風猫股旅記

宮崎あおい主演の「好きだ、」を観た。
お目当てはあおいちゃんではなくて、西島秀俊くんですが('-'*)フフ

高校生時代、お互い想い合いながらもそれをうまく伝えることが出来ないまま、
ある事件がきっかけで離れ離れになった二人が、十数年後偶然出会って・・・
というお話し。

なんというか眠かった！が第一の感想。
どんなにつまんない映画でもそう眠くならない私だが、この映画は眠かった。
ここ1ヶ月ほど睡眠不足なせいもあるけど、この映画、画面が暗いんだもの。
話も暗いんだもの。
話が暗い、っていうのはちょっと違うかな？トーンが暗いというのかな、
抑揚のない淡々としたセリフ回しで話が進んでいく上、画面が暗いので眠くなっちゃう。
画面が暗いのもトーンが暗いのも、演出だとは思うけど辛かった。
近くの席からは軽い鼾も聞こえてきたしね、眠いのは私だけじゃなかったようだ(´ー｀)
んで、もんのすごくうっとおしくて気持ちがダウンした感じの状態が、ラスト直前まで続くので、
眠いし胸はモヤモヤしてるし、この状態のまま映画が終わったら悪夢でも見そうな気がした。
ラストでなんとか上昇してはくれたけど、それでも鑑賞後のすっきり感はなかったのだ。
鬱々が長過ぎたせいもあるだろうし、いくつかのエピソードが中途半端な感じがしたからかな。

でも、決して嫌いじゃないのだ。
役者さんは良かった。西島くんの高校生時代役の瑛太も、あおいちゃんの成長後の永作博美も。淡々としててほんとに自然というのか、彼らの生活を覗き見してる感じとでもいうか、妙なドキドキ感があった。
それに、高校生時代の二人の微妙な関係の切なくて甘酸っぱい感じ、
こういうの好きなんだよねぇ

関係ないけど、映画の日でもない、レディースディでもない、休前日でもない火曜日だから
空いているはず！と狙って行ったら
ロビーは人がいっぱい、それも男がワラワラと。というかほとんど男。
なんで？？？？と思いながら予告編とかＣＭの放映で謎が解けました。
この映画館は火曜日がメンズディだったのだ。
１０００円だったら男の人でもこんなに観に来るんだし、
入場料が安かったら今よりたくさんの人が観に来るってことだよね。
入場料、安くなったらいいのにね！

それにしても、こんなに男比率が高いのは初めてで、すごい違和感を感じた。
観に行くのは大概レディースディだから当然か(´▽｀*)
ただ、ゆったり観れなかったのだけは残念だ