晴耕雨読時々昼酒　時には気ままに一人旅

​​​​​​昨年１０月のデルタマイレージを使い切るベトナム＆台湾縦断二週間の旅
　​​ベトナム航空、セントレア空港を午前１０時発なので空港近くの東横インに前泊したが、飛行機が約３時間の遅延。空港につけば入国審査は長蛇の列。空港からバス利用の予定が、同じ飛行機だった中年カップ吏の旦那からタクシーの相乗りを勧められたのを断る勇気がなかったのが、ひとり旅の悲しさ。ぼったくり白タクシー（​空港案内所の斡旋）に乗ったら騙されそうになり拒否・下車。安い料金を提示して、当方が車に乗ったら空港利用料を請求、心配になって料金を確認すると提示額は一人分で三人なので３倍、よく空港の白タクが使う手口。結局は中年夫婦と共に予定していたバスを利用することにしたが、乗客待ちで一向に出発しない。やはり​​初志貫徹が大事​​だった。車掌さんに指示された場所（高島屋近く）でバスを降りたら道に迷い、途中で道を聞くも反対側を指さされる。日が暮れてから、やっとの思いでホテルに着いたらスーツケースの車輪部分が破損していて唖然​となる。翌朝にブンタウへ向かうので、何をさておきスーツケースの買い替えと余分な作業ができた。​​​​​​おかえりなさいで癒される　​リバーサイドホテルサイゴンは​​​10数年前にも宿泊したホテル。フロントで以前にも泊まったことがあると伝えたら、「おかえりなさい」と日本語で。少し癒された。​一泊朝食付き４千円足らず。ドンコイ通りに近く、お手頃ツアーの宿に使われることが多いホテル。​　　　　　​​​　最近、国際線出口にも市内（市場行き）への直行バスが乗り入れた。荷物代（もう一人分）がいるが、ひとり旅ならお得。車掌さんから切符を買う。出発時間を訊いても曖昧な回答で、ある程度の乗客待ちをしているようだった。これがアジア的です。後日、少し離れた場所にはローカルバス乗り場もあり、市街地までの停車場は多いが、こちらは荷物代は不要で、運賃も安いと知りました。

​​​　日本人なら安くする　ホテルに着くなりスーツケースを買いに外へ出る。夜になっても暑い。通りの店前にSALEの貼紙があったので物色していると、店内から人の良さそうなおばさん（当方よりは若いと思うが）日本人ならクレジット決済の手数料なし、税抜きで売るとセールストーク。以前は日本人ならお高めが定番でしたが、これも円安への配慮なのか。130Kドンで、約8900円。写真を撮ってLINEで家族に送信。無難な色のスーツケースを買う。余談ですが、ベトナムドンは「０」の数が多いので、千をKと表示してある店がある。おばさんから、壊れたスーツケースは修理して販売するので引き取りたいとの申し出があり承諾する。​​​辛いときこそ人の情けが身に染みる​​​​​​​​​​​​​​​　ホテルに戻りケースの中身を入れ変えようと思ったら、施錠のダイヤル設定番号を教えてもらうことを失念していたことに気づき、新旧のスーツケース（中身は空）を引っ張って再び買った店へ。途中、​​ジョギング中の少女が　何か手伝いましょうか？　と英語で話しかけてくれた。おっさんが汗だくで二つも荷物を引いているのが哀れに見えたのでしょう。ノープロブレム、カムオン！と英語とベトナム語で返事。かなり疲れていたが、とても爽やかで嬉しかった。ダイヤルの初期設定番号は000　よくよく考えれば当たり前のことで、ホテルで確認してからでも良かった。でも親切な少女に声をかけてもらえたのだから、それはそれで良し。後は、想定外の出費となったスーツケース、旅行中には壊れないことを祈るだけ。
​​茹でエビとビアサイゴンの夕食　​​荷物入れからや翌日以降の準備をしていらた９時を過ぎる。もう外へ出るのは億劫になり、ホテルのレストランで夕食。エビ334ｋ（約2200円）、ビアサイゴン55ｋ（363円）×２本で合計2900円余り。まだまだベトナムではビールは安い。明日はブンタウで一泊、その後はホーチミンへ戻って一泊予定。出発前は手ごろな価格に空きがなかったので、夕食中に再度、サイト検索したら泊まっているホテルで勅食付きで4300円に空きがあった。即、予約で、食事後にフロントで予約確認したら、移動中はスーツケースは預かってもらえることになった。身軽にブンタウへ行けることになったが、これなら慌ててスーツケース買い替える必要はなかった。​​​​​​​​​​​​​​　二日後に店に寄ったら、壊れたスーツケースは修理前で棚にあった。外装を張り替えるだけとのこと。物を大事にする精神は素晴らしい。当方が買ったものも修理した中古品に違いないと確信したが。




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