年上の人と話すこと。
実際、年上である必要はないんだけども。少なくとも、自分の知らない世界を知っている人であればいい。最近は、年上の人と話す機会が増えている。もちろん、生徒の親御さんもそうだが、そういう関係ではない年上の人。「生徒/子ども」という共通の話題なく、いろんな話をする年上の人。そういう人と話すと、話したことによって自分を知ることになる。自分が何を知っていて、何を知らないのかもわかるし、たくさん教えてもらうこともある。知識面では、方向性が違うが、その知識を手に入れるための根本的な考えなどは、年上だからこそ知っていることがたくさんある。今日も2時間ほど、お話をさせていただいたが、いろんなお話を聞かせていただけた。やっぱりいろんなことを知っているし、その分いろんな経験をなされているし、考えたこともなかったことを吸収できる。もちろん、同年代や、年下(後輩・部下)からも、いろんな学びを得られるが、同年代同士だと、時代の中で経験してきたことが似通っていて、知識レベルも近かったりするし、同年代であるがゆえの、深く聞きづらいこともある。もちろん、そこでしか得られない学びもあるが、年上だからこその学びもある。もし、自分と同年代の人としかつるんでいないのであれば、それはある種、もったいない、と言える。中学生、高校生の中には、同年代の人としかほとんど会話をしない子もいる。本当にもったいない。自分と年代の違う人の話を、もっと聞くような場に繰り出してほしい。今の楽しさが、もっと楽しくなるかも知れないし、将来が大きく開けることもあるだろうから。