062046 ランダム
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2003年

2003年のエンター詩



ヒトはいつだって欲張り
他人のモノ欲しがって、自分を蔑んでは嘆く

山のように積まれたジブン
宝には目もくれやしないんだ

気がつかないだけ
気付こうとしないだけ

認めてあげるのが怖いだけ
ジブンと向き合うのが怖いだけ

弱いところを見つけると
直ぐに逃げ出したくなる

嫌いになるのは凄くカンタン

でも

好きになることは勇気を伴うもの






ねぇ。 耳を澄ましてみて。

貴方には 風たちの囁きが 聞こえる?
貴方に寄り添うように いつも離れずに共にいる風たちの声。

私たちの仕事は 心地よい風を流すこと。
貴方の心には いつも風が吹いているかしら?

ここは風の棲む町。 風天使たちの集う場所。

ほら、扉を開いてみて!
心地よい風が 貴方の髪を 貴方の心を 掠めてゆくわ。





あなたの前のちいさなお花。
あなたの傍にちいさなお花。

そよ風に揺らされて気持ち良さそうに揺れ
強い風はしなやかに笑顔でかわし、悪天候にも耐える

そっと寄り添う、その清楚で慎ましい姿がいい
気が付けば傍にいる、そんな存在がいい

ここは「風の棲む町」。
貴方の心の中に、今日も温かな風が吹くようにとの想いを込めて。

風天使は、今日も風を流します
今日も風を流します





大空に目を向けて 風の声を聞き
大空に手を伸ばし 風を捕まえようとする

近くにあると見えなくて 遠くのものを欲しがって
山のように握り締めても まだ足りないと手を伸ばす

形ないものに命を感じて  形ないものの姿を見て
木々が揺れるとき そこに 風は生きている

ここは 風天使の生きる森 風天使の棲む処
優しい風に囲まれる 町の中へと続く道





「一番星みつけた。」
空で輝く大きなお星さま。

街の明かりはとても明るくて。
街のざわめきはとても大きくて。

本当は違う一番星に向かって必死に手を伸ばす子供たち。
眩しい光に遮られて、輝きを無くした小さな一番星。

ここは、「風の棲む町」。

誰かが誰かに風を運び、誰かが誰かに笑顔を運ぶ。
温かで、優しくて、どこか懐かしい。

オトナがコドモに孵る場所。
星が星に戻る場所。
小さな木陰をつくる木と、枝に佇む小さな天使。

ここは、「風の棲む町」。


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