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晴耕雨読 時々昼酒 時には暮らすように旅をする

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かぜ わたる

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aki@ この様な書き込み大変失礼致します 日本も当事国となる台湾有事を前に反日メ…
NHKテレビ大阪@ Re:栂池高原スキー場 日本人ですか?と訊かれるゲレンデ(02/04) NHKテレビ大阪は、0896241455 をどうぞ。…

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2024.09.01
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カテゴリ:読後・鑑賞メモ

​ 作者の「超高速!参勤交代」は映像で観たが、こちらも映像化されているようだが、先ずは原作を一気読み。映像か舞台シナリオの小ネタ満載で、巧い&味がある役者が演じれば面白く仕上がるだろうと感じた。後日、プライムビデオで映像を観る機会があった。吉良をムロツヨシ、大石を瑛太が演じて、なかなか良い仕上がり具合だった。 


松の廊下の刃傷沙汰、内匠頭は即日切腹。ところが助かったはずの吉良が、翌日に脳挫傷で死亡、たまたま吉良邸に無心にきていた末弟(破戒僧、上野介と瓜二つ)が身代わりに。はてさて、京の島原遊郭で、身代わり吉良と名を隠して放蕩三昧の大石蔵之介、亡き主君の仇で討たれる者と討つ側の筆頭が出会う。上に立つ者が短気で強欲・吝嗇では、結局は下の者が辛い目に合わされると、ある意味では被害者二人が意気投合して貝合わせ。今でも世襲経営者に苦労している会社員も多いだろう。人気の半沢直樹シリーズをはじめ池井戸作品が会社員受けする時代。
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​​​年末時代劇の王道 ​忠臣蔵は赤穂事件をヒントに、当時の戯曲作家が時節を読んで横軸一杯の忠義と人情​話に仕上げた傑作。今でも癇癪持ちの主人を持つと部下は苦労する。これは一気読みできる作品です。事件がなければ赤穂藩(組織)No.2で昼行燈でいられたのに。赤穂〜最近話題になっている兵庫県ですね。​​​​
身代わり吉良が赤穂浪士を金銭的支援、寺坂と一緒に蔵之介の墓参り。これが面白い。
​​忠臣蔵 その男 大石 ​​​田村​​​​​​正和​主演の忠臣蔵をプライムコートで観たが、後一日(饗応の当日)だけ主君の堪忍袋の緒が切れなったら、温暖な瀬戸内の城下で平穏な人生を送れたとのナレーション。​​子だくさんの円満な家庭、世襲制の時代でも上司(主君)からは絶大な信頼を寄せられていたから失脚の危惧なし。藩財政は塩製造で裕福。せめて主君が吉良を討ち取っていれば、敵討ちは不要。お取りつぶしの残務処理をすませれば妻子との余生を送れた。余談ですが、葉室麟のスーパー牢人と奥さんが主人公の三部作小説では、吉良に強要されて将軍綱吉生母の桂昌院(元は京の町娘・お玉)に官位を与えさせられた朝廷が、尊王意識が高い浅野内匠頭を操ったとの新説。内匠頭が吉良を確実に討ち取る気があるなら、相手に接近して腹部か胸部を突く(刺す)のが常道。小刀を大上段に振りかぶっては致命傷は与えられない。これは内匠頭を使った朝廷側の威嚇行為だったと。刃傷沙汰の理由はさておき、この作品でも大石は器量人、逸材と描かれている。別の作品でも、その後の大石内蔵助の子息子女ネタはあります。後世になっても、大石こそ武士の鑑とか、真の武士と語られるが、おそらく本人は偉人なんかにはなりたくなかったと凡人は思いますが。









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Last updated  2025.06.21 14:22:11
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