2017/10/11(水)01:38
言語化のプロセスが成長を促す?
生徒にはよく、
人に教えるとよくわかるようになるよ、
と言っている。
実際、
感覚的にわかっていることも、
言葉にしようとするとなかなかに難しい。
それでも言葉にして、
1回で無理なら、言い換えて、
そうやっていろんな言葉にして伝えてみると、
違った角度からも見られるようになる。
今日ちょっと気になったのが、
世界体操にて新技を出した人の話。
論文を書いていて、
その新技(伸身の技)となる技のもとの技を研究していたそう。
それを研究する過程で言語化したことで、
明確にイメージがわいた、とか。
スポーツをやっている特に思うけど、
言語にて説明できるようになったことは、
細かい点で修正をしやすいと思う。
なんとなく変えるではなくて、
理由を明確にして、どう変えたら良いのかも明確にできる。
思考の流れを明確に言語化することも大事なこと。
ディスカッションとかやるメリットは、
そういうところにもあるんだろう。
話をすることでも、
話を聞くことでも、
どちらの方法でも、感覚的なことを言語的に理解することになる。
ということは、
オーディオブックのようなもので音声で聞いたって、
本を手にとって文字を見たって、
言語化が行われることで
それまで感覚的だったものが理解できるようになり、
より深く理解できるということだ。
理解が深ければ、
練習時の効率もあがる。
無駄も少なくなるからだ。
ということで今宵も、
読書をして寝ます笑