うつ病のタイプ

うつ病のタイプ

・内因性うつ病…ひとりでにおきる

　
・心因性うつ病…離婚・死別などストレスが原因

・身体因性うつ病…病気に伴う器質性のもの

アメリカ精神学会が作成した『精神疾患の診断・統計マニュアル第4版』（ＤＳＭ-4）では内因・心因といった区別をやめて、うつ病を「気分障害（mood disorder)]というカテゴリーに分類しています。
気分障害には、うつ状態に限られたうつ病性障害と躁状態も示す双極性障害の二つがあり、従来の内因性うつ病はうつ病性障害の大うつ病に、心因性うつ病は気分変調性障害に、躁うつ病は双極性障害に該当します。

うつ病にかかりやすい人
循環性格
・社交的で親切だが、物静かで気弱。優柔不断、八方美人的で二者択一ができないため板ばさみ状況に陥りやすく、うつ病にかかりやすい、といわれている
執着性格
・几帳面、仕事熱心、凝り性、強い義務感、強い責任感、徹底性、正直。このような性格の持ち主は疲労困憊していても与えられた仕事をこなそうと無理を重ねがちで、ついにはうつ病に至る