過去を知る意味
自分は何者か。それを形成するのは過去の自分。知識もそう。過去の自分が行ってきた行動の積み重ね。過去の行動を見ると、いろんな別々の行動にも、一貫して自分がいる。そうやって知った過去は、活かすこともできるし、これから修正していくこともできる。過去を知ることは学びだ。書を読み、学ぶことも、他人の過去の経験を知ることになり、失敗を避け、成功を得ることにつなげることができる。歴史を知るのもそういう意味がある。そして、そうやって形成された自分に、正解・不正解はない。ただ、自分にできることや、できないことがある、という事実があるだけ。できることがあるなら、それを存分に活かすことが大事。過去を知ることで、何ものにも代えがたい、自分に気づけるから。