日本酒好き親爺の日々

2008/01/16(水)14:04

左義長

その他(301)

 今日は、我が地域の 『左義長(サギチョウ)』 の日である。 と言っても私が何をする訳でも無い。 私は、お袋が左義長に行き、焼いてきたお餅を食べるだけである。  お袋が用事があり行けなかったときに2~3回行ったことがあるが、儀式らしいことは何もなく藁で火を起こし注連飾りなどを燃やし、その火で餅を焼きながら井戸端会議を開いているだけのことである。 しかし、地域の情報は聞きたくないことまで細かく入手することができる。  私には耐えられない。 トンボ正月 藤澤衛彦 より抜粋  正月の飾り物が焼かれるサギチョウが、日本で朝廷の儀式として行われたのは、後花園天皇の永享四年(西暦一四三一年)の正月十五日で、この日の儀式は、青竹を樹て、台を三角に組み、竹葉をかぶせ、扇を結び、幣をささげて焼きはらった。  これをまねた庶民のサギッチョは、竹に三本の綱足【つなあし】をつけたり、または竹三本を足にしてオシンメイ(シメかざり)を三角に積んで焼きあげた。三角はすなわち火の表象で、この浄火で、餅をあぶって食うと、すべての邪気がはらわれ、一年中わるい病気にかかることがないと信ぜられてきたのである。

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