アイ ラブ ミー、アイ ラブ ユー
ドライブ途中の道端で見つけた 可愛いいのちたち 11月末日あたりから 一氣にぐぐっと寒くなり、「これはもうすっかり冬だなぁ」という感じですが、こんなきれいな色を見つけると、心の中からほんわか~とあたたまってくるようです (*^ー^*)私の大好きな映画、ブルース・ウィリス主演の「キッド」は、仕事は出来るんだけど イヤミな性格の主人公・ラスが、ある日突然 なぜか8才の誕生日を目前に控えた子供の頃の自分と出くわすというお話♪この中で、大人のラスが、いかにも冴えない子といった感じの幼いラスを眺めて「みっともない子だ」と嘆くシーンがあります。このシーンを見たとき・・・思わず我が身を振り返って考えてしまいました自分に自信が持てず、不安から過食してデブデブに太ってた頃の私。。。そんな自信のなさを気づかれまいと、自信ありげに傲慢に振舞ってた私。。。そんな欠点だらけの自分を直視できなくて、感性を鈍らせて いつもぼやけたような表情をしていた私。。。もし、今の自分が そんな過去の自分と突然出会ったら、親しみを感じられるだろうか。。。。。(ーー;)氣持ちよく付き合えるだろうか。。。。。(ーー;)・・・・・・・・かなりキビシイような氣がするなぁ (T^T)映画の中のラスも、今は出来るいい男だと思ってる自分が昔は冴えない子どもだったという事実をなかなか受け入れられないのですが、当の本人が目の前にいるんだから どうしようもない (^◇^;)で、いろいろなことが起こったあげく、子どものラスと一緒に8才の誕生日当日に戻った大人のラスは、その日に起こった「最悪の出来事」を思い出します。大人のラスに励まされいじめっ子にケンカで勝って ちょっぴり自信をつけたのも束の間、先生にケンカを見つかって叱られた子どものラスを、病氣のお母さんが迎えに来ます。家に戻ったラスを、お母さんのいないところで お父さんが激しく叱りつけるのです。“病氣のお母さんに 心配かけて 無理をさせて! お母さんはな、もうすぐ死ぬんだぞ!!”お父さんに怒鳴られた瞬間、幼いラスは 目元をピクピクッと痙攣させます。大人のラスには、チック症候群っていうのか目の辺りがピクピクッと痙攣する癖があるのですが、このシーンで 「ああ、これが原因だったんだ」って わかります。また、成人してからのラスが 年取ったお父さんに優しくしようとしない理由もわかります。物陰ですべてを見ていた大人のラスは、一人取り残され ショックを受けて涙ぐむ幼いラスをしっかりと抱きしめて 語りかけます。“お父さんもひどく不安なんだ。 だからあんなことを言ってしまったんだ。 おまえが悪いんじゃない”私、このシーンで 涙ぼろぼろでした・・・・・ 。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。この映画を見てからもうずいぶん経ちます。当時は「昔の自分を受け入れるとか 受け止めるとか、 とてもじゃないけど出来そうにないなぁ・・・」と思ってた私ですが。。。その後 いろいろな体験をして、自分を見る目が少しずつ変わってきました。過食してた自分、傲慢だった自分、鈍かった自分、そういう「イヤだな、認めたくないな」と思ってしまうような自分を通してそのルーツをず~っと辿っていくと、「私の中の いとしいチビちゃん」に書いたように、つらい目、怖い目に遭って どうしていいかわからず、怯えたまま時を止めてしまった幼い自分がいました。。。そのときの私は、映画の中のラスと おんなじでした。傷ついた幼い自分を(心の中で)抱きしめて泣きながら思いました。“ずっと 自分の欠点を嫌ってたけど、 私はなんにも悪くない。 欠点だと思ってたものも 欠点なんかじゃない。 ただ 何とかして 自分の身を守ろうとしただけだ。 そして 他の誰も悪くない。 みんなつらかったんだ、怯えてたんだ。 みんな 自分の身を守るために こんな風になってしまっただけなんだ”傍目には「うわ~」と思ってしまうような態度も振る舞いも、寒い時に着るコートのように 身を守るためにまとっていただけのもの。それを責めてた自分は 冷たい冷たい北風さんぽかぽかとあったかく照らしてあげればずっと簡単に手放せるものだったのねで。。。ようやっと 子供の頃の自分と仲良くなれたラス二人のラスがその後どうなったか・・・それは ビデオまたはDVDでご覧くださいね(^^)そして、度重なるチビちゃん発見&救出を体験して、北風さんを かなりやめられるようになった私「キッド」を見た頃からは想像もつかないぐらい心安らかになれた氣がします昔の自分って思い出すとやっぱり「あちゃ~」っていう感じではあるけれど、でも どんなにみっともなくってもその頃の自分が必死でバランスとって頑張ってくれたから、今の私があるんだもの心やからだをこわしてしまうこともなく ここまで来られたんだもの過去の私の頑張りの上に今の私の大きなしあわせがあるんだもの今の私なら、過去のどんな自分に出会っても、「ありがとう!大好き!愛してるよ」って思いっきり抱きしめてあげられそうな氣がしますそして、以前出会った、今出会ってる、これから出会うだろうすべての人たち。。。たとえ その人たちが 一見どんな風に見えようとも、み~んな一生懸命生きてる縁ある仲間、 大切ないのちなんだよね嫌ったり 見下したり、そんな北風さんを演じる必要は もうないんだよねうん。。。今なら。。。なんだか言えそうな氣がするなぁ。。。 I LOVE ME そして I LOVE YOU