2009/10/24(土)00:35
A flat tire episode 2
キラウエア火山からの帰り道。
太陽もだいぶ低くなり、あたりも暗くなり始めていた。
この辺りは畑ぐらいで当然、街灯などない。
夜になったらヘッドライトのみが頼りだ。
そんな状況が僕の心に焦りを生んだ。
ガタガタガタガタ…。
嫌な予感は的中した。こんな場所でパンクである。
スペアタイヤはトランクにあったが、暗くなったら作業は出来ない。
すっかり気分は急降下である。
そんなところへ…。
消防車が通りかかった。希望の光を逃す手はない。
消防士のお兄様方に大きく手を振る。
どうやら近くの畑で焼畑をしていた為、
周辺をパトロールしていた模様。
手際良くタイヤを交換してもらい、彼らは去っていった。
ホント、彼らに出会えなかったら途方に暮れていた。
さて、次はどうするか。僕のフラストレーションは
レンタカー屋へ向かうこととなる。
目的地のホテルを横目に、コナ空港へ。
レンタカー屋のデスクへ駆け込み、その思いをぶちまける。
(今思えば、デスクのおばちゃんゴメンなさい。)
代わりに同じ型の車を貸してもらった。
しかもほぼ新車。
今となれば良い思い出である。