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テーマ:わたしの田舎暮らし(9)
カテゴリ:晴耕雨読時々昼酒
この時期になると、どこからともなく草刈り機の音が聞こえてきます。土手や、柿と無花果の樹の廻りに生育してくれる蕗やヨモギ、茗荷は食卓に並ぶ「季節の旬」なので、ここでは除草剤は散布できません。春の草(特にクローバー)は夏草の生育を抑えてくれているので、枯れるまで放置するのが良いとする方法もあるようですが、樹木の管理もあり、この時期には草刈りが必修作業になります。余談ですが、映画「男はつらいよ」で、サクラ達が近くの土手にヨモギを摘み(草団子用)にいくシーンがありました。こうした市民に開放された土手(共有地)は除草剤散布は厳禁なのでしょう。この回は、榊原るみがマドンナ(花子)でしたが、榊原るみはドラマ「気になる嫁さん」からのファンだったので、この役は?と落胆した記憶があります。近くの産地直売所には、自生の蕗を出品している人もいますが、刈り取る手間は大変です。 売れっ子作家の池井戸潤の「ハヤブサ消防団」の作中に、田舎暮らし草との戦いと語る場面がありますが、まさに同感‼、我が同志よ~の心境です。 ハヤブサ消防団 主人公の明智小五郎賞(⇒江戸川乱歩賞?)受賞のミステリー作家が、東京から父親の生まれ故郷の過疎地(八百万町ハヤブサ地区)へ移住して、直ぐに消防団員に勧誘されて入団。平和な?山村で起こる連続放火事件、カルト教団の勧誘や土地買い占め、登場人物の「知られていない」人間関係なども織り込んだミステリーです。ミステリー作家VS連続放火犯。村の消防団員の結束、池井戸作品では「お決まりの美人」も登場。主人公が失態を犯すポンプ操作大会は、当方の地域でも消防団のメインイベントです。分厚い本ですが、江戸川乱歩賞と直木賞、吉川英治文学新人賞も受賞している売れっ子作家、流石に上手く読ませます。
鳩のマークのスーパーマーケットには、もう西瓜が並んでいました。西瓜は大好物ですが、これから苗を植え付けて、夏まで待ちます。畑仕事を始めて7年目、自分が栽培している作物は買わなくなりました。居酒屋では、枝豆やピーナッツ類、サラダも注文しません。おでんも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2025.06.15 19:35:14
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