬はどこに行ってしまったのでしょう。 今でもどこかの街角で、 「ほっといてくれよ」 と呟いているのでしょうか。 そんな中、“紫の鏡”って聞いたことありますか? はたしてこれが全国レベルなのか、時期限定しないものなのかはわかりませんけど。 とりあえず、自分が子供の頃、この言葉をハタチまで覚えていると死ぬという噂が昔まことしやかに流れたものでした。 でもそれを聞くのは大抵小学生時代なんですよね。 それから、色々あったりする中学高校を経て大学2年になって…ここでハタチになる、と。 色々ありすぎて、そんな細かい伝説まで覚えてられないのが現状だと思います。 そのためハタチになる瞬間には殆ど頭にないと思われます。 そうしてあとで気が付いて、「しまった、“紫の鏡”って覚えてると死ぬのかどうか確認できなかった…!」となってしまうわけです。 そもそも紫色の鏡って、何。 ……でも、わたしの周りで信じている人はいなかったですけれどね。 もちろん理由があるのです。 噂の一般的な形は、 「“紫の鏡”をハタチまで覚えていると死ぬ」 なのですが、我々が通っていた小学校での噂は、 「“紫の鏡”をハタチまで覚えているとやかんが落ちてきて死ぬ」 だったのです。 なんだヤカンて。 そんなドリフみたいなオチがあるわけないじゃないですか。 あまりのドリフオチに誰も信じなかった、と。 そしてそのヤカンは一体どこから来たのでしょうか……。 不思議な噂って、本当に謎ですよねぇ……。

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