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テーマ:アニメ!!(3880)
カテゴリ:アニメ
昨日の記事に付け加えようとしたら、長文過ぎて
はねられちゃった・・・ ささっ・・・本編、本編。 黄泉につながる千引磐の前で、守護妖の大蜥蜴と激しい戦いを 繰り広げる、ブラック騰蛇。 俺が騰蛇を殺す!と怒り狂って大釜を振りかざした青龍や勾陣にも、 騰蛇は、ニーッとあざ笑うような残忍な表情を浮かべて、 容赦なく攻撃する・・・ そこへ 青龍!下がっててくれ! 神を討つことができる軻遇突智(かぐつち)の焔を 朱雀から借り受けた太刀に宿して、 悲愴な決意の目をした昌浩がやってくる。 太刀はデッカイのよ~ 引きずって持ってきてるの。 ところが、昌浩が振り上げると、ちゃんと振りかざすことが出来る 適当な大きさの太刀に変わるの。 ここからは、騰蛇との壮絶な戦いを繰り広げるのよ。。。 見てて、やっぱり・・・ツライ! 覚悟を定めた人の意志は 我らが考えている以上に強い。 見届けろ。昌浩の覚悟を。 それが晴明から我らに下された命だよ こう述べる勾陣姐さん、すっごくカッコイイです! 青龍形なし状態?!遙かにカッコイイんだもん 勾陣が言うとおり、覚悟を決めた昌浩は、騰蛇のどんな激しい攻撃もかわし ひるむこともためらうこともなく、騰蛇を術で捕らえ、一歩一歩近づいていき 力強い霊力で追い詰めて行きます。 最後の最後、もっくんの姿の想い出が胸に甦る。 「よせーーーーーー!」と騰蛇の絶叫が響く中、太刀を突き立て、 騰蛇が倒れて行きます・・・ もう息詰るほどの緊張感にしびれました。 まさに圧巻。 その迫力には、正直、感動モノでした。 同時に切なさも最高潮になっていたし。 よくぞ、ここまで映像として完成させたものだな・・・と。 スタッフと吹き替えの甲斐田さんはじめ、声優陣のみなさんの 努力と熱演に大拍手です 撃ち果たすと同時に、太刀は姿を消し、 倒れた昌浩が目を開けるともっくんの姿で横たわっている・・・ そっと抱き上げ、もっくんとの想い出に涙する昌浩。 つらいこと、覚えていなくていいよ。 眠れ。痛む記憶の欠片たちよ。 帰っておいで・・・ 俺の命をあげるから・・・ 彰子が持っていた匂袋の紐が切れて落ち、不吉なものを感じる。 倒れる昌浩、金の光に包まれて 上からそっと降りてきて地面に眠るもっくん。 そこへ、若・晴明と十二神将たちが駆けつける。 昌浩は今のままの騰蛇を生き返らせて欲しい そのためには自分の命と引き換えてでも・・・と高淤の神に願い出たのだった。 しかし・・・ 理を曲げるにはそれなりの代償が必要だった・・・ ここで天空・天后・太裳登場。 身内との縁の薄い晴明のつらさを心配するオリジナルの場面。 昌浩を失うだけでなく、昌浩にまつわる思い出を すべての人の心から消して欲しいと晴明に頼んでいった昌浩の願い。 約束は、守る・・・ でもなあ、じい様はそんなお願いを聞いてやるのは 嫌だったよ・・・ と寂しそうに呟く若・晴明。 寂寥感たっぷりで、とてもしっとりした名場面です。 敏次や行成、彰子、母の露樹が次々と登場、 みんな昌浩のことを思い、心配して応援している。 やがて、三途の川の手前に来た昌浩が、一人の女性と出会い 置いてきた人々の思いに涙する、もう一つの名場面。 自分が川を渡れば済むことだから・・・ しかし、置いて来たはずの彰子の匂袋を懐に見つけて、 涙がとまらない昌浩。 ほんとに、悲しくて思わずもらい泣きするくらい、 切ない雰囲気になってます。 その女性は、晴明の亡くなった妻・若菜。 精一杯の愛情をかけて昌浩を元の世界へと送り返す。 若菜の気配を感じてハッとする、若・晴明。 息を吹き返す昌浩。 勾陣に抱き上げられて目を開けるもっくん。 さくらの花が一気に咲き乱れる様子は、平和が訪れた象徴となる。。。 大百足が風音の亡骸を聖域に運んだことを告げ、 六合に巫女から托された赤い勾玉を預ける。。 風音の心がこもった勾玉・・・ そっと握り締め、目を伏せる六合の顔の綺麗なこと!! 欲を言うなら・・・ ここ、もうちょい、あと1秒の余韻が欲しかった! さらには、六合の髪の毛がサ~と風になびく描写があったら、 なおよかったのに!! 惜しいっ 魂が体に戻ったじい様に、彰子が昌浩の様子を心配してたずね、 大丈夫だと聞かされて安心したように戻って行く。 式の紙を回収して滅し、昌浩の想い出が人々の心から 消える事は無くなったのだが・・・ 神の予測も禍ものの思惑もすべて超えて昌浩は戻ってきた。 しかしその代償は大きい・・・ もっくんは、自分がなぜこんな白い物の怪の姿をしているのか なぜここにいるのかと尋ね、 勾陣に晴明の命だと教えられる。 そして・・・臥せっている昌浩のことをあれは誰だ? あれは、晴明の孫だと聞かされても、何の反応もしないもっくん・・・ ふと目覚めた昌浩。 そばで眠るもっくんを見て、たとえ何を引き換えにしてでも もっくんを失いたくなかったと涙する。 <追記> 昌浩が代償として失ったものは・・・アニメでは明らかにされませんでした。 ちなみに、紅蓮の昌浩との想い出、記憶ではないですね・・・ 紅蓮が昌浩との一連のことを悩み、苦しむことから解放されて欲しいと、 昌浩自身が望んだことですから。 昌浩も何を失うか分からなかったが、たとえどんな物を失ってでも 紅蓮を助けたい、ただただ、あのままのもっくんで 帰ってきて欲しかったんですものね。 その次の原作「真紅の空を翔けあがれ」の最初の部分ではっきりします。 失ったものは、陰陽師にとって、致命的な見鬼の才です。 少年陰陽師 真紅の空を翔けあがれ 著者:結城光流 角川ビーンズ文庫 ここで、ちょっと寄り道。 ふと思ったんですけどねー。 代償が何であったか?を明らかにせず、含みを残した終わり方に、 引っかかるんですよねぇ~。 これって・・・もしかして、続編への伏線になってたりして?! だったらいいな~~~と勝手な想像に、 ワクワクしてしまいますわ。アハハ┐(´ー`)┌ さて、ここでEDに昌浩の「六等星」のキャラソンが流れ、情感たっぷりに歌い上げ 「窮奇編 風音編 完」 の文字が。。。 バックには想い出の名場面が登場して、振り返れます。 「少年陰陽師」キャラクターソング~「風雅に響く詩を聴け」春 場面が変わって・・・彰子ともっくんを連れて元気になった昌浩が 貴船の蛍を見にやって来て・・・おしまいです。 原作にはない、サービスカット。 これで、ちょっとホッとしたものを感じさせてくれます。 おしまいになる場面、もう1秒か2秒、余韻を置いて欲しかったーーーー! ちょっと足りなかったよぉ。。。 映像が切れたと同時に出てきたのが・・・ベッカムさまのアップだったのには、 正直、ガクッ・・・でしたが。なんでベッカムさまなんだ・・・ 半年間、とても楽しませてもらったアニメでした。 昌浩の健気さ、頑張りは、ついつい応援したくなるものがあるし、 もっくんのツッコミは可笑しくて笑えて 保護者のような紅蓮の暖かい目と萌えボイスもよかった~ 若・晴明の声にも萌えたし (そう言えば、弟子・安倍泰明も石田彰さんだったわよね~!と お友達のおぼろさんがご指摘~。。(笑) 番組が違うって!!) 何と言っても神将・六合のカッコよさ!! 菊丸と同じ声優さんとは思えぬカッコよさに、参りました~~~~ 風音のことになるとアツーイ六合が、素敵でもありちょっと悔しい・・・とか?! コルダも少年陰陽師も(関西の枠では、同じ曜日、30分後に陰陽師だったの) 終わってしまって、すっごくさびしいです。 来月からどうしようかしら・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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