カテゴリ:勉強方法について
解答の根拠になる部分は、
だいたい直前にあるんだ! と教えられる子が多いそうだ。 なんて暴論だろうか。 近くにある、なんて誰が言ったのだろう? 問題にも一切書いてない。 こう思って問題を解いている子は多い。 そして、 それが根強く残っていると、 修正するのには地味に時間がかかる。 僕は生徒たちに、 「近くになければ、先へ進め」 が鉄則だと、口酸っぱく伝えている。 2段落先に解答の根拠となる部分があるなんて、 大学によってはよくあることだ。(一橋とかだいたい。東京、名古屋、筑波とかもある) この間のセンタープレで、 どうもそういう問題が出たようだ。 英語力があり、 かつ、 根拠が先にあるかもしれない、 をしっかり実行できた子は点数があがった報告をしてくれた。 これに対し、 その罠にまんまとハマった子は、 ごっそりその大問を落としたようだ。 もちろん、 先まで読まなかったこと自体が原因なのではなく、 先まで読むのを途中で諦めたり、 前半を何度も読んで根拠を探すことで(実際は後半にあるのに)時間切れになったり、 というその後の行動が点数に結果として現れているようだ。 根拠がわからない状態で、 正解がとれないのは当然のことだ。 仮にあっていたとしても、それは運が良かっただけだ。 受験は運では乗り越えられない。 実力をつけて、 その上で運が上乗せされて受験を優位に進められた、 なんてことはあるだろう。 まずはどうしたら正解にたどりつけるのかを 徹底して解決していってほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 10, 2018 02:51:37 AM
コメント(0) | コメントを書く
[勉強方法について] カテゴリの最新記事
|
|