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カテゴリ:生活
今日は初めてセミナー販売の現場に投入された。
昨日は、見学だった。 キナーゼという健康食品の販売で1週間12600円するものを販売する、ということだった。 しかもお客さんが年配層なので、もう老人といっていいような方々にそういうものを勧めていいものかどうか、疑問を感じた。 セミナーをする合間に時間が空くのでこれがキナーゼですか、と訊いたら、まずは日用品が大事だよ、と先輩の方が仰ってくださったので、安心した。 今日は、そういう日ではなく、単純に日常食品を勧めていた。 今、働いている自然食品の店を経営している企業は、まず店があるので、お客に安心を与える、と思う。これでお店がなかったら、どこへ問い合わせていいのか高い商品を売りつけられて逃げられて、問い合わせ先がない、というのでは詐欺である。そういう会社ではなく、セミナーは店の宣伝をする、そのために年配層が相手なので健康がテーマになるけれど、私は、実はこれはあくまで直感だが、これからの客層である団塊の世代には「健康」ではアピールできない、と思う。多分、環境問題ではないか、と思う。だから、本当の大根には虫に喰われてて当たり前、それが薬にまかれていない証拠、というような論法の方が説得力はある、と思う。 「健康」食品は出回っているので、もう、飽きられている、と思う。実は、農薬をまかずに頑張っているお百姓さんは信念でやっていて、私もその信念にうたれました、せめて、ここのお百姓さんの大根を買えば、環境汚染は低くなる、少しでも良くしたい、と思ってお勧めしました、というような論法の方がこれからの客層である「団塊の世代」にはそういう問題意識を与えた方がいいのではないか、と思う。 実は、農薬をまいているお百姓さんが農薬の最大の被害者だから、いかに農薬を使わないで農業をできるか、という、除草剤を使わずに、腰を屈めて草むしりするのかいな、と思うけど、コンパニオン・プランツという考えがあって、適当な雑草と共存共栄していくという考え方である。実際、バラとにんにくは相性がいいらしい。 有機農家を増やすためには、有機野菜を買う、というのが消費者のアピールだと思う。 これ以上、公害を増やしたくないなら、買いたくないメーカーのボイコットをすべきだと思う。マーティン・ルーサー・キングは黒人を差別するバスのボイコットで勝ち、ガンジーはイギリスの商品の不買運動をした。これが一番効果がある、と思う。 これからの時代、むかついたメーカーや店にはボイコットだと思う。 いかん、セミナー販売から話がずれた。 「売る」という言葉を盛んに諸先輩たちはいっていたが、買っていただく、というのが本当ではないか、と思った。 まあ、私の持論ですけれどね。 人気blogランキングに参加しています。クリックお願いします お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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