かぜまちだより お茶を傍らにおいて

2005/03/12(土)09:56

ちっとも人を怖がらないのです。

青茶(16)

きじ。久しぶりに見ましたよ。 家の敷地内まで飛んできたのですが、ぜんぜん逃げる気配無く、悠然と歩いてました。 あまりにも悠然と静かに歩いているので、ななすけはまったく気づかず・・・   今日飲んだお茶は、札幌の楼蘭というお茶屋さんの「〔女+乃〕香烏龍(ないしゃんうーろん)」。 台湾産の青茶です。 〔女+乃〕<女偏に乃>という文字、読みは「ない」、意味は「ミルク」。 モンゴルのミルクティーを「ナイチャ」といいますが、その「ナイ」です。 「〔女+乃〕香烏龍」とは、ミルクの香りのお茶という意味、 先日の日記で書いた「金萱茶」のことなのです。 同じ金萱茶でも、楼蘭のこのお茶はミルクの香りのお茶という名前だというのに ミルクの香りよりももっと特徴的な香りをもっていて、そこがとーってもいいのです。 その香りは、「桃」。熟れ始めの若々しい桃の香りがするのですよ。 お茶を淹れると、 爽やかな甘い香りがたちこめ、瞬間果樹の傍らにいるような印象を受けるんです。。。 この淡い水色からは想像できないようなしっかりした香り。   このお茶の香りをこの日記を読んでくださっている方に届けることができたらよいのに・・・・・ もうこのお茶にすごくはまってます。   昨日の日記で書いたメイグイ(薔薇茶)について、 スッフィーさんから、「お湯を入れると、花が開くみたいになるんですか?」というコメントを頂きました。 お茶になると、こんな感じになるんです・・・   つぼみだったメイグイが、花開こうと一層つぼみを膨らませた、そんな感じでしょうか。 色は生きているメイグイに近い感じですね。 お湯を注す前の色味とはちょっと違っていて、面白いなぁと思います。。。 ローズヒップとの類似についても、 スッフィーさんとmugifutabaさんから 「似ているのかしら?」と頂きましたが、 ビタミンCが含まれていることやカフェインレスのところが似ているところで、味・香りはちょっと違うっていう感じですよ。 お茶の色は同じ茶系ですが、ローズヒップよりも淡い色味ですね。 ローズピップに比べて、酸味に甘さがある感じです。 薔薇の花のエッセンシャルオイルの香りのようですよ。 なので、ちょっと甘酸っぱく、懐かしいような香り、味、、、です。 あと余談ですが、 ローズヒップは食物繊維も多いので、お茶にした後に食べるという楽しみがありますが、 メイグイはちょっと食べにくいかもしれないという違いもあります。 メイグイのジャムなども出ていますので、生の花は食用としていろんな活用も されているようですが、お茶としてつぼみの形で乾燥させたものは、 お湯を注した後でも、あまりみずみずしくならないのです。。。 食べられないことはないですが、ちょっとぱさぱさ。 でも香りを食べている感じがしますよ!

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