2006/09/11(月)14:41
映画・太陽について
この週末に映画「太陽」を観ました。
上映は6時45分からなのに、5時15分から座席券発売で
1時間ほど並びました。
感想はう~ん、むづかしい。
一番先に感想を言わないで誰かがコメントを言った後に
書きたい気分です。どこか こ・わ・い。
主役は先帝・裕仁天皇、演じるはイッセー尾形、皇太后は
桃井かおり、侍従長らしき人に佐野史郎、こう書いた
だけでもなんか漂ってくるでしょう?
不思議な余韻が漂います。舞台は宮中のそれも戦争末期前後
なのですがまるでターミネーターの未来都市かバットマンの
ゴッサムシティのような閉塞空間です。
外国人監督のこの映画はあるところはリアルであり
あるところはファンタジーであり、あるところは残酷です。
実際に戦争に係わった方たちはこの映画をご覧になったら
どんな感想を持たれるでしょうか。もし自分だったら…。
悲しくてせつなくて悔しい。でも体験したことのない
私は笑ったりもする。(周りにも随分、笑い声が)
こんな描き方をしていいのかしら?みなが薄々感じていたことを
タブーをはっきりと形にしてしまいました。やはり…。
皆様のご感想をお聞きしたい映画です。
しかしイッセー尾形の怪演奇演は凄くて憑依しておりました。
「あ、そう…。」